これは文字通り、CR-Vを一回の交渉だけで大幅値引きを引き出し、CR-Vを安く買おうと言う作戦です。
成功させるためには、事前の情報収集が重要です。
CR-Vの購入グレード、購入するオプションの選択、CR-Vの値引き額、下取り車があれば下取り車の相場チェック、などを調べてからCR-Vの希望支払額を決めます。
このページ内で現在の実情に合った、CR-Vの限界値引き額を正確に算出できます。
その限界値引き額を差し引いた金額で買えれば、割安にお得にCR-Vを買えたことになります。
この記事の目次
CR-Vの限界値引き金額をシミュレーション
CR-Vの車両本体価格からの値引きの他に、ディーラーオプションからも値引きが可能です。オプション品によって割引率は異なりますが、20~30%ほどの値引きは可能です。
さらに利益率の高い、ディーラーのボディコーティングやメンテナンスパック、冬用タイヤ、錆止め加工、ディーラーオプションナビ、などを付けると、CR-Vの値引きの総額は大きくなりやすいです。
以下を参考にCR-Vの限界値引き額を算出しましょう。
CR-V車両本体からの目標値引き額(2024年7月現在) | |
---|---|
27万円 | |
Dオプション金額 | ディーラーオプションからの目標値引き額 |
10万円 | 2~3万円 |
20万円 | 4~6万円 |
30万円 | 6~9万円 |
40万円 | 8~12万円 |
50万円 | 10~15万円 |
瞬間的に値引きが多くなる時期 | |
1月後半~3月末 (年度末決算セール) |
上記+3万円前後 |
6月~7月末 (夏のボーナス商戦) |
上記+1万円前後 |
8月中旬~9月末 (中間決算セール) |
上記+2万円前後 |
11月~12月末 (秋・年末商戦) |
上記+1万円前後 |
CR-Vの車両本体からの値引きに加えて、ディーラーオプションからの値引きをプラスすれば、CR-Vの限界値引き額が見えてきます。
さらにタイミングによっては、さらに値引きの上乗せが可能な時期があります。
必ずプラスされる訳ではありませんが、上記の「瞬間的に値引きが多くなる時期」に商談するなら、上記の値引き金額相当がプラスされるケースが多くなります。
CR-Vの値引き金額は一律で決まっている訳ではないので、営業マンによっても、ディーラーによっても、地域やタイミングによっても値引き額は変動します。
なので、上記のように値引き金額に幅を持たせています。
上記の範囲内なら、CR-Vの限界値引きと言っても良い金額なので、全ての要素を取り入れたMAXの限界値引き金額と、契約の落とし所として少し控えた限界値引き金額も算出しておきましょう。
※MAX値引き例(決算期や利益率が高いディーラーオプションを付けた場合)
値引き種別 | 値引き金額 |
---|---|
車両本体から | 27万円 |
ディーラーオプション20万円から(30%) | 6万円 |
9月の中間決算期 | 3万円 |
CR-Vの限界値引き額 | 36万円 |
※控えめな値引き例
値引き種別 | 値引き金額 |
---|---|
車両本体から | 27万円 |
ディーラーオプション20万円から(20%) | 4万円 |
9月の中間決算期 | 1万円 |
CR-Vの限界値引き額 | 32万円 |
以上はあくまで一例なので、その時の状況に応じて、臨機応変に設定しましょう。
CR-Vは発売されてから日が浅いから値引きは少な目だけど、今後は徐々に緩んでくるよ!
フロアマットを社外品にするだけで値引き効果大!
CR-Vのフロアマットを純正オプションではなく社外品で揃えることで、差額分の値引き効果が簡単に得られます。
フロアマット | 価格 | 差額 |
---|---|---|
純正品 | 41,380~67,300円(工賃込み) | |
社外品 |
16,200円(送料無料) | -2.5~5.1万円 |
フロアマットを社外品にするだけで、最高 5万円の値引き効果となりました!
フロアマットは社外品でも純正品に劣らない品質のものが多いので、特に純正にこだわりがなければ社外品という選択肢もアリでしょう。
純正には真っ赤なフロアマットなんてないから、私はネット通販で買おうかな?5万円も安くなるし!
下取り車の相場チェック
下取り車があれば、ディーラーへ行く前に現在の価格相場を調べておけば、下取り込みの予算組みができますし、ディーラーの査定が高いか安いかの判断が付きます。
ネット上で下取り車の概算相場が分かる
CR-Vの諸費用は?
