最高で700万円を超えるLLクラスミニバンの「アルファード」ですが、単体でも月に3千台前後をコンスタントに売り上げ、姉妹車の「ヴェルファイア」を含めると、コンパクトカーの「パッソ」をも上回る大ヒット車種でもあるのです。
ミニバンには多くのグレードがあるのがお馴染みですが、「アルファードには3つのパワーユニットがあるのでさらに多様なグレード構成になっています。
そこで「アルファード」の各グレードと、おすすめグレードを紹介してみましょう。あなたにピッタリの「アルファード」は見つかるでしょうか??
この記事の目次
アルファードの価格、グレードは?
アルファードハイブリッド
Executive Lounge :7,036,691円
SR“Cパッケージ”: 5,501,127円
G“Fパッケージ” :5,356,800円
SR:4,919,891円
G :4,775,563円
X :7人乗り 4,155,055円 8人乗り 4,113,818円
アルファード3.5L
Executive Lounge:(2WD)6,522,218円 (4WD)6,716,618円
GF :(2WD)4,842,327円 (4WD)536,727円
SA“Cパッケージ”:(2WD)4,585,091円 (4WD)4,779,491円
SA:(2WD)4,145,237円 (4WD)4,339,637円
アルファード2.5L
SA“Cパッケージ”:(2WD)4,173,709円 (4WD)4,424,073円
G7人乗り:(2WD)3,995,018円 (4WD)4,245,382円
G8人乗り:(2WD)3,953,782円 (4WD)4,204,145円
S“A Package”7人乗り:(2WD)3,754,473円 (4WD)4,004,837円
S7人乗り:(2WD)3,578,727円 (4WD)3,829,091円
S8人乗り:(2WD)3,537,491円 (4WD)3,787,855円
X8人乗り:(2WD)3,197,782円 (4WD)3,249,622円
その他“サイドリフトアップシート装着車”の設定があります。
アルファードのグレード比較!装備の違いは?
アルファードには非常に多くのグレードがありますが、大きく分けて2.5Lと3.5LのNAガソリンエンジン車とハイブリッド車に分かれます。
そして2.5Lと3.5L車には4WDと2WD、さらに7人乗りと8人乗りが設定されます。後は装備による違いですが、それぞれの違いを説明しましょう。
ハイブリッドモデル
・HYBRID X
7人乗り仕様も選択できるハイブリッド車のベーシックグレード
ハイブリッド車のベーシックグレードで、ガソリン車の「X」よりも装備内容を充実しており、クルーズコントロール、スーパーUVカット+IRカット機能+撥水機能付フロントグリーンガラスが装備されます。7人乗り仕様が選択できるのも、ガソリン車の「X」と異なる点です。
・HYBRID G
パワーシート等を備えた贅沢仕様
「X」に対して約62万円のアップになり「X」の装備内容に加えて、後席用サンシェード、オートワイパー、運転席8ウェイパワーシート、助手席4ウェイパワーシート、助手席パワーオットマン、パワースライドドア+バックドアイージークローザー、アルミホイールが17インチなどを装備し、7人乗りとなるシートは合成皮革+ファブリックシートとなるなど装備が豪華になります。
・HYBRID G “Fパッケージ”
500万円の大台を越えるグレード
価格は「G」に対して約58万円高で、500万円の大台を越えるグレードになります。
「G」の装備内容に加え、オートマチックハイビーム、ステアリングヒーター、快適温熱シート、パワーバックドアを追加装備し、スマートエントリーにウェルカムパワースライドドア&予約ロック機能が追加され、シートが本革シートとなります。
・HYBRID SR
専用エアロパーツを装備したスポーティーグレード
「G」の装備内容に、フロント/リアバンパーとサイドマットガードなどの専用エアロパーツを装備したエアログレードです。
・HYBRID SR “Cパッケージ”
「SR」の装備内容に「 G”Fパッケージ”」の追加装備を加えたグレード。「SR」に対しては約59万円アップになります。
・HYBRID Executive Lounge
700万円を超える高級サルーン
アルファードシリーズの最上級グレードで、700万円をオーバーするミニバンの枠を越える超高級サルーンといえます。
