人気のトヨタC-HRを1度の商談だけで、限界値引きを引き出す購入術です。
1度の商談だけでC-HRの限界値引きを引き出すには、「今現在のC-HR限界値引き額」と「ディーラーオプションからの値引き」「諸費用」、この3つを事前にシミュレーションして、限界値引きを含んだ目標総額を出す事が必要です。
そのための情報は以下に載せているので、現在のC-HRの限界値引き額を出して、目標とする総支払額を出しておきましょう。
下取り車があるなら、概算でも良いのでおおよその相場を出しておけば、事前に予算の検討が出来ます。
この記事の目次
C-HR(CHR)の目標値引き金額
C-HRの車両本体からの値引きの他に、ディーラーオプションからも20~30%の値引きが可能です。
ディーラーオプションに、ディーラーの利益率が高い点検パックやボディコーティング、錆止め塗装、ホイール付きの冬タイヤ、同等の市販品より高い純正ナビなどが含まれていれば、ディーラーオプションからの値引きは大きくなります。
以下を参考にC-HRの限界値引き額を算出しましょう。
トヨタ C-HR車両本体からの目標値引き額(2024年2月現在) | |
---|---|
30万円 | |
Dオプション金額 | Dオプションからの目標値引き額 |
10万円 | 2~3万円 |
20万円 | 4~6万円 |
30万円 | 6~9万円 |
40万円 | 8~12万円 |
50万円 | 10~15万円 |
瞬間的に値引きが多くなる時期 | |
1月後半~3月末 (年度末決算セール) |
上記+6万円前後 |
6月~7月末 (夏のボーナス商戦) |
上記+3万円前後 |
8月中旬~9月末 (中間決算セール) |
上記+5万円前後 |
11月~12月末 (秋・年末商戦) |
上記+3万円前後 |
上記の今月の車両本体からの値引き相場と、ディーラーオプションからの値引きを合わせれば、C-HRの限界値引き額が算出されます。
さらにC-HRを購入する時期によっては、上記の瞬間的に値引きが大きくなる時期があります。それらの時期に該当するなら、上記の値引き金額もプラスして、一発値引き交渉でディーラーに伝える目標の総支払額をシミュレーションしましょう。
上記の値引き金額には、〇万円~〇万円と金額に幅を持たせています。
MAXの値引き数値でも可能な値引き金額となりますが、時期やタイミング、またディーラーによっては、限界値引きを達成できないケースも出てきます。
MAX値引きじゃなくても上記の金額の幅であれば、C-HRの値引き相場として十分お買い得な値引き金額となるので、MAXから幾分控えめな値引き数値も、契約条件の落としどころとして準備しておきましょう。
※MAX値引き例(決算期や利益率が高いディーラーオプションを付けた場合)
値引き種別 | 値引き金額 |
---|---|
車両本体から | 30万円 |
ディーラーオプション40万円から(30%) | 12万円 |
9月の中間決算期 | 4万円 |
C-HRの限界値引き額 | 46万円 |
※控えめな値引き例
値引き種別 | 値引き金額 |
---|---|
車両本体から | 30万円 |
ディーラーオプション40万円から(20%) | 8万円 |
9月の中間決算期 | 2万円 |
C-HRの限界値引き額 | 40万円 |
以上はあくまで一例です。ケースバイケースで臨機応変に設定しましょう。
フロアマットを社外品にするだけで値引き効果大!
C-HRのフロアマットを純正オプションではなく社外品で揃えることで、差額分の値引き効果が簡単に得られます。
フロアマット | 価格 | 差額 |
---|---|---|
純正品 | 26,270~33,820円(工賃込み) | |
社外品 |
11,880円(送料) | -約1.4万円 |
フロアマットを社外品にするだけで、 1.4万円以上の値引き効果となりました!
フロアマットは社外品でも純正品に劣らない品質のものが多いので、特に純正にこだわりがなければ社外品という選択肢もアリでしょう。
下取り車の相場チェック
下取り車があれば、ディーラーへ行く前に現在の価格相場を調べておけば、下取り込みの予算組みができますし、ディーラーの査定が高いか安いかの判断が付きます。
ネット上で下取り車の概算相場が分かる
C-HRの諸費用は?
