トヨタの構造改革「TNGA」を全面的に取り入れ、個性的かつエモーショナルなスタイリングをセリングポイントとするコンパクトSUV「C-HR」の人気グレードと装備を評価します。
パワートレインは1.2Lターボエンジンと1.8Lエンジン+モーターのハイブリッドの2種類が用意され、グレードは6種類がラインナップされています。
この記事の目次
C-HRの売れ筋人気グレードランキングを発表!
メーカー発表のグレード別販売台数や中古車流通量、ディーラーへの調査など、当サイト独自に出したC-HRの人気グレードランキングです。
順位 | グレード名 | 価格(万円) | 流通台数 |
---|---|---|---|
1位 | ハイブリッド1.8 G | 299.5 | 663台 |
2位 | 1.2 G-T | 263.2~286.3 | 307台 |
3位 | ハイブリッド1.8 S | 273.0 | 72台 |
4位 | 1.2 S-T | 236.7~259.8 | 45台 |
5位 | ハイブリッド1.8 S GRスポーツ | 309.5 | |
6位 | 1.2 S-T GRスポーツ | 273.2 |
C-HRの人気グレードの装備を比較
1位となったハイブリッド1.8 Gと2位に続いた1.2 G-Tは上級グレード、3位のハイブリッド1.8 Sはベーシックグレードとなっています。
続いて、上位3グレードそれぞれに標準で付く主な装備について解説します。
C-HR ハイブリッド1.8 Gの人気装備は?
〇 クールなルックスと安全性が魅力のバイビームLEDヘッドランプ+LEDデイライト
※1.2 G-T/1.2 S-T GRスポーツ/ハイブリッド1.8 G GRスポーツにも標準装備
バイビームLEDヘッドランプは、1灯のLED光源でハイビームとロービームを兼用、シンプルかつクールなルックスが魅力です。
昼間走行時にも点灯し、対向車や歩行者などからの視認性を高め、事故防止に役立つLEDデイライトも付きます。
〇悪天候時に視界を確保するLEDフロントフォグランプ
※1.2 G-T/1.2 S-T GRスポーツ/ハイブリッド1.8 G GRスポーツにも標準装備
LEDフロントフォグランプは、濃霧などの悪天候時にヘッドランプの明かりを補助し、視界確保に役立つ装備です。
外観をカッコよく演出するアイテムとしても、優れていますね。
〇 車線変更をアシストするブラインドスポットモニター
※1.2 G-Tにも標準装備
隣の車線を走行する車両をレーダーで検知し、ドアミラー上のLEDインジケーターの点灯によりお知らせ、さらにウインカーを操作するとLEDインジケーターが点滅して安全な車線変更をアシストします。
〇 ナイトドライブのムードを演出するドアミラー足元イルミネーションランプ
※1.2 G-Tにも標準装備
スマートキーを携帯して近づくか、ドアロックを解除して車内に乗り込んだ場合に、ドアミラー下部の照明により足元の車名ロゴを投影します。
夜間に乗るたびに特別感を演出してくれて、所有感を満たすうれしい装備ですね。
C-HR 1.2 G-Tの人気装備は?
〇 上質な上級ファブリック+本革シート
※ハイブリッド1.8 Gにも標準装備
上質な仕上げと肌触りの良さが魅力の、上級ファブリック+本革シートを採用。
オーキッドブラウンのアクセントも魅力です。
〇 日焼けや室温上昇を防ぐスーパーUVカット・IRカット機能付フロントドアグリーンガラス
※ハイブリッド1.8 Gにも標準装備
フロントドアに、紫外線を約99%カットするとともに赤外線を効果的に遮断するグリーンガラスが付きます。
強い陽射しによるお肌の日焼けや室温上昇を軽減し、室内環境を快適に保ちます。
〇 手触りの良い本革巻ステアリングホイール
※ハイブリッド1.8 Gにも標準装備
上質な外観と、しっとりした手触りの良さが魅力の本革巻ステアリングホイールが装備されます。
〇 カッコいいハイグレードタイプ・リヤコンビランプ
※ハイブリッド1.8 Gにも標準装備
リヤコンビランプは、消費電力の少ないフルLEDタイプを採用。
さらに、G-Tグレードは「流れるウインカー」のLEDシーケンシャルターンランプも採用し、後続車からの視認性とカッコよさを両立しています。
C-HR ハイブリッド1.8 Sの人気装備は?
