「鼓動」がモチーフのアグレッシブなスタイリングや先進安全技術「アイ・アクティブセンス」の採用が魅力のコンパクト・クロスオーバーSUV、「マツダ・CX-3」の人気グレードと装備を紹介します。
エンジンは1.8L直4ディーゼルターボと2L直4ガソリンの2種類で、グレードはディーゼル車4種類、ガソリン車4種類の計8種類がラインナップされています。
この記事の目次
CX-3の売れ筋・人気グレードランキングを発表!
メーカー発表のグレード別販売台数や中古車流通量、ディーラーへの調査など、当サイト独自に出したCX-3の人気グレードランキングです。
順位 | グレード名 | 価格(万円) | 流通台数 |
---|---|---|---|
1位 | 1.8XDプロアクティブ | 263.0 | 287台 |
2位 | 1.8XDプロアクティブSパッケージ | 272.8 | 172台 |
3位 | 1.8XD Lパッケージ | 283.6 | 136台 |
4位 | 20Sプロアクティブ | 233.2 | 105台 |
5位 | 20SプロアクティブSパッケージ | 243.0 | 94台 |
6位 | 20S | 212.7 | 75台 |
7位 | 1.8XD | 243.6 | 43台 |
8位 | 20S Lパッケージ | 256.6 | 38台 |
CX-3の人気グレードの装備を比較
CX-3の売れ筋人気ランキングは、上位3位までクリーンディーゼル車で占められていました。
ここでは、ランキング上位3グレードそれぞれの主な標準装備について紹介していきます(※直下位グレードとの比較)。
CX-3 1.8 XD プロアクティブの主な装備は?
CX-3のクリーンディーゼル車4グレード中、第3位となる1.8XDプロアクティブ。
ここでは、直下位グレードの1.8XDと装備を比較します。
〇アダプティブLEDヘッドライト(ALH)
LEDヘッドライトの照射を自動調整して、先行車や対向車の幻惑を防止する機能です。
1.8XDは単なるLEDヘッドランプとなっています。
〇フロントドアアームレスト
フロントドアのアームレストをブラックの合皮で加飾、グレーのステッチがアクセントとなって、コクピットのグレード感を高めています。
1.8XDのフロントドアアームレストはソフト形成のみとなっています。
〇メーターフードトリム
1.8XDプロアクティブのメーターフードトリムはブラックの合皮で包装され、コクピットの高級感を引き出しています。
1.8XDのメーターフードトリムはウレタン樹脂で、デザインにも違いが出ています。
〇アダプティブ・ドライビング・ディスプレイ
メーターフードトリム上に設置されたクリアーなディスプレイに、運転中に必要な情報を随時掲示することで、視線移動を減らし安全運転に配慮した装備です。
また、先進的なデザインも人気ですが、CX-3では1.8XDプロアクティブ以上のグレードから装着されます。
〇交通標識認識システム(TSR)
実際走っている道路の交通標識を自動認識、ディスプレイに表示することで教えてくれる装備です。
特に交通標識の制限をオーバーした時、ディスプレイの警告表示とアラート音で教えてくれます。
〇ドライバー・アテンション・アラート(DAA)
CX-3がふらつくなどの異常な挙動を検知すると、ドライバーに休憩を促す機能です。
長距離ドライブなどの疲労によって注意力が散漫な時、これに助けられたという声も実際に聞かれます。
〇マツダ・レーダークルーズコントロール(MRCC)
先行車の有無や走行状態を自動認識して、アクセルを踏まずに自動運転してくれる機能です。
高速道路や渋滞時など、ドライバーの負担を軽減してくれます。
〇スマートブレーキサポート(SBS)
約15㎞/hで走行中、先行車をレーダーで捕捉し、衝突の危険が迫ると警報で知らせ、更には自動でブレーキを作動させて衝突時の被害軽減や衝突回避をサポートする装備です。
〇シート表皮
1.8XDプロアクティブのシート表皮は合成皮革とファブリック(クロス織)の組み合わせで座り心地と高級感を両立。 1.8XDはファブリックのみのシート表皮となっています。
〇ステアリングシフトスイッチ(AT車)
オートマでも手元のスイッチでシフトチェンジが出来て、よりスポーティな走行やエンジンブレーキを利かせたい時などに役立つ機能です。
1.8XDだと、ディーラーオプション(料金20,017円)となっています。
CX-3 1.8XDプロアクティブSパッケージの主な装備は?