レーダークルーズコントロール、インテリジェントクリアランスソナー、T-コネクトSDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステム+パノラミックビューモニター、リアシートエンターテインメントシステム、などが標準装備され、ドアミラーに左右カメラ+ヒーター+レインクリアリング機能を追加。
シート表皮はセミアニリン本革、セカンドシートはエグゼクティブラウンジシートとなるなど、装備内容は数え切れません。
直列4気筒2.5L、V型6気筒3.5Lガソリンモデル
・X
シリーズの最ベーシックグレード
2.5Lのみに設定される「アルファード」シリーズの最ベーシックグレード。16インチアルミホイール、フロントハロゲンフォグランプ、運転席6ウェイマニュアルシート、パワースライドドアが装備されています。
・S
ベーシックながらもエアロパーツ装備の人気グレード
こちらも2.5Lのみに設定されるエアログレード。「X」の装備内容をベースに18インチアルミホイールと専用エアロパーツを装備しています
・2.5S “Aパッケージ”/ 3.5SA
3.5L車の最廉価グレード
「S」の装備内容に加え、クルーズコントロール、助手席ロングスーパースライドシート、助手席マニュアルオットマンを装備し、リラックスキャプテンシートはエクストラロングラゲージモード機能付グレードアップされます。
「3.5SA」は3.5L車の最廉価グレー ドで、「S”Aパッケージ”」からアイドリングストップと蓄冷エバポレーターの設定を省た程度で、いずれも7人乗り仕様のみの設定です。
・2.5S “Cパッケージ” / 3.5SA “Cパッケージ”
2.5Lの最上級グレード
「S”Aパッケージ」・「SA」の装備内容に加え、ステアリングヒーター、後席用サンシェード、雨滴感知式オートワイパー、運転席8ウェイパワーシート、助手席パワーオットマン、パワーバックドアを装備。
また、シートはファブリックと合成皮革のコンビシートで、セカンドシートはエグゼクティブパワーシートとなります。”Cパッケージ” は 2.5Lの最上級グレードになります。
・2.5G /3.5 GF
エアロ以外Executive Loungeとほぼ 同等の装備内容
上級グレードの「S”Cパッケージ”」・「SA”Cパッケージ”」の装備内容からエアロパーツとブラックエクステンションを省き、アルミホイールを17インチにサイズダウン、フロントLEDフォグランプの装飾をメッキリングに変更。
「GF」はステアリングヒーター、快適温熱シートを装備します。
「GF」は7人乗り仕様のみで本革シート。「G」は7人乗り仕様・8人乗り仕様がありファブリックと合成皮革のコンビシートです。
・3.5Executive Lounge
3.5L最上級グレード
3.5LのExecutive LoungeはNAガソリン車の最上級グレードで、「HYBRID Executive Lounge」同様の最上級装備内容になります。
アルファードの売れ筋、人気グレードは?
ハイブリッド車の人気は常に高いのですが、400万円を越える価格帯は、低燃費の分を考慮してもミニバンを求めるユーザーには選びにくいのも確かです。
やはり、2.5L車が販売の主力になり、装備内容も充実した”Cパッケージ” “Aパッケージ” が販売の大半をしめています。
不人気なのは3.5Lモデル。
価格的にもハイブリッド車に近く、それでいて燃費的には約半分では敬遠されがちなモデルです。
V6エンジン特有のパワフル感を求めるのら、スタイリングもワイルドな「ヴェルファイア」の方が似合うかもしれませんね。
アルファードのおすすめグレードは?
特別仕様車2.5S“Aパッケージ・TYPE BLACK” がおすすめです。
2WD車ならギリギリ400万円以内に収まる3,926,291円 (4WDは4,176,655円 )。
ベース車2.5S“Aパッケージ”に約18万円のアップで、主にスモークメッキ加飾を施して重厚なイメージをかもし出しています。
アルファードのグレード選びのコツ 予算から探すことが重要
グレード選びに迷ったらまずは価格帯から選びましょう。
このクラスになると、装備内容はどれも満足いくレベルですから予算に合わせることが重要になります。
そして複数の候補が残ったら、燃費や譲れない装備など、最も重要な要素をもったグレードを探します。
そうすれば、あなたに最も適した一台が見つかるはずです。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すアルファードの値引き交渉術
一回の交渉だけで、アルファードから限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。