ハイブリッドモデルならではの燃費性能・環境性能の高さに加え、7人乗り仕様も用意されるなど優れたユーティリティーが魅力の「トヨタ・プリウスα」の人気グレードと装備を評価します。
パワートレインは1種類、駆動方式は2WD(FF方式)のみの設定で、カタロググレードとしてスポーツコンバージョンモデルを含め全6種類がラインナップされるほか、特別仕様車も設定されています。
この記事の目次
プリウスαの売れ筋人気グレードベスト5を発表!
メーカー発表のグレード別販売台数や中古車流通量、ディーラーへの調査など、当サイト独自に出したプリウスαの人気グレードランキングです。
順位 | グレード名 | 価格(万円) | 流通台数 |
---|---|---|---|
1位 | 1.8S | 282.8 | 888台 |
2位 | 1.8Sツーリングセレクション | 313.6 | 427台 |
3位 | 1.8G | 317.8 | 395台 |
4位 | 1.8SチューンブラックⅡ | 290.3 | 241台 |
5位 | 1.8Gツーリングセレクション | 338.4 | 134台 |
プリウスαの人気グレードの装備を比較
2位を大きく引き離し1位にランキングされた1.8Sは、下から2番目の買いやすいグレードになります。
次いで2位に入った1.8Sツーリングセレクションは中間グレード、3位の1.8Gは、スポーツコンバージョンモデルを除くと上から2番目のグレードです。
次に、ランキングの上位3グレードそれぞれに標準で付く主な装備について説明します。
1.8Sの主な装備は?
〇運転席ドアの施錠・解錠などが簡単にできるスマートエントリー&スタートシステム
スマートキーをポケットやバッグなどに携帯していれば、ドアノブに触れるだけで運転席ドアの施錠・解錠ができます。
また、ハイブリッドシステムを起動させるときも、パワースイッチを押すだけでOK。
車に乗り降りする際に、いちいちキーを取り出す煩わしさから解放してくれる便利な装備です。
〇ドライブに欠かせない情報を表示するTFTマルチインフォメーションディスプレイ
※1.8Sツーリングセレクション、1.8Gにも標準装備
インパネの中央に、ハイブリッドシステムインジケーターや航続可能距離など、ドライブに欠かせないさまざまな情報を表示するTFTマルチインフォメーションディスプレイが装備されます。
〇ステアリングホイールを握ったまま、さまざまな機能の操作ができるステアリングスイッチ
※1.8Sツーリングセレクション、1.8Gにも標準装備
ステアリングのセンターパッドにスイッチを装備、マルチインフォメーションディスプレイ内の表示切り替えなどの操作がステアリングホイールを握ったまま行える機能です。
さらに、ディーラーオプションのナビ・オーディオシステムを装備した場合はその操作も可能となります。
1.8Sツーリングセレクションの主な装備は?
〇助手席ドアやバックドアの施錠・解錠もワンタッチでOK、さらに便利なスマートエントリー&スタートシステム
※1.8Gにも標準装備
1.8Sには運転席ドアだけにしか付かないスマートエントリー機能が、助手席ドアとバックドアにも付くので利便性が一段と向上します。
〇消費電力の少ないオートレベリング機能付Bi-Beam LEDヘッドランプ
※1.8Gにも標準装備
LEDヘッドランプには、ハロゲンヘッドランプよりも消費電力が少なく寿命も長いメリットがあります。
さらに、ラゲッジスペースに荷物を満載してリアサスペンションが沈み込んだ場合などに、自動で照射角度を調整してくれるオートレベリング機能が付きます。
〇高速走行時の安定性を向上させるとともに、クールなルックスを演出するフロント&リヤバンパースポイラー
フロント&リヤバンパーに、ダウンフォースを発生させるスポイラーが装着されます。
高速走行時の安定性を向上させる効果のほか、クールなルックスを演出してくれる装備です。
1.8Gの主な装備は?
〇電動でベストなシートポジションを設定できる運転席8ウェイパワーシート
運転席の前後スライドやリクライニング、シート上下、座面前端上下の調整を電動で行う機能です。
さらに、腰を支えるランバーサポートの調整も可能です。
手動式6ウェイタイプでランバーサポートも付かない1.8S/1.8Sツーリングセレクションと比べ、ワンランク上の装備となっています。
〇快適な高速クルージングを可能にするクルーズコントロール
高速道路を走行する際に、設定した速度を自動でキープしてくれる装備です。
ドライバーをアクセル操作から開放してくれるので、疲労感の軽減に役立ちます。
〇スーパーUV・IR(赤外線)カット・フロントドアガラス
フロントドアガラスが、通常のUVカットガラスよりも紫外線遮断性能が高く、さらに赤外線もカットしてくれるグリーンガラスになります。
紫外線からお肌を守るとともに、エアコンの負荷も軽減してくれる装備です。
プリウスαで人気の装備は?
