ロングドライブに出掛ける場合、運転する車によって疲労度が大きく違ってくるよ。
ロングドライブをする機会が多いなら、車選びの際に単に好き嫌いで決めてしまうのではなく、なるべく疲労が少なくて済む車を選んだ方がいいよ!
ここでは、ロングドライブに適した車を5台選んで紹介するから、是非とも参考にしてみてね!
この記事の目次
トヨタ・クラウン ハイブリッド 4WD車
日本を代表する高級セダン「クラウン」は、ロングドライブに最適な車のひとつです。
シャシー性能が非常に高いため、FRモデルでも直進安定性はかなり優れていますが、特にハイブリッド 4WD車は抜群といえます。
強風や豪雨などの荒天時に、FRとの差が明らかになるはずです。
また、車両重量が1.8トン台と重いことも、ドッシリとした安定性につながっています。
更に、2,920mmのロングホイールべースに加えサスペンションがとても優れているため、乗り心地も非常に良好です。
そして、2.5L直4エンジンとモーターによるハイブリッドシステムも、静かでスムーズなことに加え中低速トルクも十分なので、ストレスの少ない走りをもたらしてくれます。
運転支援システムの面でも、ステアリング操作をサポートするレーントレーシングアシストや全車速追従機能付のレーダークルーズコントロールなどが備わるので、ドライバーの負担はミニマムです。
クラウンの中でも安定感という意味では、FR車より4WD車の方が優れているんだね。サスペンションのおかげで乗り心地はかなりいいみたい。
エンジンは静かでトルクもあるから、ストレスなく走ることができるんだね。クラウンは疲れる要素を極力減らす技術が満載だから、ロングドライブが快適になるのも納得できるね!
スバル・レガシィB4
スバルのフラッグシップ「レガシィB4」は、国内での人気こそ低迷しているものの、ロングドライブに非常に適したモデルなので見逃すわけにはいきません。
車両重量は1,540kgとそれほどヘビー級ではありませんが、重厚な乗り心地を実現するには十分な重さといえますし、ホイールベースも2,750mmと十分です。
実際の乗り心地も、サスペンションの出来の良さと相まってフラットかつ重厚なので、ロングドライブでも不当に疲れることはないでしょう。
搭載される2.5Lフラット4エンジンは特別パワフルではないものの、穏やかな出力特性を持つうえ非常にスムーズなので、リラックスして運転できるはずです。
駆動方式はスバル自慢の「シンメトリカル4WD」で、天候を問わず優れた直進安定性を実現しています。
勿論「アイサイト」が標準装備されるので、全車速追従機能付クルーズコントロールやアクティブレーンキープがドライバーの負担を軽減してくれることでしょう。
レガシィB4はどっしりしてて、スムーズに走れる程よい力があるから、長距離運転でも疲れにくいのかなぁ。
運転する人の負担を軽くする機能が沢山ついてるのも疲れにくさに役立っているみたい。人気がいまいちみたいだけど凄くいい車だと思うよ~!
マツダ・CX-8 ディーゼル 4WD車
マツダのフラッグシップでもあるクロスオーバーSUV「CX-8」は、このカテゴリーとしては最もロングドライブに適した1台といえるでしょう。
まず、1.7~1.8トン台の車両重量やクラウンをも超える2,930mmのロングホイールベースなど、乗り心地を有利にする基本条件が揃っています。
それだけではなく、しなやかに動くサスペンションが備わるので、実際の乗り心地も重厚にしてフラットです。
これならロングドライブ時も、ドライバーのみならず3列目シートの乗員も快適に過ごせるでしょう。
エンジンは2.5L直4ガソリンと2.2L直4ディーゼルターボの2種類が用意され、それぞれFFと4WDが選択できますが、ロングドライブ向けのおススメはディーゼルターボと4WDの組み合わせです。
ディーゼルターボエンジンは強力な低速トルクが持ち味で、どんな状況でもアクセルのひと踏みが車体がグイっと前に押し出されるので、ドライバーはストレスを感じることがありません。
また、ディーゼル特有のカラカラ音もほとんど気にならないなど、静粛性も文句ありません。
FFよりも4WDがおススメなのは、重量の重さが乗り心地に効くことと、より優れた走行安定性がもたらされるためです。
そして運転支援システムの面でも、ステアリング操作をアシストして車線逸脱を防ぐレーンキープ・アシスト・システムや、全車速追従機能付のマツダ・レーダー・クルーズ・コントロールなどが備わるので、申し分ありません。
マツダのSUVの頂点に立つCX-8は、しなやかに動くサスペンションのおかげで快適な乗り心地なんだね。
エンジンはガソリンとディーゼルの2種類あるけど、ロングドライブにはストレスなく加速できるディーゼルがおすすめみたいだよ!運転支援システムが充実してるのもうれしいね!
