トヨタのミニバンの中でも最上級クラスの車種です。外観や内装も高級感があり、また存在感もあります。
実際に乗られている方の口コミや評判をまとめました。アルファードのメリット・デメリットや評価を見ていきましょう!
この記事の目次
アルファードのエクステリアの口コミ
アルファードのエクステリアについて、約83%のユーザーが満足したと評価しています。
しかし、これとは逆に不満と評価しているユーザーもいます。では、どのような部分が不満なのか口コミを見てみましょう。
インパクトのあるフロントグリルが不評
発売当初から不評であったフロントマスクに不満を持っているユーザーが多いです。
「フロントグリルがデカすぎる」
「腹筋のようでつい笑ってしまう」
「あそこまでデカくする必要ある?主張がありすぎて恥ずかしい」
などといった口コミが最も多かったです。
確かに前のモデルと比べて、かなりインパクトのあるフロントマスクになりました。他の車種でもここまで存在感のあるフロントマスクはありませんからね。
また、テールランプについても少し不満があるようです。
「テールランプが上すぎる…」
「ランプの配置がつり上がっている」
「離れたところから見ると若干ブサイクさが残る」
のように、テール部分のデザインに不満を持っているユーザも多いようですね。
リアゲート全体を見ると、リアウィンドウとテールレンズが上部に集中していて、少しバランスが悪く見えます。ナンバープレートとの位置関係も少しアンバランスですね。
前のモデルと比べて高級感がアップした?
「外観はファミリーカーには見えない」
「18インチホイールがカッコよく、高級感がある」
といった評価を持つユーザが大半を占めています。
以前のモデルと比べて、かなりシャープでうまくまとまっている印象ですね。
また、フロントグリルに抵抗があったユーザーも「はじめ抵抗があったが、見慣れれば問題ない」というように、最初のインパクトが強すぎるので圧倒されてしまうが、慣れてしまえばむしろカッコイイという口コミが多いです。
アルファードのインテリアの口コミ
インテリアに関して、90%以上のユーザーが満足しています。
高級感がある内装が人気のようですね。
収納力のなさが少し欠点?
一見、収納が多そうに見えるアルファードですが、グレードによってやや収納不足が指摘されています。
「収納が少なく使いづらい」
「前のモデルに比べて収納が減った」
「見た目はいいが、カップホルダーが使いにくい」
「ゴミ箱を置きたいが置く場所がない」
など、グレードによってセンターコンソールの形状が違ったり、使い勝手の悪さが不満のようです。
スーパーロングシートは無用の長物??
また、「リアエンターテイメントを装着すると、後方をルームミラーで確認しづらい」や「SAパッケージでは、スーパーロングスライドが付いているが意外と使わない」「スーパーロングシートだとシートベルトがシートに埋め込まれているので装着しづらい」などといった実用的な部分での欠点があります。
確かにスーパーロングスライドシートで、MAXまでスライドさせて使い機会は限定されそうです。
常に二人乗りなら、ロングスライドのまま固定できますが、多人数乗車が基本のミニバンでは、2列目や3列目にも頻繁に人が乗るケースを考えれば、自然と使い機会は少なくなりそうですね。
フロントの操作パネルに欠点が?
操作パネルや、ナビ周りはかなりのスペースを取っていて使いやすそうですが、このような口コミも見かけます。
「Pレンジにした状態でのエアコンパネルが操作しづらい」
「シフトレバーが邪魔」と言った評価があります。
さらに「車内のLEDランプが暗い」というユーザーもあり、購入後自身でルームランプを交換した方もいます。
シートの柔らかさが高評価
「シートは前のモデルより良い」
「シートが柔らかく疲れにくい」
「シートアレンジがよく、全席自由な空間を作ることができる」
のように、シートに関する口コミが多くかなり評判がいいです。
また、高級感を評価しているユーザーもいました。
「木目調パネルとメッキのバランスが良い」
「ブラックで統一されていて高級感がある」など、やはり見た目の高級感が気に入っているユーザが多いですね。
シートの組み合わせは、8人乗りよりも7人乗りの方が人気で売れています。
アルファードのエンジン性能の口コミ
エンジン性能も高評価ですね。
アルファードは走りを楽しむタイプの車種ではないですが、かなり満足度の高い結果となりました。
満足度の高いエンジンだが2.5Lはやや力不足?
