ルーミーはコンパクトでありながら広い空間を使えることが一番の特徴となっています。
街中でのとりまわしも楽なサイズですが、室内は5人乗っても余裕のサイズで、ルーム(部屋)という意味からとられた、ROOMYという名に恥じないモデルです。
さらに2020年9月のマイナーチェンジにより装備が充実、一段と魅力的になりました。
ここでは、そんなルーミーの人気グレードと装備を評価します!
この記事の目次
ルーミーの売れ筋人気グレードベスト5を発表!
メーカー発表のグレード別販売台数や中古車流通量、ディーラーへの調査など、当サイト独自に出したルーミーの人気グレードランキングです。
順位 | グレード名 | 価格(万円) | 流通台数 |
---|---|---|---|
1位 | 1.0 カスタム G-T | 204.6 | 186台 |
2位 | 1.0 カスタム G | 191.4 | 127台 |
3位 | 1.0 X | 155.6 | 114台 |
4位 | 1.0 G-T | 186.4 | 48台 |
5位 | 1.0 G | 174.3 | 40台 |
ルーミーの価格帯は1,556,500円~2,090,000円なので、売れ筋は比較的上位のグレードであることがわかります。
ルーミーの人気グレードの装備を比較
ルーミー 1.0 カスタム G-Tの主な装備は?
○ 15インチアルミホイール+175/55R15タイヤ
他のグレードよりも1インチ大きい15インチアルミホイールと、ワイド&扁平な175/55R15タイヤを装着します。
クールなルックスに加え、コーナリング時の限界スピードやステアリングレスポンスが良くなる点が魅力です。
○ フロント&リヤスタビライザー
コーナリング時に車体の傾きを抑える装備がスタビライザーです。
ノンターボモデルはスタビライザーがフロントサスペンションにしか付きませんが、ターボエンジン搭載のカスタム G-Tは、ハイパワーに対応するためリヤサスペンションにも装着。
タイヤサイズの違いと相まって、安定した姿勢でコーナーを駆け抜けることができます。
○ 電動パーキングブレーキ
※カスタム Gにも標準装備
パーキングブレーキの操作がボタンひとつで出来る装備です。
さらにオート機能を使えば、シフトポジションをPに入れると自動でパーキングブレーキが掛り、P以外のポジションに入れると自動で解除されるので、とても便利。
パーキングブレーキの掛け忘れや、解除しないまま走り出してしまうようなミスも防げます。
○ ブレーキホールド
※カスタム Gにも標準装備
HOLDスイッチを押してシステムを起動すると、停車時にブレーキペダルから足を離してもブレーキが掛ったままになります。
発進時はアクセルを踏むだけで自動で解除されるので、手間も掛かりません。
信号や渋滞の多い街乗りで、とても重宝する装備です。
ルーミー 1.0 カスタム Gの主な装備は?
○ LEDフロントフォグランプ+LEDイルミネーションランプ
※カスタム G-Tにも標準装備
フロントバンパーに、霧や豪雨などの悪天候時に点灯して視界を確保するフロントフォグランプと、昼夜を問わず点灯し、自車の存在を周囲にアピールするイルミネーションランプを装備。
外観的にも、この2つのランプが付いているとフロントマスクが締まった雰囲気になります。
○ アダプティブドライビングビーム
※カスタム G-Tにも標準装備
夜間にハイビーム走行時、先行車や対向車を検知すると照射範囲を自動で調整する装備です。
相手への幻惑を防ぎながら、視界が効くハイビームを維持できるので、安全運転に結び付きます。
○ サイドビューランプ
※カスタム G-Tにも標準装備
ステアリングを切った方向を照らす補助ランプ、サイドビューランプを装備。
夜の交差点やカーブでも視界が効くので、歩行者や自転車の早期発見につながります。
また、シフトポジションをRに入れると両側のサイドビューランプが点灯するので、バックの時も安心です。
○ 全車速追従機能付ACC
※カスタム G-Tにも標準装備
先行車に自動で追従走行する運転支援装備が、全車速追従機能付ACC (アダプティブクルーズコントロール) です。
先行車が停止すると自車もそれに合わせて停止するので、渋滞路でも使えます。
運転の疲労を軽減し、ヒューマンエラーによる追突のリスクも減らす装備として見逃せません。
ルーミー1.0Xの主な装備は?
○ パワースライドドア(助手席側)
※カスタム G-T、カスタム Gにも標準装備
スイッチひとつで開閉できるパワースライドドアは、Xの場合は助手席側のみ装備します。
手動式スライドドアと比べ力を使わず開閉できるので、力の弱いお年寄りや子供が乗り降りする時は特に便利です。
○ ウェルカムドアロック解除
※カスタム G-T、カスタム Gにも標準装備
電子カードキーをバッグやポケットに携帯し、クルマに近づくと自動でドアロックが解除されます。
いちいちキーを取り出す必要がないので、とても便利です。
○ 格納式リヤドアサンシェード
※カスタム G-T、カスタム Gにも標準装備
左右のスライドドアの窓に、格納式のサンシェードを内蔵。
日差しを遮ることができるので、後席で休みたい時などに重宝します。
○ 後席ステップランプ(助手席側)
※カスタム G-T、カスタム Gにも標準装備
助手席側スライドドアの開閉に連動し、足元を照らすランプです。
夜間、照明のない真っ暗な場所でも、この装備があれば乗り降りがしやすくなります。
ルーミーその他の人気の装備は?
