マイナーチェンジで2トーンカラーや新たな安全装備が追加され、魅力が増したコンパクトカー「スズキ・スイフト」。
グレード体系は従来よりシンプルになり、スイフトスポーツを含めて全6タイプです。
ここではスイフトの人気グレードランキングや、人気グレードに付く装備について解説していきます。
この記事の目次
スイフトの売れ筋人気グレードを発表
メーカー発表のグレード別販売台数や中古車流通量、ディーラーへの調査など、当サイト独自に出したスイフトの人気グレードランキングです。
順位 | スイフトのグレード名 | 価格(万円) | 流通台数 |
---|---|---|---|
1位 | 1.2 XG | 137.7~154.0 | 244台 |
2位 | 1.4 スイフトスポーツ | 187.4~208.8 | 111台 |
3位 | 1.2 ハイブリッド RS | 187.9 | 101台 |
4位 | 1.2 RS | 178.2~178.6 | 35台 |
5位 | 1.2 ハイブリッド MG | 163.3 | 32台 |
6位 | ハイブリッド SZ | 208.7 | 4台 |
スイフトの人気グレードの装備を比較
売れ筋ランキングで圧倒的1位の1.2 XGは、1.2Lエンジン搭載のエントリーグレードです。
2位に続いた1.4 スイフトスポーツは1.4Lターボエンジン搭載のスポーツグレード、3位の1.2 ハイブリッド RSはマイルドハイブリッド搭載の上級グレードになります。
続いて、ランキングの上位3グレードそれぞれに標準で付く主な装備について解説しましょう。
スイフト 1.2 XGの主な装備は?
〇スイッチひとつで施錠・解錠とエンジン始動ができるキーレスプッシュスタートシステム
※スイフトスポーツ、ハイブリッド RSにも標準装備
携帯リモコンを身につけていれば、リクエストスイッチを押すだけでフロントドアやバックドアの施錠・解錠が出来ます。
さらに、エンジンの始動もブレーキペダルを踏みながらエンジンスイッチを押すだけでOKの便利な装備です。
〇ドライブに役立つさまざまな情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイ
※スイフトスポーツ、ハイブリッド RSにも標準装備
メーターパネルに、燃費や航続可能距離、時計、外気温度など、ドライブに役立つさまざまな情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイを装備。
画像はカラータイプですが、スズキセーフティサポート非装着車はモノクロタイプとなります。
〇寒い日のドライブを快適にする運転席シートヒーター
※スイフトスポーツ、ハイブリッド RSにも標準装備
運転席に、シートバックと座面を温めるシートヒーターが内蔵されます。
エアコン暖房より暖まるのが早く、寒い日の乗り出しも快適です。
また、4WD車には助手席にもシートヒーターが付きます。
1.4 スイフトスポーツの主な装備は?
〇ハロゲン式よりも明るく省エネのLEDヘッドランプ
※ハイブリッド RSにも標準装備
ハロゲンヘッドランプよりずっと明るく、夜間走行時の安全に貢献するLEDヘッドランプを採用。
消費電力が小さい、球切れの心配がほとんどないなど、メリットの大きい方式です。
また、重い荷物を積んで車体が後ろ下がりになった時は、オートレベリング機構により光軸を自動で調整してくれます。
〇悪天候時に後続車からの被視認性を高めるリヤフォグランプ
※ハイブリッド RSにも標準装備
リヤのナンバープレート下部に、濃霧や豪雨などで視界が悪い時に後続車からの被視認性を高め、追突の危険を回避するリヤフォグランプが装備されます。
〇ドアミラーの開閉を自動で行うリモート格納ドアミラー
※ハイブリッド RSにも標準装備
ドアを施錠すると自動でドアミラーが折り畳まれ、イグニッションをオンにすれば自動で元の位置に戻る便利な装備です。
〇サポート性の優れたスイフトスポーツ専用フロントシート
レッドのステッチと「Sport」のロゴが入った専用バケットシートが装備されます。
ワインディング走行でもしっかり体を支えてくれるサポート性と、スポーティな外観が魅力です。
〇抜群のコーナリング性能を支える17インチアルミホイール+195/45R17タイヤ
大径17インチアルミホイールと、高扁平の195/45R17タイヤを装着。
スイフトスポーツの高いコーナリング性能を支えるだけでなく、ビジュアルのカッコよさも抜群です。
スイフト ハイブリッド RSの主な装備は?
