カローラファミリーの一員として加わったコンパクトSUV「カローラクロス」。
グレード体系は基本的にハイブリッド3タイプ、ガソリン車4タイプをラインナップしています。
この中からどのグレードを選べばいいのでしょうか?
ここではカローラクロスの人気グレードと装備を評価すると同時に、おすすめのグレードも紹介しますので、購入時の参考にどうぞ。
この記事の目次
カローラクロスの売れ筋人気グレードランキングを発表!
順位 | グレード名 |
---|---|
1位 | ハイブリッド Z |
2位 | 1.8 Z |
3位 | ハイブリッド G |
4位 | 1.8 G |
5位 | 1.8 S |
6位 | ハイブリッド S |
7位 | 1.8 G-X |
カローラクロスの人気グレードの装備を比較
売れ筋グレードランキング1位には、ハイブリッドの最上級グレード「ハイブリッドZ」が輝きました。
2位にはガソリン車の最上級グレード「1.8 Z」が、3位はハイブリッドの廉価グレード「ハイブリッド G」がランクイン。
全般的な傾向として、価格の高いグレードが人気を集めています。
ハイブリッド Zの主な装備は?
乗り心地を向上させる、ばね上制振制御
ハイブリッド車だけに付く装備のひとつが、ばね上制振制御です。
路面の凹凸に応じてモーターのトルクを制御、ピッチングを抑えフラットな乗り心地を実現します。
ハイブリッド車はガソリン車より車重が重い分、相対的にばね下荷重が軽く、さらにばね上制振制御が付くので乗り心地はワンランク上です。
安全性とかっこよさをプラスするデイタイムランニングランプ+シーケンシャルターンランプ
日中に点灯し、自車の存在を周囲にアピールするLEDデイタイムランニングランプ (画像上)。
遠くにいる車両や歩行者から気づいてもらいやすくなるので、安全上メリットがあります。
また、流れるウインカーのLEDシーケンシャルターンランプ (画像上) も装備。
周囲から「かっこいい!」と思ってもらえること請け合いです。
寒い日も快適なシートヒーター
スイッチを押すと短時間で座面とシートバックが温まるシートヒーターを、運転席と助手席に採用。
体が直に温まるので寒い日も快適な上、エアコン暖房と異なり頭がボーっとすることもないので、安全上も好ましい装備と言えるでしょう。
高級感あふれる本革+ファブリックシート
本革とファブリックを用いたコンビシートを採用。
本革部分は非常に高級感があり、手触りも優れています。
座面と背もたれの一部にファブリックが使われてますが、蒸れ防止の観点からはむしろプラスになるでしょう。
1.8 Zの主な装備は?
悪天候時も安心なLEDフロントフォグランプ
霧や豪雨などの悪天候時は、ヘッドランプの明かりだけでは心もとないもの。
そんな時に助けになるのが、補助ランプのLEDフロントフォグランプです。
視界確保をサポートしてくれるので、安心して運転できます。
快適に調整できる運転席8ウェイパワーシート+電動ランバーサポート
パワーシートのメリットは、スイッチ操作で簡単にシートポジションを調整できることです。
また手動式よりも微調整が効くので、誰もが100%フィットするポジションが得られます。
さらに電動ランバーサポートの2ウェイ調整もできるので、特に腰痛持ちの人にはメリット大です。
両手が塞がっている時に便利なハンズフリーパワーバックドア
両手が荷物で塞がっている時は、バックドアを開けるのは面倒なもの。
パワーバックドアでも、手でスイッチを押すひと手間が必要です。
その点ハンズフリーパワーバックドアなら、足をバンパー下に出し入れするだけでOK。
手を使わずバックドアの開閉ができるので、これ以上便利な機能はありません。
かっこいい18インチアルミホイール
Zグレードのみ、他のグレードより1インチ大きい18インチアルミホイールを履きます。
高扁平タイヤと相まって、見た目のかっこよさは17インチの比ではありません。
また、コーナリング時の踏ん張りが効くのもメリットです。
ハイブリッド Gの主な装備は?
