迫力満点のフロントマスクや広大な室内スペースなどが好評で、高価にも関わらずベストセラーを続けているプレミアム・ミニバン、「トヨタ・アルファード」の人気グレードと装備を評価します!
ボディは標準ボディとエアロボディの2種類があり、パワートレインはそれぞれに3.5L V6および2.5L直4のガソリンエンジンとハイブリッドの全3種類が用意されています。
グレード体系は3.5Lガソリン車が4タイプ、2.5Lガソリン車が4タイプ、ハイブリッド車が8タイプの全16タイプです。
この記事の目次
アルファードの売れ筋人気グレードを発表!
メーカー発表のグレード別販売台数や中古車流通量、ディーラーへの調査など、当サイト独自に出したアルファードの人気グレードランキングです。
順位 | グレード名 | 価格(万円) | 流通台数 |
---|---|---|---|
1位 | ハイブリッド SR Cパッケージ | 565.4 | 73台 |
2位 | 2.5 S Cパッケージ | 466.4 | 64台 |
3位 | 2.5 X | 352 | 44台 |
4位 | 2.5 S | 386.4 | 36台 |
5位 | 2.5 G | 453.9 | 30台 |
6位 | ハイブリッド X | 454.7 | 21台 |
7位 | ハイブリッド S | 479.9 | 18台 |
アルファードの人気グレードの装備を比較
ランキング1位の2.5 S Cパッケージはハイブリッドの中間グレード、2位の2.5 S Cパッケージはガソリン車の中間グレード、3位の2.5 Xは最廉価グレードです。
続いて、上記3グレードそれぞれに標準で付く主な装備について解説します。
アルファード ハイブリッド SR Cパッケージの主な装備は?
※アルファード:toyota.jp
〇 クルマに近づくだけでスライドドアが自動でオープンする「ウェルカムパワースライドドア」
※2.5S Cパッケージにも標準装備
付属のスマートキーを持ってあらかじめ設定した検知エリアに近づくと、自動でパワースライドドアが解錠すると共にオープンします。
両手が荷物で塞がっている時などに、大変重宝する装備です。
〇 スイッチひとつでバックドアを自動開閉出来る「パワーバックドア」
※2.5S Cパッケージにも標準装備
スマートキーやオーバーヘッドコンソールなどのスイッチを押すだけで、自動でバックドアが開閉します。
小柄で非力な女性でも容易にバックドアが開閉出来る、便利機能です。
〇 前席の乗員に快適な座り心地を実現するフロント快適温熱シート+ベンチレーションシート
※2.5S Cパッケージにも標準装備
運転席と助手席に、座面と背もたれを温める快適温熱シートと、座面と背もたれに風を送って蒸れを防ぐベンチレーションシートが付きます。
季節を問わず、乗員に快適な座り心地を提供してくれます。
〇 容易にベストな着座姿勢が得られるフロント・パワーシート
※2.5S Cパッケージにも標準装備
運転席に前後スライド/リクライニング/シート上下/チルトの4項目の電動調整が出来る8ウェイパワーシートが、助手席に前後スライドとリクライニングの電動調整が出来る4ウェイパワーシートが付きます。
ボタン操作により、力を使わず簡単にベストな着座姿勢が得られるのがメリットです。
さらに運転席には、シートとドアミラーのポジションを3パターン記憶出来る「マイコンプリセットドライビングポジションシステム」が付くので、家族に運転免許所有者が複数いる場合は大変重宝します。
アルファード 2.5 S Cパッケージの主な装備は?
〇 大径でスタイリッシュな「18インチアルミホイール」
大径でカッコいい18インチアルミホイールを装備。
切削光輝+ブラック塗装仕上げなので高級感があり、バネ下荷重が軽いメリットもあります。
〇 乗り降りの際に便利なデュアルパワースライドドア
※ハイブリッド SR Cパッケージにも標準装備
両側の後席用ドアが、ボタンひとつで開閉出来るパワースライド式になります。
手動式と違って開閉に力が不要なので、特に子供や女性、お年寄りにとって有難味が大きい装備です。
〇 紫外線・赤外線の影響や雨滴による視界不良を軽減するスーパーUVカット+IRカット機能+撥水機能付フロントドアガラス
※ハイブリッド SR Cパッケージにも標準装備
フロントドアガラスに、日焼けの原因となる紫外線を大幅にカットするスーパーUVカット機能と、室温上昇の原因となる赤外線を有効にカットするIRカット機能、そして雨滴を弾いて視界を確保する撥水機能が付きます。
〇 2列目の乗員にくつろぎを提供するエグゼクティブパワーシート
※ハイブリッド SR Cパッケージにも標準装備
2列目シートに、最大で500mmの前後スライドが可能なエグゼクティブパワーシートを装備。
スイッチひとつで操作できるパワーリクライニングやパワーオットマンも付くので、乗員がゆったりとくつろげます。
さらに折りたたみ式サイドテーブルやカップホルダーも付くなど、至れり尽くせりです。
アルファード 2.5 Xの主な装備は?
