「鼓動」をテーマにしたダイナミックなエクステリア・デザインや、「スカイアクティブ・テクノロジー」採用による人馬一体の走行性能などが特徴のDセグメントセダン/ワゴン、「マツダ6」の人気グレードと装備を評価します。
パワートレインは2Lおよび2.5Lのガソリンと2.2Lディーゼルターボの3種類が用意され、駆動方式は2WD(FF方式)とフルタイム4WD方式が設定されています。
また、グレードは全6種類がラインナップされます。
この記事の目次
マツダ6の売れ筋人気グレードベスト5を発表!
メーカー発表のグレード別販売台数や中古車流通量、ディーラーへの調査など、当サイト独自に出したマツダ6の人気グレードランキングです。
順位 | グレード名 | 価格(万円) | 流通台数 |
---|---|---|---|
1位 | XD Lパッケージ | 377.4 | 114台 |
2位 | XD | 322.9 | 71台 |
3位 | 25S Lパッケージ | 336.4 | 49台 |
4位 | 20S | 276.4 | 30台 |
5位 | XDプロアクティブ | 355.8 | 8台 |
マツダ6の人気グレードの装備を比較
2位に大きく水を開けて1位となったXD Lパッケージは、ディーゼルターボ車の最上級グレードになります。
次いで2位に入ったXDはディーゼルターボ車のベーシックグレード、3位の25S Lパッケージは2.5Lガソリン車唯一のグレードとなっています。
続いて、ランキングの上位3グレードそれぞれに標準で付く主な装備について解説します。
マツダ6 XD Lパッケージの主な装備は?
〇車線変更をサポートするブラインド・スポット・モニタリングと駐車場からの出庫などをサポートするリア・クロス・トラフィック・アラート
※25S Lパッケージにも標準装備
側方または後方から接近する車両を検知すると、ドアミラー上のインジケーターの点灯で注意を促すブラインド・スポット・モニタリングと、後退時に後方から接近する車両を検知して警告するリア・クロス・トラフィック・アラートが装備されます。
車線変更の際や駐車場から出る際などの安全性を確保する装備です。
〇車線維持をサポートするレーンキープ・アシスト・システム&車線逸脱警報システム
※25S Lパッケージにも標準装備
カメラにより道路上の区画線を認識し、車線に沿って走るようステアリング操作をアシスト、さらに車線逸脱を予測するとステアリング操作に介入して車線逸脱を防ぐレーンキープ・アシスト・システムと、車線を踏み越える可能性を予測するとステアリング振動または警報音により注意を促す車線逸脱警報システムが装備されます。
〇バックでの衝突事故を防止する後退時スマート・シティ・ブレーキ・サポート&AT誤発進抑制機能(※AT車のみ)
※25S Lパッケージにも標準装備
後退時にセンサーで後方の障害物を感知し、ブレーキの自動制御により衝突を回避する後退時スマート・シティ・ブレーキ・サポートが装備されます。
さらにAT車の場合、ペダルの踏み間違いによるバックでの急発進を防ぐ後退時AT誤発進抑制機能も付加されます。
〇長距離走行などでのドライバーの負担を軽減するマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール
※25S Lパッケージにも標準装備
ミリ波レーダーにより先行車両との速度差や車間距離を測り、約30~100km/hの範囲で追従走行を可能とする装備です。
アクセルやブレーキ操作が不要になるので、長距離走行時などでのドライバーの負担を軽減してくれます。
マツダ6 XDの主な装備は?
〇車両や歩行者との衝突回避をサポートするアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキと、ペダルの踏み間違いによる事故を防止する前進時AT誤発進抑制制御
※XD Lパッケージ、25S Lパッケージにも標準装備
カメラにより前方の車両や歩行者を監視し、ブレーキの自動制御により衝突回避をサポートするアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキと、停車時や低速走行時におけるペダルの踏み間違いによる事故を防ぐ前進時AT誤発進抑制制御が装備されます。
〇交通標識を読み取ってディスプレイに表示する交通標識認識システム
※XD Lパッケージ、25S Lパッケージにも標準装備
カメラにより速度制限・侵入禁止・一時停止の交通標識を読み取り、その情報をアクティブ・ドライビング・ディスプレイに表示する装備です。
速度超過などを警告し、安全運転をサポートします。
〇ステアリングを切った方向にヘッドライトの向きを変えるアダプティブ・フロントライティング・システム
ステアリングを切る角度と車速に応じ、自動でヘッドライトの向きが変わるシステムです。
夜間におけるカーブや交差点での安全性を高めてくれます。
マツダ6 25S Lパッケージの主な装備は?
