CX-3の一発値引き交渉とは、面倒な交渉事を出来るだけ短くして、1回の商談だけでCX-3の限界値引きを一発で引き出す方法です。
CX-3の一発値引き交渉を成功させるには、これで買っても良いと思う目標の総支払額を算出してマツダディーラーへぶつけます。
目標の総支払額を算出するには、事前にしっかりと値引き情報を調べて、希望グレード、希望オプション、諸費用を計算します。
あまり安すぎる金額では失敗してしまいますし、そこそこの金額ではメリットが少ないです。当サイトのCX-3の目標値引き額を参考にすれば、理想の総支払額が算出できます!
この記事の目次
CX-3の限界値引き金額をシミュレーション
CX-3の車両本体価格からの値引きの他に、ディーラーオプションからも値引きが可能です。オプション品によって割引率は異なりますが、20~30%ほどの値引きは可能です。
さらに利益率の高い、ディーラーのボディコーティングやメンテナンスパック、冬用タイヤ、錆止め加工、ディーラーオプションナビ、などを付けると、CX-3の値引きの総額は大きくなりやすいです。
以下を参考にCX-3の限界値引き額を算出しましょう。
CX-3車両本体からの目標値引き額(2024年9月現在) | |
---|---|
18万円 | |
Dオプション金額 | ディーラーオプションからの目標値引き額 |
10万円 | 2~3万円 |
20万円 | 4~6万円 |
30万円 | 6~9万円 |
40万円 | 8~12万円 |
50万円 | 10~15万円 |
瞬間的に値引きが多くなる時期 | |
1月後半~3月末 (年度末決算セール) |
上記+5万円前後 |
6月~7月末 (夏のボーナス商戦) |
上記+1万円 |
8月中旬~9月末 (中間決算セール) |
上記+3万円前後 |
11月~12月末 (秋・年末商戦) |
上記+1万円 |
CX-3の車両本体からの値引きに加えて、ディーラーオプションからの値引きをプラスすれば、CX-3の限界値引き額が見えてきます。
さらにタイミングによっては、さらに値引きの上乗せが可能な時期があります。
必ずプラスされる訳ではありませんが、上記の「瞬間的に値引きが多くなる時期」に商談するなら、上記の値引き金額相当がプラスされるケースが多くなります。
CX-3の値引き金額は一律で決まっている訳ではないので、営業マンによっても、ディーラーによっても、地域やタイミングによっても値引き額は変動します。
なので、上記のように値引き金額に幅を持たせています。
上記の範囲内なら、CX-3の限界値引きと言っても良い金額なので、全ての要素を取り入れたMAXの限界値引き金額と、契約の落とし所として少し控えた限界値引き金額も算出しておきましょう。
※MAX値引き例(決算期や利益率が高いディーラーオプションを付けた場合)
値引き種別 | 値引き金額 |
---|---|
車両本体から | 18万円 |
ディーラーオプション20万円から(30%) | 6万円 |
9月の中間決算期 | 4万円 |
CX-3の限界値引き額 | 28万円 |
※控えめな値引き例
値引き種別 | 値引き金額 |
---|---|
車両本体から | 18万円 |
ディーラーオプション20万円から(20%) | 4万円 |
9月の中間決算期 | 2万円 |
CX-3の限界値引き額 | 24万円 |
以上はあくまで一例なので、その時の状況に応じて、臨機応変に設定しましょう。
一発値引き交渉をする前に、相場に合った目標値引き額を設定する事が大事なのね
フロアマットを社外品にするだけで値引き効果大!
CX-3のフロアマットを純正オプションではなく社外品で揃えることで、差額分の値引き効果が簡単に得られます。
フロアマット | 価格 | 差額 |
---|---|---|
純正品 | 26,136~30,456円(工賃込み) | |
社外品 |
13,770円 | -1.2万円 |
フロアマットを社外品にするだけで、1.2万円以上の値引き効果となりました!
フロアマットは社外品でも純正品に劣らない品質のものが多いので、特に純正にこだわりがなければ社外品という選択肢もアリでしょう。
社外品マットってこんなに安いんだ!品質が純正と変わらないなら、社外品でもいいかもね
下取り車の相場チェック
下取り車があれば、ディーラーへ行く前に現在の価格相場を調べておけば、下取り込みの予算組みができますし、ディーラーの査定が高いか安いかの判断が付きます。
ネット上で下取り車の概算相場が分かる
CX-3の諸費用は?