C-HRの諸費用です。
車両本体価格とオプション価格に、諸費用をプラスして、C-HRの値引き前の総支払額を出しておきましょう。
(C-HR G-Tの諸費用合計金額:234,277円)
・自動車税 32,900円(5月登録)
・自動車取得税 0円
・自動車重量税 0円
・自賠責保険料 36,780円
・リサイクル料金 11,270円
・登録他諸費用 65,727円
カットできるC-HRの諸費用
納車費用(5,000~15,000円くらい)
納車費用とは、ユーザーが納車を希望する任意の場所(自宅や職場など)にセールスマンがC-HRを届けてくれる費用です。
もちろん、ディーラーに取りに行けば掛からない費用なので「取りに行くのでカットしてください」と言えば、浮かせられる費用です。
車庫証明取得手続き代行費用(5,000~20,000円くらい)
車庫証明とは、新車を登録する際に必要な書類で、ディーラーに頼むと代行費用が掛かりますが、これも自分で取得すれば、掛からない費用です。
車庫証明取得の手続きはそんなに難しくありませんが、平日の日中に警察署へ2回行く必要があり、期間も3~7日ほどかかるため、忙しくて行けない方にはちょっと大変かも知れません。
ここで裏技として、交渉の段階では「車庫証明は自分でやる」と代行費用をカットしてもらい、契約直前に「忙しくて取りに行けないので、やっぱりお願いできますか?」などと切り出すと、実費(普通車で2600円ほど)だけでセールスマンがサービスで取ってくれる場合もあります。
ただ、ディーラーによってはオンラインでまとめて手続きできる「OSS申請代行費用」として、登録費用とまとめて請求されるケースがあります。
OSS申請だと個別で車庫証明を取れないので、残念ながら車庫証明費用だけをカットする事が出来ません。
任意保険も値引きの交渉材料に!
任意保険の契約もセールスマンの成績やディーラーの売上につながるので、ディーラーでの加入を条件に、更なる値引きの上乗せを狙えます。
例えば「本当は懇意にしている代理店で加入する予定だったけど、今回はこちらで加入するから、値引きを勉強してもらいたい」と持ちかければ、セールスマンも自分たちのメリット相応に値引きをプラスしてくれる可能性が出てきます。
また、ディーラーで保険に加入すれば、何かあった時にディーラーが窓口なので、修理のための入庫や代車の手配等がスムーズに進むと言うメリットもあります。
任意保険の見直しで保険料を節約
ディーラーで保険に加入する代わりに、値引きを要求するのもありですが、外資系の保険会社に比べて保険料が割高になるのは否めません。
そこで年間・又は月々の保険料が安い方が良いのなら、複数の保険会社を比較して、最も安い自動車保険を選ぶといいでしょう。
保険スクエアbang!なら、大手保険会社や外資系の会社を含めた複数の保険会社の見積もりを無料で依頼する事が出来ます。
見積もり結果はメールや郵送で送られて来ます。勧誘電話は一切ないので、じっくり保険料を比較して検討する事が出来ます。
管理人も年払いで2万円以上安くなりました!
実践!C-HRの一発値引き交渉術!
C-HRの車両本体価格とメーカーオプション価格、ディーラーオプション価格、諸費用を合計した金額から、上記で算出した今月のC-HRの限界値引き額を引けば、一発値引き交渉で提示する目標の総支払額が出ます。
C-HRの一発値引き交渉を仕掛けるディーラーは?