〇 軽量でデザイン性の優れた「16インチアルミホイール」
最廉価グレードの2.5Xですが、さすがアルファードは高級車だけあり、軽量でデザイン性の優れたアルミホイールが標準装備されます。
サイズは上級グレードより小径の16インチなので、外観はやや貧弱に見えてしまいますが、タイヤのエアボリュームが大きいため、乗り心地はソフトです。
〇明るくて省エネ「2眼LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプ」
最廉価グレードながら、明るく省エネのLEDヘッドランプとLEDクリアランスランプが付きます。
上級グレードが3眼式なのに対し、2.5 Xは2眼式ですが、実用面では大きな違いはありません。
〇 駐車時の接触事故を防ぐ「インテリジェントクリアランスソナー」
※ハイブリッド SR Cパッケージ、2.5 S Cパッケージにも標準装備
駐車時に障害物に接近すると、ハイブリッドシステムの出力抑制や自動ブレーキ機能により接触を防ぐ機能です。
車体の大きいアルファードは駐車に気を使うので、この機能があると大変重宝します。
〇スマホの機能が大画面で使える「ディスプレイオーディオ」
※ハイブリッド SR Cパッケージ、2.5 S Cパッケージにも標準装備
スマホと連携して、スマホの様々なアプリが9インチの大画面で使える装備です。
2019年12月のマイナーチェンジで追加されました。
スマホのナビアプリも使えますが、スマホを持っていないなら、オプションのナビキットを付ければカーナビとして使えます。
またFM/AMチューナーやブルートゥース機能、バックガイドモニターも付くなど多機能です。
アルファードで人気の装備は?
上位3グレードに標準で付かない装備の中から、人気の高いものを取り上げ解説します。
車内を高音質で満たす「JBLプレミアムサウンドシステム」
アメリカを代表する名門オーディオメーカー、JBLがアルファードのために開発した高級オーディオシステムです。
車内に17個搭載されたスピーカーを12チャンネルのアンプで駆動し、音楽が高音質で楽しめます。
後席の乗員に娯楽を提供する「13.3インチリヤエンターテインメントシステム」
後席上部に、大画面13.3インチの液晶ディスプレイを搭載。
様々な映像コンテンツを楽しめるので、後席の乗員は退屈知らずです。
リモコンで開閉操作や角度調整ができるなど、利便性も優れています。
当サイトのおススメグレードは「アルファード ハイブリッド SR Cパッケージ」!
アルファードの人気グレードに標準で付く装備や、人気のオプション装備について解説してきましたが、ここで当サイトのおススメグレードを発表します。
それは、人気ランキング1位の「アルファード ハイブリッドSR Cパッケージ」!長く乗るならおススメです!
そのおススメの理由を3つ上げ、解説します。
十分以上の快適装備が付くから
ハイブリッド SR Cパッケージには、上級グレードのエグゼクティブラウンジ系には及ばないまでも、十分以上の快適装備が付きます。
これよりも下のグレードは装備がやや物足りなくなるので、価格が高くてもハイブリッド SR Cパッケージがおススメです。
パワフルさと低燃費を併せ持っているから
このグレードに搭載されるハイブリッドユニットは、重い車体を苦も無く加速させるパワフルさと静粛性、そしてWLTCモード値14.8km/Lという低燃費を併せ持っています。
2.5Lガソリン車は、特に多人数が乗車した時の動力性能がやや物足りない上、燃費が10.6~11.4km/Lと大幅に劣るので、あまりおススメ出来ません。
また、3.5L車はパワフルさではハイブリッド車を凌ぐものの、燃費が9.6~10.2km/Lと一番悪いのが玉にきず。
従って、動力性能と燃費のバランスではハイブリッド車がベストです。
納得の行く価格設定だから
価格は565万4,000円で、一つ下のハイブリッド SRよりも16万円程高価ですが、装備の差を考えれば決して割高ではありません。
2列目シートの仕様が豪華なことや、ステアリングヒーターが付くことがアドバンテージです。
また、2.5 S Cパッケージ・4WD車と比較しても同様に約74万円高価ですが、動力性能や燃費性能の差が大きいので、出費の価値は十分あります。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すアルファードの値引き交渉術
一回の交渉だけで、アルファードから限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。