CX-3の諸費用です。
車両本体価格とオプションの金額に、諸費用をプラスして、CX-3の値引き前の総支払額を出しておきましょう。
・自動車税(6月登録) 29,600円
・自動車取得税 0円(免税)
・自動車重量税 0円(免税)
・自賠責保険料 36,780円
・リサイクル料金 11,120円
・登録他諸費用 66,380円
次に紹介する諸費用は、自分でやる事でカットできるよ
カットできるCX-3の諸費用
納車費用(5,000~15,000円くらい)
納車費用とは、ユーザーが納車を希望する任意の場所(自宅や職場など)にセールスマンがCX-3を届けてくれる費用です。
もちろん、ディーラーに取りに行けば掛からない費用なので「取りに行くのでカットしてください」と言えば、浮かせられる費用です。
車庫証明取得手続き代行費用(5,000~20,000円くらい)
車庫証明とは、新車を登録する際に必要な書類で、ディーラーに頼むと代行費用が掛かりますが、これも自分で取得すれば、掛からない費用です。
車庫証明取得の手続きはそんなに難しくありませんが、平日の日中に警察署へ2回行く必要があり、期間も3~7日ほどかかるため、忙しくて行けない方にはちょっと大変かも知れません。
ここで裏技として、交渉の段階では「車庫証明は自分でやる」と代行費用をカットしてもらい、契約直前に「忙しくて取りに行けないので、やっぱりお願いできますか?」などと切り出すと、実費(普通車で2600円ほど)だけでセールスマンがサービスで取ってくれる場合もあります。
ただ、ディーラーによってはオンラインでまとめて手続きできる「OSS申請代行費用」として、登録費用とまとめて請求されるケースがあります。
OSS申請だと個別で車庫証明を取れないので、残念ながら車庫証明費用だけをカットする事が出来ません。
次に紹介する任意保険も値引きの材料に出来るんですって
任意保険も値引きの交渉材料に!
任意保険の契約もセールスマンの成績やディーラーの売上につながるので、ディーラーでの加入を条件に、更なる値引きの上乗せを狙えます。
例えば「本当は懇意にしている代理店で加入する予定だったけど、今回はこちらで加入するから、値引きを勉強してもらいたい」と持ちかければ、セールスマンも自分たちのメリット相応に値引きをプラスしてくれる可能性が出てきます。
また、ディーラーで保険に加入すれば、何かあった時にディーラーが窓口なので、修理のための入庫や代車の手配等がスムーズに進むと言うメリットもあります。
任意保険の見直しで保険料を節約
ディーラーで保険に加入する代わりに、値引きを要求するのもありですが、外資系の保険会社に比べて保険料が割高になるのは否めません。
そこで年間・又は月々の保険料が安い方が良いのなら、複数の保険会社を比較して、最も安い自動車保険を選ぶといいでしょう。
保険スクエアbang!なら、大手保険会社や外資系の会社を含めた複数の保険会社の見積もりを無料で依頼する事が出来ます。
見積もり結果はメールや郵送で送られて来ます。勧誘電話は一切ないので、じっくり保険料を比較して検討する事が出来ます。
管理人も年払いで2万円以上安くなりました!
実践!CX-3の一発値引き交渉術!
CX-3の希望グレード、希望オプションを選択して、上記の諸費用を加算すれば、定価の総支払額が出てきます。
そこから現在のCX-3の目標値引き額を差し引けば、目標となる総支払額が見えてきますね。
ディーラーでCX-3一発値引き交渉をスタート!