目標の総支払額が出たら、いよいよディーラーへ行って一発値引き交渉を仕掛けますが、C-HRはトヨタ全店の扱いなので、商談できるディーラーが多く存在します。
C-HRを買えるディーラーは、トヨタ店、トヨペット店、ネッツ店、カローラ店と4チャンネルありますが、この中で値引きが大きくなりやすい傾向のディーラーは左から、
ネッツ店>カローラ店>トヨペット店>トヨタ店
の順番となります。
もちろんトヨタ店でも限界値引きをしてくれる場合もありますが、統計上は「ネッツ店」で商談した方が、限界値引きが成功しやすいと言えます。
もちろん複数店舗で商談してもOKなので、手間が掛かっても良いのなら、ネッツ店以外のディーラーでも商談してみると良いでしょう。
商談はライバル車(ライバルディーラー)を引き合いに出すだけ
トヨタのディーラーに出向いて、商談テーブルに付いたら、セールスさんにはこのように伝えましょう。
「これからヴェゼルを契約するつもりでしたが、C-HRも良いんじゃないかと思い見に来ました。車はどちらも気に入ったので、予算に合わせてくれれば、ホンダへは行かずにこの場でC-HRを契約します。予算に収まらなければ、ホンダでヴェゼルを契約します」と言って、C-HRの一発値引き交渉を仕掛けます。
ヴェゼルはC-HRと競合する車種なので、セールスマンも意識している車種です。
そのヴェゼルを買おうとしているお客さんを、値引きを頑張れば自社のお客さんに出来る事のメリットを考えれば、セールスさんは値引きを頑張ってくれるでしょう。
もし決まれば、こちらも短時間で値引き交渉に成功しますし、セールスさんにとっても、短時間で契約が1本取れるメリットがあります。
さらに決算期や週末のセールなどのタイミングなら、セールスさんだけでなくディーラー店舗にとっても契約は欲しいので、成功する確率はグンと高まります。
今回はヴェゼルを引き合いに出しましたが、C-HRの全店扱いを利用して、「カローラ店では総額○○万円と言われている。この金額よりも安くなれば、この場でC-HRを契約する」とトヨタ同士の競合を仕掛けても効果的です。
ヴェゼルがマイナーチェンジやフルモデルチェンジした直後なら、ヴェゼルを引き合いに出した方が効果的ですし、目ぼしいライバル車のモデルが古ければ、トヨタディーラー同士の競合の方が、成功しやすいでしょう。
その時のタイミングで選択すると良いと思います。
別経営のトヨタディーラーの探し方・見分け方
トヨタのホームページ内の「お近くの店舗を探す」で郵便番号や地名、駅名などを入力すると、ディーラー位置のマーキングされた地図が表示されます。
ネッツが青、トヨペットが緑、カローラが黄色、トヨタが赤なので色違いなら確実に別経営ですが、図のように同じネッツでも「ネッツトヨタ湘南」と「ネッツトヨタ神奈川」のように地名が違えば別経営なので、チャンスがふやせます。
C-HRの購入条件を伝えて待つ方法
こちらも成功しやすい値引き方法ではありますが、契約時期はディーラー主導になってしまうため、「C-HRの購入を急いでいない」「安く買えるなら待てる」と言う人向けの商談方法です。
まず、商談時期によって成功率が高まるので、購入時期が1月~3月の年度末決算期、8月~9月の中間決算期、12月の年末商戦であれば、成功率が高くなります。
またそれ以外の月でも、もちろん成功する事はあるので、販売台数が減少する4月やその他の月の週末、出来れば週末フェア最終日の「日曜日の夕方」を狙って、商談しましょう。
やり方は簡単です。
ディーラーに行ったら、C-HRの限界値引きを含んだ目標の総額をセールスさんに伝えます。
そして、「この金額になれば、いつでも契約します。出来る時に連絡をもらえますか?」と連絡先を教えて、帰りましょう。
その場で出来るかどうかを確認すると、「そこまでは無理です」とか言われるのがオチです。
結果を聞かずにセールスさんにC-HRの購入条件を投げて、返事が返ってくるまで待ちましょう。
これを複数のトヨタディーラーでやっておけば、「今月あと1台欲しいな~」となった時に、連絡が来る可能性大です。
管理人も一度やった事がありますが、お店を出てから2時間後に電話が掛かってきました。
交渉も必要なく、ディーラーに居る時間も短いながら、結構成功しやすい商談方法ですよ!
C-HRのリセールバリュー(残価率)は
60.8%
グレード名 | グレード別リセールバリュー |
---|---|
1.2 S-T(6MT) | –% |
1.2 S-T | –% |
1.2 G-T(6MT) | –% |
1.2 G-T | 62.5% |
1.2 S-T GR SPORT(6MT) | –% |
1.2 S-T GR SPORT | –% |
1.8ハイブリッドS | 58.1% |
1.8ハイブリッドG | 59.7% |
1.8ハイブリッドS GR SPORT | –% |
1.2 S-T 4WD | 60.7% |
1.2 G-T 4WD | 63.2% |
1.2 S-T GR SPORT 4WD | –% |
ガソリン車の方がハイブリッドより高いリセール傾向が出ているね。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。