〇事故予防に威力を発揮するスズキセーフティサポート
※XG、スイフトスポーツにも設定あり
ハイブリッド RSは、安全運転支援システムの「スズキセーフティサポート」を標準装備。
XGやスイフトスポーツではスズキセーフティサポート非装着車を選ぶこともできますが、ハイブリッド RSはスズキセーフティサポートが強制的に付いてきます。
スズキセーフティサポートのメインとなる装備が、自動ブレーキの「デュアルセンサーブレーキサポート」です。
その内容は、「前方衝突警報機能」「前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能」「自動ブレーキ機能」の3つの機能からなります。
さらにスズキセーフティサポートには、以下の装備も含まれます。
- 後退時にも自動ブレーキにより障害物との接触を防ぐ「後退時ブレーキサポート」
- ペダルの踏み間違いによる急発進を防ぐ「誤発進抑制機能」
- バック時にペダルの踏み間違いによる急発進を防ぐ「後退誤発進抑制機能」
- 約60~100km/hで走行中に車線をはみ出しそうになると報知する「車線逸脱警報機能」
- 約60~100km/hで走行中に車両が蛇行すると報知する「ふらつき警報機能」
- 先行車が発進したにも関わらず停車し続けた際に報知する「先行車発進お知らせ機能」
- ハイビームとロービームを自動で切り替える「ハイビームアシスト機能」
- 最高速度や進入禁止などの標識をメーターパネル内に表示する「標識認識機能」
- 隣の車線の後方から接近する車両を検知すると報知する「ブラインドスポットモニター」
- バックで出庫する際に後方左右から接近する車両を検知すると報知する「リヤクロストラフィックアラート」
これだけの予防安全装備が付いていれば、心強い限りですね。
〇ドライバーをペダル操作から解放するアダプティブクルーズコントロール
※XG、スイフトスポーツにも設定あり
ミリ波レーダーにより先行車との距離を測定し、自動追従走行を行うアダプティブクルーズコントロールを装備。
ハイブリッド RSのアダプティブクルーズコントロールは全車速追従機能付なので、前車が停止すれば自車も停止します。
渋滞路も含めてドライバーをペダル操作から解放し、ロングドライブの疲れを軽減する装備です。
〇エコと夏場の快適性を両立させるエコクール
空調ユニットに内蔵された蓄冷材の効果で、アイドリングストップ中でもエアコン吹き出し口から冷風が出ます。
エコと夏場の快適性を両立させる装備です。
スイフトで人気の装備は?
任意に装着できるメーカーオプション装備の中から、特に人気の高いものを取り上げ解説します。
上から俯瞰した映像で駐車をサポートする全方位モニター用カメラパッケージ
「全方位モニター用カメラパッケージ」を選んだ場合、フロント、リヤ、左右両側の計4か所のカメラで捉えた映像を、上から俯瞰した映像などに変換して純正ナビ画面に映し出す装備が付きます。
死角にある障害物などを画面上で確認できるため、駐車や幅寄せの際などに威力を発揮。
駐車に苦手意識がある人も、このオプションを付ければ安心です。
安全性や利便性が向上するアップグレードパッケージ
XGとハイブリッド MGは、ヘッドランプが明るさがイマイチのハロゲン式で、ドアミラーのリモート格納機能は付かず、ホイールはチープな鉄チンです。
廉価なグレードなので、このあたりが我慢のしどころですね。
もしその点に不満を感じるなら、LEDヘッドランプ、リモート格納ドアミラー、16インチアルミホイールなどがセットになったアップグレードパッケージの装着をおススメします。
当サイトのおススメグレードはスイフト 1.2 XG!
スイフトの人気グレードに付く装備や、人気の装備について解説してきましたが、ここで当サイトが最もおススメするグレードを発表!
それは最廉価グレードの「スイフト 1.2 XL」です!
おススメの理由は、単に人気ランキングがナンバーワンだったからではありません。
なぜ1.2 XLがおススメなのかを、以下で解説します。
必要十分な装備が付くから
スズキセーフティサポート非装着車を選ばない限り、充実した安全装備が付きますし、シートヒーターだって標準装備されます。
実用上、大きな不満を感じることはまずないはず。
もしヘッドライトの明るさや鉄チンホイールが不満なら、先ほど紹介したアップグレードパッケージを付ければ解決します。
ハイブリッド車との燃費の差が小さいから
XGのCVT車のカタログ燃費は20.0km/L。
ひとつ上のグレード「ハイブリッド MG」の21.0km/Lと比べても、ほとんど見劣りしません。
スイフトの場合、高いお金を出してハイブリッド車を選んでしまうと、ガソリン代で元を取るのは不可能です。
つまり、ガソリン車がお得ということですね。
MT車が選べるから
スイフトのハイブリッド車では選べないMTが、このXGでは選べます。
効率はCVTの方が高いとはいえ、自分でシフトしながら走る楽しさはMTでなければ味わえません。
ワインディングを攻めるなら、よりしっかりした足回りを持つRSのMT車がおススメですが、街乗りがメインならXGのMT車でも十分楽しめますよ。
コストパフォーマンスが高いから
XGの2WD車の価格は、スズキセーフティサポートが付く仕様で1,540,000円 (MT車は1,535,600円) です。
ワングレード上のハイブリッド MGと比べ、装備や燃費にほとんど差がないのに10万円近く安く買えます。
またガソリン車RSよりも約24万円も安く、スポーツ走行をしないならとてもお買い得です。
コストパフォーマンスは、スイフトの全グレードの中で一番でしょう。
売れているのも、分かりますね。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すスイフトの値引き交渉術
一回の交渉だけで、エクストレイルから限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。