燃費・環境性能に優れたプラグインハイブリッドモデルの設定や、先進の安全装備の採用などが高く評価されているミディアムSUV、「三菱・アウトランダー」の人気グレードと装備を評価します。
パワートレインはプラグインハイブリッドのほか2Lおよび2.4Lのガソリンエンジンが用意され、駆動方式は2Lガソリン車が2WD(FF方式)、2.4Lガソリン車とプラグインハイブリッド車がフルタイム4WDとなっています。
また、グレードは全部で11種類がラインナップされます。
この記事の目次
アウトランダーの売れ筋人気グレードベスト5を発表!
メーカー発表のグレード別販売台数や中古車流通量、ディーラーへの調査など、当サイト独自に出したアウトランダーの人気グレードランキングです。
順位 | グレード名 | 価格(万円) | 流通台数 |
1位 | PHEV 2.0G ナビパッケージ | 432.4 | 144台 |
2位 | 24G ナビパッケージ | 328.4 | 43台 |
3位 | PHEV 2.0G セーフティパッケージ | 397.3 | 41台 |
4位 | PHEV 2.0G プレミアムパッケージ | 468.1 | 26台 |
5位 | 24G セーフティパッケージ | 296.2 | 19台 |
アウトランダーの人気グレードの装備を比較
圧倒的人気で1位となったPHEV G ナビパッケージは、プラグインハイブリッド車の中間グレードになります。
次いで2位にランクインした24G ナビパッケージは2.4Lガソリン車の最上級グレード、3位に続いたPHEV G セーフティパッケージはPHEV G ナビパッケージのひとつ下のグレードとなっています。
続いて、ランキングの上位3グレードそれぞれに標準で付く主な装備について解説します。
アウトランダー PHEV G ナビパッケージの主な装備は?
〇音声操作も可能な7インチWVGAディスプレイメモリーナビゲーション
※24G ナビパッケージにも標準装備
高解像度・高精細WVGA7インチディスプレイ採用の、ボイスコマンド(音声操作)対応多機能メモリーナビゲーションシステムが標準装備されます。
さらに、多彩なAV機能と10スピーカー採用による高音質も付加されます。
〇駐車場などで車両の死角を確認できるマルチアラウンドモニター
※24G ナビパッケージにも標準装備
車両の前後左右4か所に設けられたカメラの映像を、7インチWVGAディスプレイに映し出す装備です。
車両の死角にある障害物などを確認できるうえ、バードアイビュー機能により車両を上から俯瞰した映像に切り替えることもできるので、駐車場などにおいて重宝します。
〇両手に荷物を抱えている時などに便利なエレクトリックテールゲート
※24G ナビパッケージにも標準装備
テールゲートが電動開閉式となるので、両手に荷物を抱えている時や、雨の日で傘をさしている時などに大変便利です。
ノブ操作による開閉のほか、運転席からのスイッチ操作やリモコン操作による開閉も可能です。
〇スマホなどとの連携によりタイマー充電のスケジュール設定などができる三菱リモートコントロール
スマートフォンなどの無線LAN端末との連携により、離れた場所からプラグインハイブリッドシステムのタイマー充電やエアコンのスケジュール設定、ヘッドライトの点灯・消灯操作などができる便利な機能です。
アウトランダー 24G ナビパッケージの主な装備は?
〇4つの走行モードが選べるドライブモードセレクター
セレクターの操作により、通常は燃費の良い2WDで走行し滑りやすい路面では4WDに切り替わる「AWCエコ」、路面状況を問わず低燃費な走行を行う「ノーマル」、雪道などでの滑りやすい路面で安定感ある走りを実現する「スノー」、4WD走行により悪路や雪道などで優れた走破性を発揮する「ロック」の4つのドライブモードを選択できます。
〇スポーツ走行が楽しくなるパドルシフト
6速スポーツモード付CVTの変速操作を、ステアリングホイールから手を離さずに行えます。
コーナーの連続する山道をスポーティーに走行したい場合などに、威力を発揮します。
〇寒い日のドライブを快適にするステアリングホイールヒーター
※PHEV G ナビパッケージ、PHEV G セーフティパッケージにも標準装備
ステアリングホイールの常時握る部分にヒーター機能が付くので、寒い日も手が冷たくなることなく快適なドライブができます。
〇スイッチ操作でパーキングブレーキが掛けられる電動パーキングブレーキ
※PHEV G ナビパッケージ、PHEV G セーフティパッケージにも標準装備
スイッチを引き上げるとパーキングブレーキが掛かり、押すと解除できる機能です。
廉価グレードに付くハンドレバー式パーキングブレーキと比較すると操作に力がいらず、大変便利です。
アウトランダー PHEV G セーフティパッケージの主な装備は?