〇疲労による事故を未然に防ぐドライバー・アテンション・アラート
※XD Lパッケージにも標準装備
平常時におけるドライバーの運転や車両の動きを学習し、ドライバーの疲労蓄積や注意力低下などを検知するとマルチインフォメーションディスプレイ内のマークと警報音により休憩を促す装備です。
疲労が原因となる事故を未然に防止します。
〇夜間走行時の認識性を高めるアダプティブ・LED・ヘッドライト
※XD Lパッケージにも標準装備
走行速度や対向車の有無などの状況に応じ、LEDヘッドライトの照射角度や照射範囲を「グレアフリーハイビーム」「ワイド配光ロービーム」「ハイウェイモード」の3つのモードに自動切換えする装備です。
面倒な手動操作の必要がなくなると同時に、夜間走行時の認識性を高めてくれます。
〇前席の乗員にホスピタリティを提供する運転席・助手席パワーシート&シートヒーター
※XD Lパッケージにも標準装備
運転席に10ウェイパワーシート、助手席に6ウェイパワーシートが装備されます。
スイッチ操作により簡単に最適な姿勢が設定できるほか、運転席にはアクティブ・ドライビング・ディスプレイと連動した角度メモリー機能が付きます。
さらに、運転席・助手席ともに座面やシートバックを暖めるシートヒーターが内蔵されるので、寒い日のドライブが快適になります。
マツダ6で人気の装備は?
上位3グレードに標準装備されないオプション装備の中から、特に人気の高いものを取り上げ解説します。
換気も可能なチルトアップ機構付電動スライドガラスサンルーフ
室内に自然光を導き、開放感あふれる室内空間を実現するオプション装備です。
チルトアップ機構が備わるため、室内の換気も可能です。
車庫入れや狭い路地での接触事故を防ぐフロント追加用パーキングセンサー
リアパーキングセンサー装着車には、前方の障害物を検出するフロント追加用センサーがオプション設定されます。
障害物に接近するとブザー音で知らせてくれるので、車庫入れの際や狭い路地を走行する際などに起きがちな接触事故を防ぎます。
離れた場所からエンジンを始動できるリモコンエンジンスターター
車両から離れた場所からでもエンジンを始動できる小型リモコンです。
あらかじめエアコンをONにしておくことで、乗車時に快適な室内環境が提供される便利なオプションです。
当サイトのおススメグレードはマツダ6 XD Lパッケージ!
マツダ6の人気グレードに付く標準装備や、人気のオプション装備について解説してきましたが、ここで当サイトが最もおススメするグレードを発表します。
それは、ズバリ人気グレードランキングで第1位となった「マツダ6 XD Lパッケージ」です!そのおススメの理由を4つ取り上げ、解説します。
8種類あるi-アクティブセンスが全て標準で付くから
マツダの先進安全技術「i-アクティブセンス」には全部で8つの装備がありますが、下位グレードにはその一部しか付きません。
しかし、このグレードには8種類全てが標準装備されるので、安心感の点で盤石になります。
前席の乗員が寒い日でも快適に過ごせるから
前席の乗員がシートヒーターのおかげで、寒い冬の日でも快適に過ごすことができます。特にまだ車内が温まっていない乗り始めの時は、シートヒーターはとても重宝します。
さらに前項では取り上げなかったステアリングヒーターも標準装備されるので、冬場のドライバーの快適性は下位グレードと大きな差が付きます。
エンジンの力強さと燃費性能が優れているから
このグレードに搭載される2.2Lディーゼルターボエンジンのスペックは、最高出力175ps/最大トルク42.8kgmです。
25S Lパッケージに搭載される2Lガソリンエンジンと比較すると、最高出力こそ13ps劣るものの、最大トルクは17.3kmgも勝るため、アクセルを踏み込んだときの初期の力強さでは遥かに上回ります。
また、JC08モード燃費は同じ2WD+6速AT仕様同士で比較すると3.6km/Lも低燃費である上、ガソリンよりも軽油の方が安いので、お財布の負担がかなり軽くなります。
高価な価格に見合った満足度が得られるから
XD Lパッケージの価格は2WD仕様の場合で377万4,600円です。同等の装備が付く25S Lパッケージと比較すると41万円ほど高価です。
しかし、前述のエンジン性能や燃費性能の差を考えれば、出費に見合った、あるいはそれ以上の満足度が得られることでしょう。
マツダのフラッグシップセダンに乗るなら、どうせなら上級グレードで乗りたいですね。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すマツダ6の値引き交渉術
一回の交渉だけで、マツダ6から限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。