CR-Vの諸費用です。
車両本体価格とオプションの金額に、諸費用をプラスして、CR-Vの値引き前の総支払額を出しておきましょう。
・自動車税 28,700円(5月登録)
・自動車取得税 89,700円
・自動車重量税 49,200円
・自賠責保険料 36,780円
・リサイクル料金 11,450円
・登録他諸費用 52,440円
ホンダの見積もりシミュレーションサイトで見積もれば、各グレードの諸費用が分かるよ
カットできるCR-Vの諸費用
納車費用(5,000~15,000円くらい)
納車費用とは、ユーザーが納車を希望する任意の場所(自宅や職場など)にセールスマンがCR-Vを届けてくれる費用です。
もちろん、ディーラーに取りに行けば掛からない費用なので「取りに行くのでカットしてください」と言えば、浮かせられる費用です。
取りに行けば約1万円の節約か~。よほど納車日に都合が悪くなければ取りに行った方がお得かな?
車庫証明取得手続き代行費用(5,000~20,000円くらい)
車庫証明とは、新車を登録する際に必要な書類で、ディーラーに頼むと代行費用が掛かりますが、これも自分で取得すれば、掛からない費用です。
車庫証明取得の手続きはそんなに難しくありませんが、平日の日中に警察署へ2回行く必要があり、期間も3~7日ほどかかるため、忙しくて行けない方にはちょっと大変かも知れません。
ここで裏技として、交渉の段階では「車庫証明は自分でやる」と代行費用をカットしてもらい、契約直前に「忙しくて取りに行けないので、やっぱりお願いできますか?」などと切り出すと、実費(普通車で2600円ほど)だけでセールスマンがサービスで取ってくれる場合もあります。
ただ、ディーラーによってはオンラインでまとめて手続きできる「OSS申請代行費用」として、登録費用とまとめて請求されるケースがあります。
OSS申請だと個別で車庫証明を取れないので、残念ながら車庫証明費用だけをカットする事が出来ません。
任意保険も値引きの交渉材料に!
任意保険の契約もセールスマンの成績やディーラーの売上につながるので、ディーラーでの加入を条件に、更なる値引きの上乗せを狙えます。
例えば「本当は懇意にしている代理店で加入する予定だったけど、今回はこちらで加入するから、値引きを勉強してもらいたい」と持ちかければ、セールスマンも自分たちのメリット相応に値引きをプラスしてくれる可能性が出てきます。
また、ディーラーで保険に加入すれば、何かあった時にディーラーが窓口なので、修理のための入庫や代車の手配等がスムーズに進むと言うメリットもあります。
どうしてもって言うなら、ディーラーで保険に入ってもいいけど、その分値引きしてもらえって、じいやに言われたわ
任意保険の見直しで保険料を節約
ディーラーで保険に加入する代わりに、値引きを要求するのもありですが、外資系の保険会社に比べて保険料が割高になるのは否めません。
そこで年間・又は月々の保険料が安い方が良いのなら、複数の保険会社を比較して、最も安い自動車保険を選ぶといいでしょう。
保険スクエアbang!なら、大手保険会社や外資系の会社を含めた複数の保険会社の見積もりを無料で依頼する事が出来ます。
見積もり結果はメールや郵送で送られて来ます。勧誘電話は一切ないので、じっくり保険料を比較して検討する事が出来ます。
管理人も年払いで2万円以上安くなりました!
実践!CR-Vの一発値引き交渉術!
上記でCR-Vの限界値引き額を出したら、定価の総支払額から差し引いて、理想の購入金額を出しましょう。
購入グレードの本体価格+メーカー・ディーラーオプション金額+諸費用=定価の総支払額
定価の総支払額-CR-Vの限界値引き額=理想の購入金額
理想の購入金額をホンダディーラーへぶつけて、CR-Vの値引きを引き出します。
ディーラーでCR-V一発値引き交渉をスタート!