アクセルの踏み間違いによる暴走を防ぐパーキングサポートブレーキ [前後方静止物]
車両の前後にある障害物に接近すると、表示とブザー音でお知らせ。
それでも衝突の危険性が高まると、パワートレインの出力抑制や自動ブレーキにより衝突被害を軽減または回避します。
アクセルの踏み間違いによる暴走事故を防ぐ効果があるので、必須の装備と言えるでしょう。
高級感と手触りが魅力の本革巻ステアリングホイール+シフトノブ
ステアリングホイールとシフトノブが本革巻となります。
ウレタンと比べ見た目が上質で、手触りも良好。
手汗で滑りにくいことも、メリットにあげられます。
後退時の安全確認をサポートするバックガイドモニター
標準装備されるディスプレイオーディオ画面に、バックカメラの映像を映し出す装備です。
単に後方の映像だけでなく、「距離目安線」「車幅延長線」「予想進路線」も併せて表示するので、安全かく確実に後退駐車ができます。
キーを取り出すことなく乗車できるスマートエントリー
バッグやポケットにスマートキーを忍ばせておけば、いちいちキーを取り出すことなくドアの施錠・解錠やパワートレインの起動ができます。
この便利さに慣れてしまうと、もう元には戻れません。
カローラクロスで人気の装備は?
最上級のZグレードにも標準装備されないメーカーオプションの中から、人気の高いアイテムを紹介します。
解放感をもたらすパノラマルーフ
後席上部までカバーする大開口のパノラマルーフ。
室内を圧倒的な解放感で満たします。
陽射しが強い時は、電動サンシェードを閉めることで対応可能です。
車線変更やバックでの出庫をサポートするBSM+パーキングサポートブレーキ[後方接近車両]
車線変更をサポートするBSM (ブラインドスポットモニター) と、バックでの出庫時をサポートするパーキングサポートブレーキ [後方接近車両] を装備。
BSMは、斜め後方から接近する車両を検知するとドアミラーのインジケーターが点灯、更にその方向にウインカーを出すとインジケーター点滅で注意を促します。
一方パーキングサポートブレーキ [後方接近車両] は、後退時に後方左右から接近する車両を検知すると、ドアミラーのインジケーター点滅とブザー音でお知らせする装備。
それでも衝突の危険性が高まると、自動ブレーキを掛けて衝突被害を軽減・回避します。
駐車をサポートするパノラミックビューモニター
車両周囲の映像を4つのビューで表示し、駐車時の安全確認をサポートする装備です。
車両を上から俯瞰した映像や、肉眼では確認しにくい場所の映像を表示できるので、安心・安全に駐車できます。
当サイトのおススメグレードは「1.8 Z」!
当サイトがおススメするカローラクロスのグレードは、人気ランキング2位の「1.8 Z」です。
おススメの理由3つ取り上げ、以下で解説します。
装備が充実しているから
Zグレードは最上級グレードだけに、装備が大変充実しています。
特にシートヒーター、パワーシート、本革+ファブリックシート、ハンズフリーパワーバックドアなどは魅力的です。
このうちハンズフリーパワーバックドアを除けば、他のグレードではオプションで付けることさえできません。
買った後の満足度で言えば、Zグレードが断トツです。
コストパフォーマンスが高いから
1.8 Zの価格は264万円で、ハイブリッド Zと比べ35万円も安く設定されています。
それでいて装備面では、実質的にはほぼ同等です。
コストパフォーマンスでは、1.8 Zの方が間違いなく勝っています。
また一つ下の1.8 Sと比べ24万円高価ですが、装備の差を考えれば決して割高ではありません。
ハイブリッドより走りが軽快だから
ハイブリッド Zよりガソリン車1.8 Zをおススメするもう一つの理由は、走りの軽快さにあります。
ハイブリッド Zのシステム最高出力122psに対し、1.8 Zは最高出力140psと18psもパワフル。
しかも車両重量は1.8 Zの方が60kg軽いので、動力性能は明らかに勝っています。
また前輪荷重が軽い分ハンドリングが軽快で、ワインディング走行が楽しいこともメリットです。
唯一、燃費だけはハイブリッド Zに劣りますが、価格差や走りの差を考えれば納得できます。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。