〇 2つのセンサーで事故の発生を防ぐトヨタ・セーフティ・センス
※全車に標準装備
ミリ波レーダーと単眼カメラの2つのセンサーの働きで事故の発生を防止、または事故発生時の被害を軽減する予防安全装備です。
・プリクラッシュセーフティ
・レーダークルーズコントロール
・レーンディパーチャーアラート
・オートマチックハイビーム
自動ブレーキ機能などにより車両や歩行者との衝突回避をサポートする「プリクラッシュセーフティ」、全車速域において先行車への追従走行を行う「レーダークルーズコントロール」、ウインカー操作を行わずに車線を逸脱しそうになると、ブザーとディスプレイ表示、およびステアリング制御により車線逸脱を回避する「レーンディパーチャーアラート」、ハイビームとロービームを自動で切り替え、夜間走行時の視認性を向上させる「オートマチックハイビーム」の4つの装備から構成されます。
〇 スマホのナビアプリが大画面で使える8インチディスプレイオーディオ
※全車に標準装備
2019年10月のマイナーチェンジで採用された、新装備です。
スマホのナビアプリが8インチの大画面で使えるので、敢えて車載ナビを装着する必要がなくなります。
さらに、スマホの音楽を6スピーカーの高音質で再生したり、ハンズフリー通話も可能。
〇 キーを取り出すことなく施錠・解錠などができるスマートエントリー&スタートシステム
※全車に標準装備
スマートキーをバッグやポケットに携帯していれば、いちいちキーを取り出すことなくドアの施錠・解錠やパワートレインの始動ができる便利な装備です。
C-HRで人気の装備は?
メーカー・オプションとして用意されている装備の中から、特に人気の高いものを取り上げ解説します。
アクセルの踏み間違いによる暴走を防ぐインテリジェントクリアランスソナー
駐車時にセンサーで障害物を検知し、表示とブザーでお知らせするほか、パワートレインの出力抑制や自動ブレーキにより、衝突被害を軽減または回避する装備です。
近年社会問題化している、アクセルの踏み間違いによる暴走事故を防ぐ効果が期待できます。
ドライブを快適にする快適温熱シート+ランバーサポート+ナノイー
運転席・助手席の座面を暖め、冬場の快適性を向上させる「快適温熱シート」、ドライバーの腰をサポートして腰痛を防ぐ「電動ランバーサポート」、お肌に優しいイオンを放出して室内環境を快適にする「ナノイー」がセットになったオプションです。
快適なドライブに欠かせない装備と言えるでしょう。
高級感溢れる本革シート
高級感と肌触りの良さが魅力の本革シートが用意されます。
当サイトのおススメグレードはC-HR ハイブリッド1.8 G!
C-HRの人気ランキング上位3グレードに付く標準装備や、人気のオプション装備について解説してきました。
ここで、当サイトのおススメグレードを発表します。
それは、人気グレードランキングで第1位となった「C-HR ハイブリッド1.8 G」です!
そのおススメの理由を3つ取り上げ、解説します。
安全装備が充実しているから
トヨタ・セーフティ・センスに加え、車線変更をサポートするブラインドスポットモニターも標準装備されています。
またLEDデイライトやLEDフロントフォグランプなど、灯火類も充実しているので、安全性の観点から是非選びたいグレードです。
燃費性能が優れているから
ハイブリッドのJC08モード燃費は30.4km/Lで、ガソリン車の15.2~16.4km/Lと比較すると、ほぼ2倍の燃費性能を誇ります。
ガソリン代が高い昨今、維持費に大きく差が付くので、見逃せないポイントです。
納得できる価格設定だから
価格は299.5万円で、ハイブリッド1.8 Sと比較すると26万円ほど高価ですが、装備の充実ぶりからすれば決して割高ではありません。
また、1.2 G-Tの2WD・CVT車と比較した場合は33万円高くなりますが、ガソリン代が安く上がるので4~6年で元が取れてしまいます。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すC-HRの値引き交渉術
一度の交渉のみで、C-HRの限界値引きを引き出す方法です。少ない労力で大きい効果が得られるので、是非試してみて下さい。