CX-3のクリーンディーゼル車4グレード中、第2位となる1.8XDプロアクティブSパッケージ。
ここでは、直下位グレードの1.8XDプロアクティブにはない装備を紹介します。
〇フロントLEDフォグランプ
その名が示す通り、濃霧(Fog)など視界が悪い時に視界確保と視認性向上を目的として点灯するランプです(日本語で前部or後部霧灯と言います)。
ヘッドライトより低い位置を幅広く照らすので霧の中でも反射しにくく、安全運転に大助かりです。
※1.8XDプロアクティブ以下のグレードでは、ディーラーオプション(料金46,008円)となっています。
〇メッキガーニッシュ(フロント&サイド下部)
CX-3のボディにメッキ加飾のアクセントを配することで、高級感を演出できる装備です。
これがあるだけでエクステリアの印象がガラッと変わるので、お得感が味わえるでしょう。
〇運転席10Wayパワーシート&シートメモリー
運転席のポジションを電動で調整できる機能です。
また、お気に入りのポジションを覚えさせる事も出来るので、例えば誰かに貸した後、自分好みの設定に戻すのも楽チンです。
〇ステアリングヒーター
ステアリングホイールの3時・9時部分を暖めることで、寒い日のドライブも手がかじかまず、快適かつ安全に運転できる装備です。
管理人も最初は「要らないよ」とか思っていましたが、実際使ってみると、もう手放せません(笑)
〇運転席&助手席シートヒーター
フロントシートの座面と背もたれを暖める装備で、冬でも快適にドライブできます。
管理人は家内ともども冷え性なので、とても大助かりなおすすめ装備です。
CX-3 1.8XD Lパッケージの主な装備は?
CX-3のクリーンディーゼル車4グレード中、最上位となる1.8XDLパッケージ。
ここでは最上位ならではの装備、主に内装を紹介していきます。
〇ドアトリム
1.8XD Lパッケージのドアトリムは、スエード調の人工皮革「グランリュクス」を採用。
1.8XDプロアクティブSパッケージのビニールレザーと、その質感に大きな差をつけています。
〇インナードアハンドル(フロント)
1.8XD Lパッケージのインナードアハンドルは、サテンクロームメッキのアルミ調ベゼルとなっており、1.8XDプロアクティブSパッケージのシルバーベゼルと一味違った質感が楽しめます。
〇インパネデコレーションパネル
1.8XD Lパッケージのインパネをグレーのグランリュクスで装飾、1.8XDプロアクティブSパッケージのダークグレー合皮とキャラクター分けがされています。
CX-3で人気の装備は?
上位3グレードに標準装備されない、人気の高いオプション装備を取り上げ解説します。
理想的なサウンドを提供するボーズ・サウンドシステム+7スピーカー
アメリカの有名なオーディオメーカー、ボーズ社との共同開発によるカーオーディオシステムで、スピーカーはフルレンジ4個とツィーター2個、ベースボックスから構成されます。
音楽を、ボーズならではの重低音と臨場感溢れるサウンドで楽しむことができます。
7インチWVGAセンターディスプレイがエンタテインメント用に早変わりするCD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)
この装備を付ければ、7インチWVGAセンターディスプレイでDVDビデオや地上デジタル放送を楽しむことができます。
減速時のエネルギーを回収して燃費をアップするi-ELOOP
アクセル・オフ時に生じる減速エネルギーを回収して電気二重層キャパシターに貯め、エアコンやナビ&オーディオ、灯火類などの電装品の電力に使用する装備です。
発電のために費やしていた燃料を節約できるので、燃費向上に繋がります。
当サイトのおススメグレードはCX-3 20S プロアクティブSパッケージ!
ここまで、CX-3の人気グレードやランキングについて解説しましたが、ここで当サイトのおすすめグレードを紹介します。
CX-3に乗るなら、人気グレードランキングでは第5位と健闘した「20SプロアクティブSパッケージ」がイチ推しです。
その理由を、これから説明していきます。
ドライバーの快適性に差が付くから
運転席がメモリー機能付きの10ウェイパワーシートになるほか、シートヒーターやステアリングヒーターも付くので、それらが付かない下位グレードとはドライバーの快適性に大きな差が付きます。
ディーゼル車よりも快適性が優れるから
マツダのディーゼルエンジンは騒音や振動がかなり抑えられていますが、それでもガソリンエンジンには一歩を譲ります。
快適性を求めるなら、やはりガソリンエンジン搭載グレードがベターです。
価格に見合った安全・快適装備が付くから
20SプロアクティブSパッケージは233.2万円(2WD)、下位の20Sプロアクティブより10.0万円高く、上位の20 S Lパッケージとは13.6万円安くなっています。
先ほど紹介した通り、20S Lパッケージへのランクアップはほぼ内装の差であるのに対して、20Sプロアクティブからのランクアップはシートヒーターや10Wayパワーシートなど、お得な快適装備がついてきます。
10万円の差額でそれらが手に入るなら、非常にコストパフォーマンスの高いグレードと言えるでしょう。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すCX-3の値引き交渉術
一回の交渉だけで、CX-3から限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。