上位3グレードに標準装備されないものの中から、特に人気の高い装備について紹介します。
事故の発生を未然に防止する各種予防安全装備
ミリ波レーダーにより前方の車両や障害物などを検出し、追突事故を未然に防ぐ「プリクラッシュセーフティシステム」、カメラにより道路上の白線または横線を認識し、車線を逸脱する可能性がある場合に警告する「レーンディパーチャーアラート」、ハイビームとロービームを自動で切替え、前方視界の確保をアシストする「オートマチックハイビーム」、高速走行時に前車への自動追従を可能とする「レーダークルーズコントロール」の4つの予防安全装備が、S Lセレクションを除く全車にメーカーセットオプションとして設定されています。
駐車をサポートするインテリジェントパーキングアシスト
超音波センサーとカメラの組み合わせにより駐車スペースを自動で検出するとともに、バック駐車のステアリング操作をアシストしてくれる装備です。
駐車が苦手な人には特におすすめの装備で、S Lセレクションを除く全車にメーカーオプションとして設定されます。
非常時に電源を確保できるアクセサリーコンセント
ハイブリッドモデルならではのバッテリー容量の大きさを生かし、家庭用と同じAC100V電源を取り出す機能です。
停電などの非常事態が発生した場合、屋外で家電用品を使えるので大変重宝する装備です。
5人乗りにメーカーオプションとして設定されます。
マニアには大人気!?プリウスαのマニアックなグレード
上位5位以内にはランクインしなかったものの、マニアの間で高い人気を持つグレードが、TOYOTA GAZOO Racingが手掛けるスポーツコンバージョンモデル「1.8SツーリングセレクションG’s」です。
ボディ剛性やサスペンションの強化、専用の内外装装備により、走る喜びを付加したモデルになります。
〇デザイン・エクステリア
専用フロントバンパー&ラジエーターグリル、専用LEDイルミネーションビーム、専用サイドマッドガード、専用リヤバンパー、専用マフラーなどが装備され、スポーティかつクールな仕上がりとなっています。
〇内装
タコメーター付専用センターメーター、ディンプル本革巻き4本スポークステアリングホイール、専用フロントスポーティシート、アルミペダルなどが装備され、気分をスポーツドライビングに駆り立てます。
〇装備・パーツ
車両下部に、ボディ剛性を強化するためのブレースやリインフォースや、高速走行時の操縦安定性を高めるための空力フィンが追加されます。
さらに、約15mmローダウンされる強化サスペンションや、18インチホイール&タイヤの採用により優れたハンドリングを実現しています。
当サイトのおススメグレードは1.8SチューンブラックⅡ!
人気グレードに付く標準装備や特に人気の高いオプション装備などについて説明してきましたが、ここで当サイトが最もおススメするグレードを紹介します。
それは、1.8Sをベースとした特別仕様車であり、人気グレードランキングで第4位に入った「1.8SチューンブラックⅡ」です。
以下、その理由を3つ取り上げて解説します。
運転席・助手席に快適温熱シートが付くから
このグレードだけの装備として、運転席・助手席に快適温熱シートが付きます。
座面と背もたれにヒーターを内蔵しており、スイッチを入れると短時間で身体を直接温めてくれます。
寒い日のドライブの快適性に、差が付く機能です。
スーパーUV・IR(赤外線)カット・フロントドアガラスが付くから
日差しの強い日でも快適な室内環境を約束するスーパーUV・IR(赤外線)カット・フロントドアガラスは、ベースモデルの1.8Sには付きませんが、この1.8SチューンブラックⅡには標準装備されます。
専用のクールな内外装パーツが付くから
専用の加飾が施されたプロジェクター式ハロゲンヘッドランプや、クローム調ホイールキャップが備わる16インチアルミホイール、ホワイトステッチやラメ入りピアノブラック塗装が施された本革巻き4本スポークステアリングホイールなど、数々のクールな専用内外装パーツが付きます。
人とは違うプリウスαに乗りたいが、1.8SツーリングセレクションG’sでは派手過ぎるいう人には特に魅力的に映るはずです。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すプリウスαの値引き交渉術
一回の交渉だけで、プリウスαから限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。