アルファードのガソリン車には2.5Lと3.5Lのグレードが用意されています。
なかでも2.5Lを購入されたユーザの中には、
「少し力不足で踏み込んだ時のエンジン音が気になる」
「発進が鈍く、加速がない」
「エコモードではもっさり感がある」
のように、力不足が指摘されています。
アルファードは車重が重いので、走り出しや加速に少し物足りなさを感じているユーザーが多くいます。
また、「2.5Lはエンジン音が安っぽい」や「坂道ではエンジン音がうるさい」などの評価もあります。6気筒エンジンの3.5Lと比べると、4気筒エンジンの2.5Lは音や質感の部分で劣ってしまいます。
さらに3.5Lの車と比べるとパワーがないのは仕方ないですね。
「車高が高く長いので、キビキビとしが走りではない」というユーザーもいるように、このサイズの車に慣れていない方は、少しパーワー不足を感じるのかもしれませんね。
街乗りでは十分楽しめる!
車のパワー不足を指摘するユーザーも多いですが、街乗りをする分には十分という口コミも多くありました。
「近場を運転するには十分」
「踏めば、しっかり加速してくれるので良い」
「坂道も問題なく登れる」など、7人乗ってもしっかり追い越しもできるので、2.5Lでも必要十分でしょう。
絶対的なパワーはないですが、このサイズの車は走りを追及したものではないので、そこまでエンジンの力がなくても問題ないというユーザーが多かったですね。
むしろ、この大きさの車でこの走りは合格点だと思いますよ。
アルファードの走行性能の口コミ
走行性能について、普通の評価も合わせると約96%のユーザーが評価しています。
ミニバンは走行中の安定性が不安視されていましたが、しっかりユーザーの評価を得ています。
走行中は横揺れが気になる?
「車に高さがあるので横揺れに弱い」
「カーブの時の安定感がない」
「ライバル車の日産やホンダに比べて走りは劣る」などといった口コミが多く見られます。
また「運転してワクワクするような車ではない」という評価もあります。
スポーツカーのように走りを追及した車種ではないので、多少ロールするのは仕方ない所です。。しかし、酔ってしまうような横揺れではなく、許容範囲の揺れなので特に問題ではなさそうです。
エンジン音が静かすぎるのがアルファードの欠点?
新しくなったアルファードは以前のモデルと比べてエンジン音が静かになりました。
その影響でこんな口コミもみられます。
「静かすぎて細かな音が気になる」
エンジン性能も進化し、より走行中は静かになったのですが、それ以外のロードノイズや風切り音が聞こえてしまいます。
ラジオや音楽を流していれば、それほど気になるような音ではないようです。
電動パーキングブレーキ・ブレーキホールドが便利
「電動パーキングブレーキとブレーキホールドが便利すぎて他の車種に乗った時に忘れてしまう」と言った口コミが多く、この機能が高い評価を得ています。
電動パーキングブレーキは、Pレンジに入れると自動でパーキングブレーキをかけ、それ以外のポジションにシフトを操作すると解除されるものです。
また、ブレーキホールド機能は停車した時のブレーキ保持を行い、足をブレーキペダルから話しても車を停止させられるという機能です。クリープ現象で進んでしまうことを防いでくれます。この機能は多くのユーザーが満足している部分ですね。
アルファードの乗り心地の口コミ
アルファードの乗り心地に関して、ほとんどのユーザーが満足しています。座り心地の良いシートやサスペンションの変更などが影響していますね。
乗り心地は良いが18インチタイヤでは、少し硬い印象
アルファードには16インチから18インチのタイヤサイズが用意されています。
タイヤの厚みが薄くなってしまう18インチタイヤでは、どうしても乗り心地がコツコツとした堅めの物になってしまいます。
「18インチタイヤでは少しゴツゴツ感が出てしまう」
「車高が高いせいか、路面の凹凸をひろう」と言った評価が多いです。
しかし、ホイールのインチサイズを小さくしても、少し不満の声があります。
「ふわふわした感覚がイヤ」
「サスが柔らかく、酔いやすい」などの口コミもあります。
また、「本革の匂いがダメ」や「車内の匂いを確認してからオプションを決めればよかった」と言った口コミもあるので、乗り心地や本革の匂いなどを確認してから購入した方が良さそうですね。
サスペンションの変更で長距離の運転も疲れにくい
前モデルからサスペンションが変更されたことで、かなりアルファードの乗り心地が改善され高評価をしているユーザーもいます。
「サスのバランスがいい」
「リアサスがダブルウィッシュボーンになったことが最大の魅力!」
「前のモデルよりも、格段に乗り心地がアップした」と言いた口コミが多いですね。
サスペンションが改善され、乗り心地が良くなったので、長距離の運転も疲れにくくなりました。また、2列目シートの乗り心地が最高にいいというユーザーもいます。