メルセデス・ベンツ・Sクラスセダン 4マチック
メルセデス・ベンツの車は、アウトバーンで長距離移動することを念頭に置いて設計されているので、正にロングドライブに売ってつけです。
どの車種を選んでも間違いないといえますが、極めつけはやはりフラッグシップモデル「Sクラスセダン」でしょう。
その中でも、4WD方式を採用するとともにトルキーな3L直6ディーゼルターボエンジンを搭載する「S400d 4マチック」は、飛び抜けた速ささえ要求しないなら非常に良いチョイスです。
2トンを超える車両重量や3,035mmにも達するロングホイールベースに加え、素晴らしい出来栄えのエアサスペンションが装備されるため、乗り心地はパーフェクトといえます。
勿論静粛性も抜群なので、ロングドライブでも疲れ知らずです。
また、運転支援システムの面でも同社最新のインテリジェントドライブが備わるため、この点でも文句なしです。
ベンツって高速道路でのロングドライブ向けに設計されてるんですってね。中でも最高級のSクラスセダン4マチックは、とっても静かで乗り心地も完璧らしいからロングドライブには最適ね!
ところでロングドライブでお腹が減った時、トーストが焼ける機能を付けてくれないかしら、ベンツさん・・・
DS 7クロスバック
シトロエンがDSブランドで販売するフラッグシップモデル「DS 7クロスバック」は、ロングドライブに好適の1台になっています。
ここで紹介する中で唯一FF方式を採用するモデルですが、ヘタな4WD車顔負けの直進安定性が持ち味です。
意外かもしれませんが、もし国別直進安定性選手権なるものがあったとすれは、フランス車は優勝候補にあげられます。
中でもシトロエンはロングクルージング向きの車作りに長けていますが、DS 7はその代表格といえるのです。
1.6トン前後の車両重量や2,725mmのホイールベースなどはDセグメント車としては平均的ですが、いかにもフランス車らしいしなやかに動くサスペンションが備わるため、クラスの水準を大きく超える乗り心地を誇ります。
この乗り心地には、素晴らしく出来のよいシートの貢献も大です。
パワートレインは1.6L直4ガソリンターボと2L直4ディーゼルターボが用意されますが、ロングドライブにより適しているのは強力な中低速トルクを持つ後者になります。
音や振動の面でも、アイドリング時を除けばディーゼルを意識させられることはまずないでしょう。
運転支援システムは、アクティブクルーズコントロールとレーンポジショニングアシストを統合したDSコネクテッドパイロットが備わるので、この点でも十分です。
更に、赤外線カメラを用いたDSナイトビジョンも装備されるので、夜間のロングドライブでも必要以上に神経をすり減らさずに済みます。
DS7クロスバックはFFっていう前のタイヤが回るタイプにしては安定感がいいんだって。それとシートの座り心地がいいのもポイント高いね!
夜の運転でも疲れないように赤外線を使って道路にいる人や動物を知らせてくれる機能が付いてるのはびっくりだなぁ!
ロングドライブで疲れない車の条件とは?
ロングドライブで疲れない車の条件について解説しましょう。
まず、車両重量がある程度重いことが望まれます。
車両重量の重い車はバネ上重量も重いため、路面の凹凸を乗り越えた際に車体の上下動が少なく、乗員は快適です。
また、ホイールベースが長いことも条件のひとつになります。
ホイールベースが長ければ車体のピッチングが少なく、快適性につながるからです。
勿論サスペンションのセッティングも重要で、固すぎず、柔らか過ぎずの適度なセッティングが望まれます。
それと、特に高速道路では直進性の良し悪しもドライバーの疲労に直結しますが、一般的に4WD > FF > FR > ミッドシップ >RRの順に優れているといえるでしょう。
更に、エンジンの特性も重要です。
当然、騒音や振動が少ないことが望まれますが、中低速トルクが豊かでアクセルの踏み込み量が少なくて済むことも、大きなポイントになります。
そして、運転支援システムのひとつであるアダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシスト機能などの有無も、疲れを左右します。
上記の5台は、これらの条件をクリアした車種と言えるでしょう。
長距離を運転しても疲れ知らず!?ロングドライブに適した車おすすめ5選のまとめ
ここで紹介した5台なら、ロングドライブでもむやみに疲労が蓄積することはないよ。
もしコンパクトカーなどから乗り換えたら、あまりの違いに驚くはず!
疲れてしまうどころか、むしろ走るのを止めてしまうことが惜しくなって、どこまでも走り続けたくなるかもね!