ランドクルーザープラドはトヨタの4WDオフロードの中でも、本格派のランドクルーザーから派生したライトSUVモデルです。
都会的な味付けがされていて市街地でも快適なドライブを楽しむことができますが、その気になれば、かなりの悪環境を乗り越えられる高い走破性を備えています。
そのランドクルーザープラドには多くのオプションや特別仕様車がありますが、そのグレードやおススメモデルを紹介します。
この記事の目次
ランドクルーザープラドの売れ筋人気グレードベスト5を発表!
メーカー発表のグレード別販売台数や中古車流通量、ディーラーへの調査など、当サイト独自に出したランドクルーザープラドの人気グレードランキングです。
順位 | グレード名 | 価格(万円) | 流通台数 |
---|---|---|---|
1位 | 2.7 TX | 335.0 | 168台 |
2位 | 2.7 TX Lパッケージ | 380.3 | 87台 |
3位 | 2.8 TX Lパッケージ | 469.6 | 57台 |
4位 | 2.8 TZ-G | 513.4 | 44台 |
5位 | 2.7 TX Lパッケージ・Gフロンティア | 403.7 | 40台 |
ランドクルーザープラドの価格帯は3,349,963円~5,133,927円ですが、一番の売れ筋はベースグレードの「2.7 TX」となっていることがわかります。
ランドクルーザープラドの人気グレードの装備を比較
ランドクルーザープラド2.7 TXの主な装備は?
○265/65R17タイヤ+17×7 1/2 Jアルミホイール
下位グレードの「2.7 TX」ですが、さすがにオフローダー、下位グレードとは言え幅の広い大きなタイヤを装備しています。
○ラジエーターグリル
クロームメッキとシルバーでスタイリングされたラジエーターグリルがブロントマスクをシャープに見せています。
○スーパーUVカットガラス(フロントドア/撥水機能付)
フロントドアには紫外線を99%カットするスーパーUVカットガラスが用意されていて、さらに撥水機能もついています。
○オプティトロンメーター
いわゆる計器類ですが、ブルーの間接照明を使い、くっきりと表示させて視認性を高めるとともに、高級感を演出しています。
○スマートエントリー&スタートシステム
スマートキーを携帯していれば、ドアハンドルに触れるだけで開閉ができます。
もちろんエンジンのスタート、ストップもスイッチひとつでOKです。
ランドクルーザープラド2.7 TX Lパッケージの主な装備は?
○快適温熱シート(運転席・助手席)
シートヒーターも装備しており、肩や腰など負担のかかる箇所を効果的に温めます。
無段階温度調節機能が付いて細かく温度調整が出来るので、夏の冷房が効きすぎる時にも温度調整ができます。
○本革巻き4本スポークステアリングホイール&木目調・本革巻きシフトノブ
本革のステアリングホイールと木目調の本革巻シフトノブが奢られており、プレミアムSUVにふさわしい装備となっています。
同様にインストルメントパネル、ドアパネルオーナメント等も木目調となっています。
○フロア格納サードシート(電動)
7人乗りにはサードシートを電動で格納できる便利な機能を備えていて、スイッチを押すことで自動で格納・復帰できます。
スイッチはバックドア部分だけでなく、リヤドアにもあり、移動することなく動作することができます。
○アクセサリーソケット
DC12Vのコンセントを前席のセンターコンソール、センターコンソールの後、後部の荷室に備えていて、アウトドアなどに役立つ機能です。
ランドクルーザープラド2.8 TX Lパッケージの主な装備は?
○クルーズコントロール
追従型ではありませんが、クルーズコントロールを装備していて、高速時の走行負担を軽減します。
なお、2.8TZ-Gではオプションでレーダー追従型で、ブレーキ機能を備えたものを選ぶこともできます。
○マルチテレインセレクト
オフ―ロードにおいて走破性を高める機能で、路面状況に応じて、駆動輪を4輪に最適に配分することができます。
MUD&SAND、LOOSE ROCK、MOGUL、ROCK&DIRT、ROCKの5つの路面モードを設定でき、路面の状態からアクセルに応じてトラクションを自動配分します。
○TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
メーターの中央部に車の状態を4.2インチの高精細ディスプレイにより表示します。
表示内容は瞬間燃費、平均燃費、航続可能距離などに加えて、オフローダーならではの傾斜角度やマルチテレインセレクトなどの情報も表示されます。
○LEDヘッドランプ
通常のハロゲンヘッドランプより、クリアな視界を確保するLEDヘッドランプを装備しています。
○マルチアジャスタブルパワーシート
スイッチひとつてシートの位置を調整できるパワーシート機能により、最適な座席を設定できます。
運転席は8ウェイ、助手席は4ウェイの調整が可能です。
○アクティブトラクションコントロール、ダウンヒルアシストコントロール制御、ヒルスタートアシストコントロール
その他にも、オフローダー特有の機能として、スリップ状態から脱出をサポートする「アクティブトラクションコントロール」、急な下り坂や雪道で速度を一定に保つことによりステアリング操作に集中できるようにする「ダウンヒルアシストコントロール制御」、上り坂の発信時にずり落ちるのを防ぐ「ヒルスタートアシストコントロール」等、本格的オフロード走行機能があります。
その他の人気の装備は?
○チルト&スライド電動ムーンルーフ(挟み込み防止機能付)
都会的ライトSUVであるランドクルーザープラドに持ってこいのオプションがこのチルト&スライド電動ムーンルーフではないでしょうか。
一般道路走行中、海や山でもオープンすることにより、太陽光と風を採り込むことができます。
もちろん挟み込み防止機能付もついていますので、子供にも安心です。
○セーフティモニター
バックガイドモニターで縦列駐車や車庫入れをサポートします。
特にランドクルーザープラドのようなちょっと大きな車にあると、狭いところの駐車でもとても便利な機能です。
当サイトのおススメグレードは!
ランドクルーザープラドにはこれまでご紹介してきたように様々なグレードがありますが、当サイトのおススメグレードは「2.7 TX Lパッケージ」です。
その理由をご紹介します。
オフロードも街中もOKの充実の装備
都会派SUVのランドクルーザープラドですが、「2.7 TX Lパッケージ」にもオフロードを走るための基本的な機能は十分以上に備えています。
たとえば、傾斜角のモニター、タイヤ切れ角と4輪トラクション作動とデフロック作動を表示する機能、前述のアクティブトラクションコントロール、ダウンヒルアシストコントロール制御、ヒルスタートアシストコントロールなどです。
いざとなれば、おそらく日本のほとんどの悪路は問題なく走ることができるでしょう。
街乗りメインのSUV
しかし、どちらかいうと昔のランクルのイメージとは違い、プラドは街乗りがメインの使用となるのではないでしょうか。
例えば、家族とともにゆったりとロングツーリングを楽しんでアウトドアに出かける。サーフボードを積んで海へ、等々。
そうすると、やはり快適機能は欠かせません。
クルーズコントロールやシートヒーター、パワーシート等の装備です。
そこで下位グレードの「2.7 TX」との価格差ですが、約45万円となります。
この価格差で得られる快適装備は金額以上のものがあります。もちろん「2.7 TX」を購入してアウトドアをガンガン乗り回すという選択肢もあるかもしれません。
しかし、いざという時の走破性を備えた都会派のSUV、これがランドクルーザープラドのあり方ではないでしょうか。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すランドクルーザープラドの値引き交渉術
一回の交渉だけで、ランドクルーザープラドから限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。