マツダのディーラーへ行って、目標の総支払額を伝える訳ですが、ただ「この金額にしてくれれば買う」と言っても簡単にOKは出ません。
そこで、「ライバル車を買うつもりだったけど希望の支払額になればCX-3を買う」と言う流れで伝えます。
ライバル車と競合させて、マツダディーラーのセールスさんの競争心を煽るわけですね。
また何度も商談することなく、総支払額さえクリアすれば確実に契約が一件取れる、と言う分かりやすさがセールスさんを頑張らせてくれます。
セールスさんにとっても無駄な時間を使わず、短期でCX-3の契約が取れる大きなメリットがあります。
一例として以下のように商談してみましょう。
「ヴェゼルの商談をしていて、これからホンダに行って最後の商談をする予定です。その前にCX-3も気になるのでマツダに来てみました。特に車種にはこだわりはないので、もし希望する支払金額になれば、ホンダへは行かずにこの場でCX-3を契約します。ダメならホンダへ行こうと思います。」と伝えます。
金額さえ合えばライバル車のヴェゼルを買わずに、自社のCX-3を買ってくれるならセールスさんは頑張ってくれるはずです。
当サイトのCX-3の目標値引き額を参考にして出した総支払額なら、成功する確率は高いでしょう。
仮にOKが出ない時は、ディーラーを変えて再度CX-3一発値引き交渉を仕掛ける事も出来ます。その際は、ディーラーを経営する法人が異なるディーラーで行いましょう。
※経営する法人が同じだと、顧客データが共有されているので、最初にディーラーに優先権があり、値引き交渉出来ません。
または、支払額の条件を少し緩めて商談を続ける方法もあります。セールスさんがもう少し条件が緩ければ、とセールストークではなく本気で言ってくるようなら、条件を緩めるのも一つの方法です。
ここで出すCX-3のライバル車は、ホンダのヴェゼル、スバルのXV、日産ジュークが効果的でしょう。
中でも販売台数では負けているヴェゼルを引き合いに出せば、マツダのセールスさんが強く反応します。
また、トヨタのC-HRも非常に有効なCX-3の競合車です。
別経営のマツダディーラーの探し方・見分け方
マツダのホームページメニューから「販売店」ページで検索(郵便番号、都道府県、販売会社、地名)すると、地図とディーラー名一覧が表示されるので簡単に探せます。
下線部分がディーラーを経営する会社名です。
同地域内に、三つの法人があるので、それぞれのディーラーで一発値引き交渉を仕掛ける事が出来ます。
CX-3の購入条件を伝えて待つ方法
CX-3の購入を急いでいない、安くなれば買っても良い、と言う状況の人なら「購入条件だけ伝えて、セールスさんからの連絡を待つ」方法があります。
これは、値引きが多くなる時期を狙ってやっても良いですが、逆に販売台数が落ちる時期(新車が売れない時期)を狙ってやるのも効果的です。
値引きが多くなる時期は、「1月~3月の年度末決算期」「6月~7月の夏ボーナスの時期」「8月~9月の中間決算期」「12月の年末商戦」があります。
新車が売れない時期は、上記以外の時期になります。まあ年中この作戦は通用するって事ですね(笑)。
実際にはディーラーへ行ってらこう伝えます。
「もしCX-3が総支払額○○万円になるなら、いつでも契約します。この条件で出来る時に連絡を下さい」と言ってみましょう。もちろん購入グレードやオプションも詳細に伝えておきます。
こうすれば、ディーラーやセールスさんの販売目標が厳しい時に、連絡が来る可能性が高くなります。
一つのディーラーよりも複数のディーラーで仕掛けておけば、さらに連絡が来る確率が高くなりますね。
CX-3のリセールバリュー(残価率)は
58.2%
グレード名 | グレード別リセールバリュー |
---|---|
1.5 15S | –% |
1.5 15S ツーリング | –% |
1.8 XD(6MT) | –% |
1.8 XD | 57.4% |
1.8 XD プロアクティブ Sパッケージ(6MT) | 55.7% |
1.8 XD プロアクティブ Sパッケージ | 60.8% |
1.8 XD エクスクルーシブモッズ | 56.1% |
2.0 20S プロアクティブ Sパッケージ | 60.4% |
2.0 20S エクスクルーシブモッズ | 52.3% |
1.5 15S 4WD | –% |
1.5 15S ツーリング 4WD | –% |
1.8 XD(6MT) 4WD | –% |
1.8 XD 4WD | –% |
1.8 XD プロアクティブ Sパッケージ(6MT) 4WD | –% |
1.8 XD プロアクティブ Sパッケージ 4WD | 62.6% |
1.8 XD エクスクルーシブモッズ 4WD | –% |
2.0 20S プロアクティブ Sパッケージ 4WD | 60.9% |
2.0 20S エクスクルーシブモッズ 4WD | –% |
2021年2月現在のCX-3のリセールバリューをはじき出したよ!
ディーゼル、ガソリン共にプロアクティブの人気が、リセールに反映されているね。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。