アルファードの燃費の口コミ
アルファードの燃費には約49%のユーザーが満足と評価しています。
やはり、他の項目と比べて満足度が低いですね。「このクラス車の燃費としては満足だ」というユーザーと「ライバル車と比べて燃費が悪すぎる」というユーザーの2つに分かれてしまっているようです。
決して良いとは言えない燃費
平均実燃費では約8~10km/Lというユーザが多いようです。
「燃費10km/Lはなかなか行かない」
「3.5Lでの燃費は5km/Lしかない」など、やはり燃費はそれほど良くないようです。
人数を多く乗せる車ですから、必然的に車自体の重さや総重量が重くなって、燃費に不利になってしまいます。
しかしLクラスのミニバンの中では、優秀な方ではないでしょうか。現行型アルファードは、前のモデルと比較すると1割ほど燃費がアップしています。パワートレーンの性能が向上したことが、このような結果になったと思います。
ミニバンで燃費を重視するのであれば、ヴォクシーやノア、またはアルファードハイブリッドやオデッセイハイブリッドなどが選択肢になるでしょう。
燃費だけを見ればハイブリット車の方がいいですが、長く所有し距離を乗る方でないと初期投資額が高すぎて、結局ガソリン車の方がトータルコストが安くなると思います。
アルファードの価格の口コミ
価格について、約17%のユーザーが不満と評価しています。
少し価格設定が高いので、このような評価になっているのではないでしょうか。
オプションが高すぎる部分が欠点
やはり、価格に関して多くのユーザーが「高い」と評価しています。
「ハッキリ言って高い!」
「高くてメーカーオプションをつけられなかった」
「ナビが高い!良いけど高い!」といった意見が多くあります。
アルファードのオプションは、他の車種と比べて少し高いように思います。メーカーオプションのナビだけを見れば70万円とかなり高額です。
しかし、様々な機能が付いていると考えれば妥当なのかもしれません。また、リアシートエンターテイメントを装着するとなると18万円ほどします。この2つだけでも約90万円はするので、高く感じるユーザーが多いのも納得ですね。
グレードの価格設定に不満との声も
「グレードごとの価格設定が狭い」や「グレードが多すぎて違いがわからない」などグレード設定に不満を感じているユーザーもいます。
アルファードは28種類ものグレード設定がされています。それぞれの違いを見つけ出すだけでも時間がかかってしますね。
また、グレードによっては、オプション選択が装着できるものと、できないものが存在するので、購入検討しているユーザーには少し面倒かもしれません。
価格の高いアルファードの中でも2.5Xはコストパフォーマンスが高い
ですが、高いからといって全てのグレードが悪いわけではありません。
コストパフォーマンスという点で見れば、「Xグレードが一番いい」という口コミもあります。
車両本体価格も300万円台前半ですし、必要な機能は装備されていますので、あとはナビと安全性能のオプションを選択するのみです。
このようなことから、Xグレードはかなり人気のグレードでもあります。
「一番下のグレードでもアルファードの高級感を味わうことができる」と評価しているユーザーもいます。
ヴォクシーやエスクァイアの上級グレードと比較すると、エンジン音やトルク、静粛性、乗り心地など、アルファード2.5Xの方が間違いなく優れています。
ボディサイズの問題もありますが、5ナンバーサイズの上級グレードのミニバンを買うなら、アルファード2.5Xを検討してみても良さそうですね。
アルファードの総合評価
高級感や室内空間はかなり高評価を得ていますが、価格やグレード設定に少し不満があるようです。
「グレートの設定が多すぎる」
「グレードごとに装備の選択の制限があり悩む」
「高級車ではあるが、ドアが軽く、ところどころイマイチ」と言った評価も多いです。
確かに、アルファードのグレード設定は様々で、選択するのが大変です。また、選択するオプションもたくさんありますが、制限があるので自分の好みの車に仕上げることが難しいかもしれませんね。
価格に関しても決して安い車ではないので、決定するまでに時間がかかってしまいそうです。
しかし、「乗り心地も良く、パーフェクトに近い車」や「無駄に出かけたくなる車」「フロントグリルは見慣れ、一切気にならない」というユーザーも多くいます。
トヨタの高級ミニバンなので、乗って損はない車であることは間違いないでしょう。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すアルファードの値引き交渉術
一回の交渉だけで、アルファードから限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。