CR-Vの理想の購入金額が出せたら、それを是非達成するために一発値引き交渉を実践しましょう。
ディーラーでCR-Vの実車を確認したり見積もりをもらったら、以下のように伝えてみます。
「実はCX-8を買うつもりで先週から商談していました。今日にも契約に行こうと思っていましたが、CR-Vも気になっていたので、後で後悔しないように見に来ました。CR-Vも良かったので、正直どちらを買ってもいいと思ってます。もし希望金額に合わせてくれたら、この場でCR-Vを契約します。ダメならマツダへ行きます。」
こうやる事で、
「超短期で新車の契約が1件取れる」
「値引き条件を出さないとCX-8を買ってしまう事を理由に、値引き決済を出す上司を説得しやすくなる」
以上のメリットをセールスマンは受ける事になります。
ただ、値引きをしてください、と言うよりも、値引きを出すためのメリットと理由付けを与えられるので、セールスマンも値引きを頑張りやすくなる、と言えます。
ただ、セールスマンに対して横柄な態度では、出せる値引きも出なくなります。セールスマンとは良好な関係を築けるようにしましょう。
もし、希望する金額まで値引きが出なければ、落としどころに用意した「控えめな値引き金額」になるように交渉してもいいですし、別のホンダディーラーへ行って再度一発値引き交渉をやってもいいでしょう。
別のホンダディーラーへ行く際は、顧客見積もり情報が共有されない別経営のホンダディーラーへ行くようにしましょう。
別経営のホンダディーラーの探し方・見分け方
ホンダのホームページメニュー「クルマ」⇒「販売店検索」⇒「近くのお店を探す」と進むと、住所や郵便番号などから最寄りのホンダディーラーを検索できます。
ホンダディーラーは、「Honda Cars〇〇」が会社名になります。〇〇の部分が違えば別法人になります。
上の画像では、「Honda Cars横浜」と「Honda Cars旭」は別法人なので、それぞれのディーラーで値引き交渉する事が出来ます。
CR-Vの購入条件を伝えて待つ方法
CR-Vの購入時期に余裕があるなら、こちらの購入条件を伝えて待ってみる方法があります。
ホンダディーラーへ行ったら、CR-Vの希望グレード&オプションを入れた新車見積もりをもらいましょう。
そして「総額○○万円になれば、いつでもCR-Vを契約します。この条件で出来る時があれば連絡をもらえませんか?」とやります。
3月の年度末決算期や9月の中間決算、12月の年末商戦などの時期に、「今月はどうしてもあと1台欲しい」となったディーラーやセールスマンから、連絡が来るかもしれません。
実際に、当日に連絡がくる事もあったので、意外と成功しやすい方法ですよ。
確実にディーラーから連絡をもらいたいなら
CR-Vを買うのは間違いないから、必ずディーラーから連絡が欲しいなら、以下のようにやってみましょう。
ディーラーへ行ってCR-Vの試乗や見積もりを取る中、他社の車も検討していることを伝えます。
そしてセールスマンと接する時は出来るだけ感じ良く、良好な関係を築くようにしましょう。これが後々効いて来ます。
帰り際には「新車の購入は急いでいません。ただ特別待つ理由もないので、お得に買える時があれば教えてもらえませんか?」と伝えましょう。
他社の車も検討している事を知っているので、セールスマンは他車を買われないうちに早く次のアポイントを取ろうとします。
そして、連絡をすると言う事は、お得に買える時なので、生半可な条件では買ってくれないだろうと思っています。
そこで次の連絡が来たらこう伝えましょう。
「CR-Vの値引き相場は雑誌やネットで勉強してきました。出来ればあなたから買いたいので、限界の値引きを出してもらえませんか?こちらも一発勝負で買うか買わないかを決めます。」
セールスマンがあなたに対して「このお客さんには是非CR-Vに乗ってもらいたい」と思ってもらえば、この値引き交渉は成功したようなものです。
そのために、セールスマンとは良い関係を作る事が、値引き交渉成功への近道となります。
CR-Vのリセールバリュー(残価率)は
67.4%
グレード名 | グレード別リセールバリュー |
---|---|
1.5 EX | 64.3% |
1.5 EX マスターピース | 70.8% |
1.5 EX ブラックエディション | –% |
2.0 e:HEV EX | 68.4% |
2.0 e:HEV EX マスターピース | 68.5% |
2.0 e:HEV EX ブラックエディション | –% |
1.5 EX 4WD | 73.9% |
1.5 EX マスターピース 4WD | 67.7% |
1.5 EX ブラックエディション 4WD | –% |
2.0 e:HEV EX 4WD | –% |
2.0 e:HEV EX マスターピース 4WD | 58.7% |
2.0 e:HEV EX ブラックエディション 4WD | –% |
2021年3月現在のCR-Vのリセールバリューをはじき出したよ!
ガソリン車とハイブリッド、どちらも3年落ちで平均値を上回っているので、リセールバリューは期待していいよ!
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。