ノアのグレードと価格をチェックしよう!
ハイブリッド車とガソリン車の違いをチェック
ノアはハイブリッド車とガソリン車の2つの設定があります。
価格はハイブリッド車がガソリン車よりも約40~50万円高価です。
燃料消費率はハイブリッド車がJC08モードで23.8km/L、ガソリン車が16.0km/L、ハイブリッド車がガソリン車よりも約1.5倍燃料消費率が良いです。
使用燃料はハイブリッド車もガソリン車もどちらも無鉛レギュラーガソリンです。購入時の初期費用を取るか、維持のランニングコストを取るか一番迷うポイントです。
ハイブリッド車は排気量1.8Lのエンジンと最大トルク207Nmのモーターの組合せ、ガソリン車は排気量2.0LのエンジンとSuper CVT-i(無段変速機)の組合せです。
カタログ値の最大出力や最大トルクはアクセルペダルを100%踏み込んだ時のスペックであり、これを比較しても普段アクセルペダルを100%踏み込むことはないため、ハイブリッド車とガソリン車のどちらが良いか判断できません。
高い買い物ですのでご購入前にご自身で試乗することを強くおすすめします。
ハイブリッド車を検討しているのにお店に試乗車が無くて、ガソリン車だけを試乗するのは避けましょう。
試乗して加速が鈍いなど違和感を感じなければ問題ないと思います。
ハイブリッド車のグレードをチェック
ハイブリッド車は乗車定員8人の選択はできず7人乗車のみ、駆動方式は4WD(4輪駆動方式)の選択はできず2WD(前輪駆動方式)のみです。
グレードは”Si”, “G”, “X”の3種類と特別仕様車”HYBRID Si W×B”があります。価格の高い方から順に並べると次の通りです。
・HYBRID Si W×B 333万円 Si特別仕様車
・HYBRID Si 323万円 エアロパーツ装着仕様
・HYBRID G 311万円 快適装備仕様
・HYBRID X 300万円 ベース仕様
“HYBRID Si”と”HYBRID Si W×B”は専用エアロパーツと16インチタイヤアルミホイールを標準装備しており、車幅が広くなるため3ナンバーになります。Si系以外は5ナンバーになります。
ガソリン車のグレードをチェック
※ノア 出典toyota.jp
ガソリン車のグレードは”Si”, “G”, “X”, “X V Package”, “Xサイドリフトアップシート装着車”の5種類と、特別仕様車が”Si W×B”, “Si G’s”の2種類があります。
価格の高い方から順に並べると次の通りです。
・Si G’s 312万円 Si特別仕様車(走り重視)
・Si W×B 284万円 Si特別仕様車
・Si 274万円 エアロパーツ装着仕様
・G 273万円 快適装備仕様
・Xサイドリフトアップシート装着車 263万円 サイドリフトアップシート装着車
・X 249万円 ベース仕様
・X V Package 229万円 廉価仕様
※上記価格は乗車定員7人、駆動方式2WDの価格です。
“Si”と”Si W×B”は専用エアロパーツと16インチタイヤアルミホイール、”Si G’s”は専用エアロパーツと18インチタイヤアルミホイールを標準装備しており、車幅が広くなるため3ナンバーになります。Si系以外は5ナンバーになります。
乗車定員8人乗りを選択した場合は7人乗りより3万円安くなります。7人乗りの方がシートアレンジが豊富で価格が高いところに注意してください。
7人乗りの3列目シートを畳んで2列目シートを一番後ろへスライドさせたときの足元の広さが魅力的です。
駆動方式4WD(4輪駆動方式)を選択した場合は2WD(前輪駆動方式)よりも20万円高くなります。
4WDの燃料消費率は2WDに比べ約8%悪化します。雪道などの滑りやすい道を走る機会が少なければ2WDをおすすめします。
“X V Package”はアイドリングストップ機能が無いため燃料消費率が”X”と比べ約9%悪化します。
ノアのグレード比較による装備の違いをチェックしよう!