〇ハイビームとロービームを自動で切り替えるオートマチックハイビーム「AHB」
※PHEV G ナビパッケージ、24G ナビパッケージにも標準装備
先行車や対向車の有無、周囲の明るさなどを識別し、自動でハイビームとロービームを切り替えます。
手動で切り替えるわずらわしさから開放してくれる上、夜間の認識性を高めてくれる便利な装備です。
〇警報や自動ブレーキにより車両や歩行者との衝突を回避、または衝突時の被害を軽減する衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM」
※PHEV G ナビパッケージ、24G ナビパッケージにも標準装備
レーザーレーダーとカメラにより前方の車両や歩行者を検知し、衝突の可能性があると判断すると警報や自動ブレーキにより衝突を回避、または衝突時の被害を軽減する予防安全装備です。
〇車線逸脱による事故を防止する車線逸脱警報システム「LDW」
※PHEV G ナビパッケージ、24G ナビパッケージにも標準装備
カメラにより車線を監視し、車線を逸脱しそうによると警報により注意を促す装備です。
〇先行車への自動追従走行を可能とするレーダークルーズコントロールシステム「ACC」
※PHEV G ナビパッケージ、24G ナビパッケージにも標準装備
電波式レーダーにより先行車を認識、設定した車間距離を保ちながら自動追従走行を行う機能です。
また、先行車が停止した場合はそれに合わせて減速・停止を行うので、安全性の確保と同時にドライバーの負担を軽減してくれます。
〇身体を直接暖める運転席・助手席シートヒーター
※PHEV G ナビパッケージにも標準装備
運転席と助手席の座面とシートバックに、身体を直接暖めるシートヒーターが付きます。寒い日のドライブを快適にする装備です。
アウトランダーで人気の装備は?
上位3グレードに標準で付かない装備の中から、特に人気の高いものを取り上げ解説します。
開放感あふれる室内空間を実現するチルト機構付電動スライドガラスサンルーフ
自然光を導き開放感あふれる室内空間を実現すると同時に、室内の換気にも役立つ快適装備です。
高音質で音楽ソースが楽しめるロックフォードフォズゲート プレミアムサウンドシステム
三菱自動車がアメリカの老舗オーディオメーカーであるロックフォード社と共同開発した、アウトランダーPHEV専用オーディオシステムです。
ハイパワーアンプや高性能DSP、9スピーカーなどの採用により、音楽ソースが高音質で楽しめます。
さらにDTSナチュラルサラウンド機能により、2チャンネルソースがサラウンド音声で楽しめます。
優れた操縦安定性を実現するビルシュタイン社製ショックアブソーバー
優れた操縦安定性と引き締まった乗り心地を実現する、ドイツのビルシュタイン社製のショックアブソーバーです。
当サイトのおススメグレードはアウトランダー PHEV G セーフティパッケージ!
アウトランダーの人気グレードに付く標準装備や、人気の装備について取り上げてきました。
これらを考慮に入れた上で選んだ当サイトのおススメグレードは、人気ランキング第3位の「アウトランダー PHEV G ナビパッケージ」です!
そのおススメの理由を4つ取り上げ、解説します。
上級グレード並みの予防安全装備が付くから
PHEVシリーズの中では下から2番目のグレードになりますが、最廉価グレードに付かない予防安全装備が付き、その内容も上級グレードとほぼ同等です。
安全性重視の観点でみると、お買い得感があります。
寒い日でもドライバーが快適に過ごせるから
ステアリングヒーターとPHEVシリーズにしか付かない運転席シートヒーターにより、寒い冬の日でもドライバーが快適に過ごせるメリットがあります。
燃費とドライバビリティーが優れているから
JC08モード燃費は60.8km/Lという圧巻の数値で、ガソリン車の14.6~16km/Lに大きく水を開けています。
さらに、低速トルクの強いPHEVシステムならではの優れたドライバビリティーが魅力となるほか、低振動・低騒音による快適性の高さも兼ね備えています。
価格設定が魅力だから
このグレードの価格は397万3,860円で、上級のPHEV G ナビパッケージと比べ35万円ほど安価です。
ナビゲーションシステムが付かない点をのぞき装備面で大きく見劣りすることはありませんし、またナビゲーションシステムは安価な社外品を後付けすれば済むことを考えれば、お買い得感があります。
一方、ガソリンモデルの24G セーフティパッケージ・4WD仕様と比べた場合は約100万円高価になりますが、所得税や重量税の免税+補助金に加えて、燃費性能やドライバビリティーの圧倒的ともいえる差を考えれば、決して割高ではありません。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すアウトランダーの値引き交渉術
一回の交渉だけで、アウトランダーから限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。