ホンダフリードはフィットをベースに設計されているため、ミニバンながらコンパクトなサイズとなっています。
しかし居住空間のレイアウトは専用設計されているので広い空間が確保され、そのちょうど使いやすいサイズがファミリー層から高い人気を得ています。
そんなフリードの人気装備やおすすめグレードを紹介します。
この記事の目次
フリードの売れ筋人気グレードベスト5を発表!
メーカー発表のグレード別販売台数や中古車流通量、ディーラーへの調査など、当サイト独自に出したフリードの人気グレードランキングです。
順位 | グレード名 | 価格(万円) | 流通台数 |
---|---|---|---|
1位 | Gホンダセンシング | 216.0~218.2 | 94台 |
2位 | ハイブリッドGホンダセンシング | 256.1~258.3 | 86台 |
3位 | クロスターホンダセンシング | 238.0 | 37台 |
4位 | ハイブリッドクロスターホンダセンシング | 278.1 | 16台 |
5位 | Bホンダセンシング | 199.7 | 6台 |
フリードの価格帯は199.7~278.1万円ですが、一番の売れ筋はベースグレードに快適装備を追加した「Gホンダセンシング」となっています。
フリードの人気グレードの装備を比較
フリードGホンダセンシングの主な装備は?
○ ホンダセンシング
※全車に標準装備
ホンダが誇る先進の運転支援システムで、安全性を高めるために8つのシステムをパッケージにしたものです。
2016年の自動車アセスメントで、最高評価の「ASV++(ダブルプラス)」を獲得。
衝突軽減ブレーキ(CMBS):ミリ波レーダで、前方に先行車、歩行者等がある場合に危険がせまると、ディスプレイとブザーで警告し、そのうえ、軽くブレーキをかけて警告し、さらに強いブレーキで衝突を回避、もしくはダメージを軽減します。
歩行者事故低減ステアリング:ミリ波レーダとカメラで、歩行者を認識して、歩行者と衝突しそうになるとディスプレイとブザーで警告し、されにステアリングを回避方向へ自動で動かして、衝突を回避します。
ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール):ミリ波レーダとカメラで前車との距離を計測して、自動でアクセル、ブレーキを調節し、車間距離を保つクルーズコントロールです。
このシステムによって高速道路のドライブの疲労軽減のサポートをすることができます。
LKAS(車線維持支援システム)、路外逸脱抑制機能:カメラが車線を認識して、車線の中央を走るようにステアリング自動で調節し、車線を外れそうになるとディスプレイとステアリングの振動で警告します。
また車線から外れた場合には自動でステアリング操作をして、車線内へ戻す支援をします。
さらに危険が迫ると、ブレーキをかけて逸脱を防ぎます。
誤発進抑制機能、後方誤発進抑制機能:停止時および時速10km以下で前進または後退中、前方および後方にクルマや障害物があると、急なアクセル操作による急加速を抑制して、ディスプレイとブザーで警告します。
アクセルとブレーキの踏み間違いによる飛び出しも防ぐことができます。
先行車発進お知らせ機能:停車時に前車が発車した場合に、気づかず停止しているとディスプレイとブザーで警告警告してくれます。
標識認識機能:最近装備される車種が増えている機能ですが、道路標識をディスプレイに表示して安全運転を促します。
以上のようにホンダの先進的システムパッケージによって、高い安全性を確保しています。
○ 両側パワースライドドア
※Bを除く全車に標準装備
リアドアの両側のスライドドアが運転席のスイッチで開閉できるので、後部座席に小さい子供などが乗り込む場合や両手が荷物でふさがっている場合に、運転席からドアを開閉してあげられるので便利です。
ハイブリッドGホンダセンシングの主な装備は?
○ ナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器
※クロスター/ハイブリッドクロスターにも標準装備
以下の9つの装備からなるパッケージです。
- 4スピーカー
- リアワイドカメラ
- ナビ・オーディオリモートコントロールスイッチ
- ハンズフリーテレホンスイッチ
- 音声認識スイッチ
- USBジャック
- デジタルTV用プリントアンテナ
- 専用ワイヤーハーネス
- ETC車載器
純正ナビを付けた時に後方の映像を表示したり、テレビ放送が見られるほか、ハンズフリーでスマホの通話も可能です。
○ LEDヘッドライト+LEDアクティブコーナリングライト
※ハイブリッドクロスターにも標準装備
通常のバルブヘッドライトに比較して、光量が高く、しかも省電力のヘッドライトによって、視認性を向上しています。
さらにLEDによるコーナリングライトも装備しているので、カーブの内側を照らすことで、運転者のみならず、歩行者の安全性も高めます。
ハイブリッドクロスターホンダセンシングの主な装備は?