○ ウェルカムパワースライドドア
電子カードキーを携帯してクルマに近づくと、自動でパワースライドドアがオープンします。
両手が荷物でふさがっている時などに、特に有難みを感じる装備です。
Xを除く全車に標準装備されます。
○ LEDヘッドランプ
LEDヘッドランプはハロゲンヘッドランプよりずっと明るいので、夜間走行時の安心感が違います。
ルーミーでは、X以外のグレードに標準装備。
画像はノーマル系モデルのLEDヘッドランプで、重い荷物を積んでリヤが下がった時は手動で光軸を調整する必要がありますが、カスタム系は自動で光軸調整する機能が付くので手間いらずです。
○ 安全運転支援システム(スマートアシスト)
ルーミーは、全車に安全運転支援システム「スマートアシスト」を標準装備しています。
衝突警報機能+衝突回避支援ブレーキ機能:衝突警報機能は、前方の車両や歩行者との衝突の危険性が高まると、ブザー音とディスプレイ表示によりドライバーに注意を促す装備です。
それでも衝突が回避できないとシステムが判断すると、衝突回避支援ブレーキ機能が働き、自動ブレーキを掛けて衝突被害を軽減または回避します。
誤発進抑制制御機能:時速10km以下の場合で障害物がある場合にアクセルペダルを急激に踏み込むと、踏み間違いと判断してエンジン出力を下げると同時に、ブザー音とディスプレイ表示でドライバーに注意を促します。
それでも衝突の危険性がなくならない場合は、自動ブレーキを掛けて衝突回避をサポート。
この機能は前進時にも後退時にも働きます。
車線逸脱警報機能:約60km/h以上で走行中に車線を外れそうになった場合に、ドライバーにブザー音とディスプレイ表示で知らせます。
ふらつき警報:長時間走行中にクルマのふらつきを検知すると、ブザー音とディスプレイ表示でドライバーに注意を促します。
路側逸脱警報:約60km/h以上で走行中に路側にはみ出しそうになると、ブザー音とディスプレイ表示でドライバーに注意を喚起します。
先行車発進お知らせ機能:信号待ち等で停車中に先行車が発車したことに気づかなかった場合、ブザー音とディスプレイ表示で発進を促します。
当サイトのおススメグレードはルーミー 1.0 カスタム G-T!
ルーミーは基本的に5つのグレードがありますが、当サイトのおススメグレードはやはり売れ筋の「ルーミー 1.0 カスタム G-T」です。
その理由を3つあげ、解説します。
ノンターボモデルとは走りが違う
グレード名の末尾にTがつくものはターボモデルで、スペックは最高出力98ps、最大トルク14.3kgmです。
ノンターボモデルの最高出力69ps、最大トルク9.4kgmと比べ圧倒的にパワフルで、走りの余裕が違います。
この種の車の購入を検討する場合は、どうしても「ファミリーカーなので走りは二の次でいい」と思いがちです。
しかし、たとえファミリーカーでも走りがいいに越したことはありません。
高速走行時の追い越しや山道の上りなど、いざという時の加速力はノンターボとは全く違います。
余裕をもって走れるので、高速道路を運転していても緊張感を軽減できるなど、メリットは絶大です。
ただデメリットもあり、価格は高くなりますし、燃費も劣ります。
カタログ燃費を比べると、ノンターボモデルでは18.4km/Lのところターボモデルは16.8km/Lです。
しかし、パワフルな走りの代償と考えれば、1.6km/L程度の燃費差は納得できるのではないでしょうか。
特に多人数が乗るファミリーの方や走り好きな単身者には、ターボモデルをオススメしておきます。
充実が装備
1.0 カスタム G-Tは最上級グレードなので、装備が充実しています。
同じターボモデルの1.0 G-T (ノーマル系) と比べても、快適装備や安全装備の差は歴然です。
また1.0 G-Tと比べタイヤや足回りも強化されているので、ワインディングの走行性能も違います。
足りないものと言えば、側面衝突から乗員を守るSRSサイド&カーテンシールドエアバッグくらいなので、オプションでこれを付ければ万全です。
最上級グレードながらコストパフォーマンスが高い
1.0 カスタム G-Tの価格は204.6万円で、ノンターボの1.0 カスタム Gより13.2万円、ノーマル系の1.0 G-Tより18.2万円高価です。
しかし、1.0 カスタム Gと比べ圧倒的にパワフルな走りを持ち、1.0 G-Tよりずっと装備が充実していることを考えれば、この価格差は十分納得がいきます。
買った後の満足度の高さや、のちのち後悔せずに済むことを考えれば、1.0 カスタム G-Tのコストパフォーマンスは下位グレード以上と言えるでしょう。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すルーミーの値引き交渉術
一度の交渉のみで、ルーミーの限界値引きを引き出す方法です。少ない労力で大きい効果が得られるので、是非試してみて下さい。