※ノア 出典toyota.jp
安全装備をチェック
衝突回避支援パッケージは、プリクラッシュセーフティシステム(レーザーレーダーと単眼カメラを併用して先行車を検出し自動ブレーキにより衝突被害を軽減する)と、レーンディパーチャーアラート(車線逸脱警報)と、オートマチックハイビーム(夜間にハイビームとロービームを自動で切り替える)を1つにまとめたものです。
先行車との距離により安全/危険の判断は意外と難しく、ブレーキ操作が遅れがちです。条件により作動しない場合がありますがこの装備があると安心です。
あると便利な操作性装備をチェック
ワンタッチスイッチ付パワースライドドアは、スライドドアを自動でしっかり閉めてくれる機能です。
お子様の力ではしっかり閉めれなかったり手を挟む危険があるため是非欲しい装備の一つです。
スマートエントリーシステムとプッシュスタートシステムと盗難防止システムはセットです。
スマートエントリシステムは、キーをポケットなどに入れたままドアハンドルを触るだけで解錠/施錠できる機能です。
プッシュスタートシステムは、エンジン始動(ハイブリッドシステム起動)をキーを挿さずにスイッチを押すだけで行える機能です。
サイドリフトアップシートは、2列目の左席シートが車の外まで迎えに来ます。降りるときは座ったまま車の外まで運んでくれる機能です。
女性が気になる装備をチェック
※ノア 出典toyota.jp
スーパーUVカットガラス(フロントドア)は、日焼けの原因となる紫外線を約99%カットします。財布の紐を握る奥様を説得する際のアピールポイントとして活用しましょう。
・標準装備:”HYBRID G”
ナノイーは、運転席右側の吹き出し口から肌や髪にやさしい水につつまれた弱酸性のイオンを放出する機能です。
・標準装備:”HYBRID G”, “G”
快適温熱シート(運転席・助手席)は、冷えやすい脚部と肩や腰に快適な温もりを伝える機能です。
・標準装備:”HYBRID G”
インテリジェントパーキングアシストは、車庫入れ時にステアリング操作が自動になります。運転手は安全を確認しながらブレーキ操作のみ行うことになります。
この機能は車庫入れが苦手な人ほど使いこなせない恐れがあるのでご購入前に試乗することをおすすめします。
・メーカーオプション[T-Connect SDナビゲーションとセットで40万円]:”Si”, “G”, “X”
憧れの装備をチェック
※ノア 出典toyota.jp
ツインムーンルーフは、天井に2つの可動式ガラス窓が付きます。予算の関係で一番最初に諦めるオプションですが、一生に一度は付けてみたい憧れのオプションです。
・メーカーオプション[12万円]:”Si”, “G”(G 4WD・8人乗りは設定無し)
クルーズコントロールは、高速道路などで設定をするとアクセルを踏まずに一定速度で走行します。先行車が遅いときには運転手がブレーキを踏んで車速を落とす必要があります。ブレーキを踏んだ時点でクルーズコントロールは解除されます。
・標準装備:”HYBRID G”, “G”, “HYBRID Si W×B”, “Si W×B”
※クルーズコントロールとは別に先行車との車間距離を保って自動で車速を落としてくれる、レーダークルーズコントロールというものがあります。残念ながらノアには現在この装備はありません。
“Si G’s”には走り重視の装備が満載です。チューニングサスペンション、剛性アップパーツ、フロアー下空力パーツ、サウンドチューニングサブマフラー、パワーステアリング専用チューニングなど走りにこだわる人には魅力的な装備が充実しています。
・標準装備:”Si G’s”
こだわりの質感をチェック
3本スポークステアリングホイールは、本革巻きとウレタンの2種類があります。
ガソリン車はシフトノブも本革巻きのグレードがあります。質感にこだわる人はチェックしておきましょう。
シート表皮は、ファブリックや合成皮革、スエード調などグレードにより5種類あります。脱臭機能付きのシート表皮もあるのでチェックしておきましょう。
マルチインフォメーションディスプレイは、エアコンの情報、外気温、時計、車の情報などを表示するディスプレイです。4.2インチカラーと3.5インチモノクロの2種類があります。
ノアの売れ筋人気グレードは?
ノアの売れ筋人気グレードはガソリン車の”G”グレードのです。
T-Connect SDナビゲーションシステムは40万円もするためメーカーオップションのナビを付ける人はほとんどいないようです。
ノアのおすすめグレードは?
※ノア 出典toyota.jp
毎日乗るのであれば燃料消費率が良いハイブリッド車が魅力的です。快適装備が充実しているグレード“HYBRID G”がおすすめです。
ご家族が多くて8人乗りを選ぶ必要がある場合や、雪の多い地域にお住まいで4WDを選ぶ必要がある場合は、ガソリン車になります。
ガソリン車では”Si”と”G”はほぼ同じ価格で、”Si”のエアロか”G”のクルーズコントロール+ナノイーの選択になります。
クルーズコントロールは購入時に興味本位で使うだけと、考えると“Si”がおすすめです。
ノアの兄弟車もチェックしよう!
ノアとヴォクシーとエスクァイアは兄弟車です。
ノアとヴォクシーは見た目が違うだけで、内装や装備は同じで同価格帯です。
エスクァイアは高級路線に振ったクルマで、ちょっと高めの価格設定です。
購入後にこんな車もあったのかと後悔しないように兄弟車もチェックしておきましょう。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すノアの値引き交渉術
一回の交渉だけで、ノアから限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。