○ 15インチアルミホイール
※クロスターにも標準装備
クールなデザインで足元をドレスアップする、アルミホイールです。
バネ下荷重の軽さによるハンドリングや乗り心地の向上も、見逃せません。
○ シートバックアッパーポケット
※クロスターにも標準装備
運転席・助手席のシートバック後方に、スマホなどが収納できるポケットが付きます。
○ コンビシート(プライムスムース×ファブリック)
レザーの質感に似たプライムスムースをシートのサイドに使用してシートの高級感を高めて、触っても心地よい感触が得られます。
その他の人気の装備は?
○ Hondaスマートキーシステム
携帯しているだけで、ドアの開閉ができるので、雨の日やたくさんの荷物を持っている場合などにとても便利です。
○ IRカット(遮熱)/UVカット機能付きフロントウインドガラス+IRカット(遮熱)/スーパーUVカットフロントドアガラス
紫外線を90%カットするフロントウインドと、99%カットするフロントドアガラスにより、日焼けによる影響から守られます。
また同時にジリジリする赤外線もさえぎるので、真夏でも快適にドライブすることができます。
○ コンフォートビューパッケージ(親水/ヒーテッドドアミラー+熱線入りフロントウインド+フロントドア撥水ガラス)
撥水機能とヒーター付きのドアミラーにより雪や雨水をはじきます。
また、熱線入りのフロントウインドは寒い日の霜や雪を素早くとり、フロントドアの撥水機能により、寒い日や雨の日の後方視界をクリアにして安全運転を助けます。
当サイトのおススメグレードは!
フリードにはこれまでご紹介してきたように様々なグレードがありますが、当サイトのおススメグレードは「Gホンダセンシング」です。
その理由を紹介します。
両側パワースライドドア
両側パワースライドドアは、ドアノブにタッチするだけで開閉できるので、乗り降りの際に大変便利です。
特に力の弱いお子さんや、お年寄りを後席に乗せる場合は、力を使わずにドアを開閉できるので必須の装備と言えるでしょう。
ワンランク下のBは、パワースライドドアをオプションで付けることもできないので、利便性がかなり劣ってしまいます。
ガソリン車とハイブリッド
価格と燃費の観点から、ガソリン車の「G」とハイブリッド車の「ハイブリッド G」を比較してみましょう。
まず価格差ですが、「G」が216万円、「ハイブリッド G」が256.1万円なので、約40万円です。
次にWLTCモードカタログ燃費を比較すると、「G」が17.0km/L、「ハイブリッドG」が20.8km/Lで、その差は3.8km/Lに留まります。
ハイブリッドは圧倒的に燃費が良いイメージがありますが、フリードの場合はそれほどでもない、ということですね。
月に1,000km走るとしても、ガソリン車とハイブリッド車の1年間の燃料代の差は、約19,000円にすぎません。
車両の価格差を燃料代の差で取り戻すには、少なくとも20年以上乗り続ける必用があります。
この点から考えると、ハイブリッドの静粛性を必要とする人以外は、ガソリン車の「G」の方がお買得と言えるでしょう。
用途と便利な機能
もともとエントリークラスの「B」には基本的な機能は装備されていますが、加えて「G」にはドアの施錠・解錠に連動して格納・展開されるオートリトラミラーや、センターテーブル等の便利な機能が追加されています。
価格はGの方が約16万円高価ですが、日常ユースでの使い勝手がはるかに優れているので、価格差に見合った価値は十分ありますね。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すフリードの値引き交渉術
簡単に、しかも一度の商談だけで、フリードの限界値引きを引き出す方法です。また、下取り車があるなら、新車の値引き以上に総支払額を下げる購入方法も。
交渉事が苦手でも簡単に出来る方法なので、是非チェックしてみて下さい。