NBOXの実燃費は？街乗り・高速の燃費を検証

車の購入にあたって、軽自動車を選ぶ最大の理由は、その経済性であることは言うまでもありません。軽自動車は燃費がいいと誰もが思っています。

しかし、Ｎ-ＢＯＸの購入を検討される方の中には初めて軽自動車を購入される方や、初めて車を所有する方も多いでしょう。

それらの方々にとって、漠然と軽自動車は燃費がいいと言われても、実際にどれだけかかるのかが大問題なのです。

そこで、Ｎ-ＢＯＸの実際の燃費を他社との比較も交えながら様々な角度から検証してみました。

Ｎ-ＢＯＸの街乗りの実燃費

Ｎ-ＢＯＸのカタログに記載されているＪＣ08モード燃費はグレードによって20.6～25.2㎞/Ｌです。

しかし、実際にはＪＣ08モード通りの燃費は不可能なのです。

そこで実際の燃費「実燃費」はどうかというと、多くの口コミを平均すると街乗りで15.1～17.6㎞/Ｌといったところのようです。

もちろん使用状態によって大きく変化するのですが、ＪＣ08モードの65％が平均で、街乗りでは60％、高速で70％というのが実際の燃費に近いと思われます。

NBOXの街乗りの実燃費はどうなるのか

つまり、Ｎ-ＢＯＸの街乗りでの実燃費は15.1㎞/Ｌ前後、これはＦＦ車ですから、ターボ車や4ＷＤ車はもう少し落ちる計算になります。

代表的なグレードを表にすると次の様になります。

使用状況によって変わる実燃費

使用状態によって大きく変化する要因は、信号や渋滞の多さ。そして一度に走る走行距離によります。

都心部で僅かな移動距離の間に多くの信号があり、しかも一度に通過できないことが多く、走ってもせいぜい40㎞という使用状況と、めったに信号に引っかからず、60㎞で流せる郊外での使用状態では5㎞/Ｌぐらいのの差が出てもおかしくはありません。

Ｎ-ＢＯＸの高速の実燃費

一定の速度で巡行する高速道路では、無茶な速度や加減速を繰り返さない限りは、一般道より燃費はよくなるのが普通です。そこでカタログ燃費の70％という計算があてはまります。

Ａ/Ｃの使用頻度やルートでも変化する燃費

これには連休などのピーク時の大渋滞や、夏場のエアコンをかけっぱなしの状況は考慮していません。

また、高速といっても勾配のの多いルートも異なる結果かも知れません。さらに首都高などは時間帯によっては高速の燃費として判断しずらい面もあります。

Ｎ-ＢＯＸの平均の実燃費

上記の計算から平均の実燃費は多少乱暴かもしれませんが、65％が平均とするならば、Ｎ-ＢＯＸの平均実燃費は次の様になります。

ネット上のユーザーの平均実燃費も、概ね上記の数値から大きく外れていません。

もちろん普段高速道路をほとんど利用しなかったり、あるいは毎日のように利用する場合ではこの限りではありませんが、おおよその目安にはなると思います。

Ｎ-ＢＯＸの実燃費をライバル車と比較

ここで、Ｎ-ＢＯＸのライバルとなる他社軽トールワゴンとの比較を見てみましょう。

まずは販売台数でもしのぎを削るダイハツ・タント、そしてクラス最高燃費を誇るスズキ・スペーシアです。

気にしなくても良いタントと無視出来ないスペーシア

カタログ燃費の差が出る結果ですが、タントとの差なら許容範囲といえます。

問題はスペーシアの驚異的な燃費性能で、Ｎ-ＢＯＸを検討される方にとっては無視できない数字となります。

そして、この低燃費は”Ｓエネチャージ”と呼ばれるハイブリッドシステムによるものです。

ストップ＆ゴーの多い都市部や渋滞時にはわずかながら、アクセル開度を押さえることができ、スペーシアの街乗りの実燃費はもっと伸びると思われます。

NBOX実燃費のまとめ

実燃費というのは判断が難しいのです。

ＪＣ08モード燃費はあてにならないと言われますが、少なくとも同一条件での測定なので、車種ごとのＪＣ08モード燃費の差はそのまま判断材料になるはずです。

つまり、ＪＣ08モード燃費が悪ければ実燃費も悪いのです。

ただし、その差も平均65％と思う事が重要で、ＪＣ08モード燃費（カタログ燃費）の1～2㎞/Ｌの差は無いも等しく、特に軽自動車の様に重量の軽い車にとっては、人一人乗せただけで燃費は大きく変化します。

また、様々な荷物を載せっぱなしにしておいたり、タイヤの空気圧が適正値でないと、それだけで燃費が悪くなることもあります。

燃費に一気一優する我が国のユーザーですが、車にとってそれよりも大切な事柄で選ぶことも大切でしょう。

下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます！

新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。

もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。

ディーラーはウソを付いている！？

新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。

しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。

正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。

相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。

なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。

ユーザーにとっては損しかありませんね・・・

ディーラーに騙されないためには？

以前、管理人はBMW1シリーズ（116i）を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。

ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。

買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。

 

そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。

次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。

10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円＋リサイクル預託金でいかがですか？」と言われました。

リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。

その時の契約書はこちらです。

 

もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・

この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。

これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。

ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も

ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか？」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。

これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。

もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。

そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。

1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。

そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか～・・・116万円ではいかがでしょう？」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です！

その時の契約書です。

一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。

ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。

この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。

1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。

＞＞ナビクル車査定(無料)はこちら

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短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。

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