XVを少ない労力で限界値引きを引き出し、XVを安く買う方法です。
この購入方法は、値引き交渉が苦手な方や時間が無くてディーラーに何度も行けない方、ダラダラ交渉したくない方などに、もってこいの商談方法です。
簡単なので、是非試してみて下さい!
この記事の目次
XVの限界値引き金額をシミュレーション
XVの車両本体からの値引きの他に、ディーラーオプションからも30~40%の値引きが可能です。
ディーラーオプションに、ディーラーの利益率が高い点検パックやボディコーティング、錆止め塗装、ホイール付きの冬タイヤ、同等の市販品より高い純正ナビなどが含まれていれば、ディーラーオプションからの値引きは大きくなります。
以下を参考にXVの限界値引き額を算出しましょう。
スバル XV車両本体からの目標値引き額(2024年1月現在) | |
---|---|
23万円 | |
Dオプション金額 | Dオプションからの目標値引き額 |
10万円 | 3~4万円 |
20万円 | 6~8万円 |
30万円 | 9~12万円 |
40万円 | 12~16万円 |
50万円 | 15~20万円 |
瞬間的に値引きが多くなる時期 | |
1月後半~3月末 (年度末決算セール) |
上記+5万円前後 |
6月~7月末 (夏のボーナス商戦) |
上記+3万円前後 |
8月中旬~9月末 (中間決算セール) |
上記+4万円前後 |
11月~12月末 (秋・年末商戦) |
上記+3万円前後 |
上記の今月の車両本体からの値引き相場と、ディーラーオプションからの値引きを合わせれば、XVの限界値引き額が算出されます。
さらにXVを購入する時期によっては、上記の瞬間的に値引きが大きくなる時期があります。それらの時期に該当するなら、上記の値引き金額もプラスして、一発値引き交渉でディーラーに伝える目標の総支払額をシミュレーションしましょう。
上記の値引き金額には、〇万円~〇万円と金額に幅を持たせています。
MAXの値引き数値でも可能な値引き金額となりますが、時期やタイミング、またディーラーによっては、限界値引きを達成できないケースも出てきます。
MAX値引きじゃなくても上記の金額の幅であれば、XVの値引き相場として十分お買い得な値引き金額となるので、MAXから幾分控えめな値引き数値も、契約条件の落としどころとして準備しておきましょう。
※MAX値引き例(決算期や利益率が高いディーラーオプションを付けた場合)
値引き種別 | 値引き金額 |
---|---|
車両本体から | 23万円 |
ディーラーオプション30万円から(40%) | 12万円 |
9月の中間決算期 | 5万円 |
XVの限界値引き額 | 40万円 |
※控えめな値引き例
値引き種別 | 値引き金額 |
---|---|
車両本体から | 23万円 |
ディーラーオプション30万円から(30%) | 9万円 |
9月の中間決算期 | 4万円 |
XVの限界値引き額 | 36万円 |
以上はあくまで一例です。ケースバイケースで臨機応変に設定しましょう。
フロアマットを社外品にするだけで値引き効果大!
XVのフロアマットを純正オプションではなく社外品で揃えることで、差額分の値引き効果が簡単に得られます。
フロアマット | 価格 | 差額 |
---|---|---|
純正品 | 30,780円(工賃込み) | |
社外品 |
14,850円(送料無料) | -約1.5万円 |
フロアマットを社外品にするだけで、 1.5万円以上の値引き効果となりました!
フロアマットは社外品でも純正品に劣らない品質のものが多いので、特に純正にこだわりがなければ社外品という選択肢もアリでしょう。
下取り車の相場チェック
下取り車があれば、ディーラーへ行く前に現在の価格相場を調べておけば、下取り込みの予算組みができますし、ディーラーの査定が高いか安いかの判断が付きます。
ネット上で下取り車の概算相場が分かる
XVの諸費用は?
XVの諸費用です。
車両本体価格とオプション価格に、諸費用をプラスして、XVの値引き前の総支払額を出しておきましょう。
・自動車税 32,900円(5月登録)
・自動車取得税 53,500円
・自動車重量税 16,800円
・自賠責保険料 40,040円
・リサイクル料金 12,160円
・登録他諸費用 45,740円
カットできるXVの諸費用
納車費用(5,000~15,000円くらい)
納車費用とは、ユーザーが納車を希望する任意の場所(自宅や職場など)にセールスマンがXVを届けてくれる費用です。
もちろん、ディーラーに取りに行けば掛からない費用なので「取りに行くのでカットしてください」と言えば、浮かせられる費用です。
車庫証明取得手続き代行費用(5,000~20,000円くらい)
車庫証明とは、新車を登録する際に必要な書類で、ディーラーに頼むと代行費用が掛かりますが、これも自分で取得すれば、掛からない費用です。
車庫証明取得の手続きはそんなに難しくありませんが、平日の日中に警察署へ2回行く必要があり、期間も3~7日ほどかかるため、忙しくて行けない方にはちょっと大変かも知れません。
ここで裏技として、交渉の段階では「車庫証明は自分でやる」と代行費用をカットしてもらい、契約直前に「忙しくて取りに行けないので、やっぱりお願いできますか?」などと切り出すと、実費(普通車で2600円ほど)だけでセールスマンがサービスで取ってくれる場合もあります。
ただ、ディーラーによってはオンラインでまとめて手続きできる「OSS申請代行費用」として、登録費用とまとめて請求されるケースがあります。
OSS申請だと個別で車庫証明を取れないので、残念ながら車庫証明費用だけをカットする事が出来ません。
任意保険も値引きの交渉材料に!
任意保険の契約もセールスマンの成績やディーラーの売上につながるので、ディーラーでの加入を条件に、更なる値引きの上乗せを狙えます。
例えば「本当は懇意にしている代理店で加入する予定だったけど、今回はこちらで加入するから、値引きを勉強してもらいたい」と持ちかければ、セールスマンも自分たちのメリット相応に値引きをプラスしてくれる可能性が出てきます。
また、ディーラーで保険に加入すれば、何かあった時にディーラーが窓口なので、修理のための入庫や代車の手配等がスムーズに進むと言うメリットもあります。
任意保険の見直しで保険料を節約
ディーラーで保険に加入する代わりに、値引きを要求するのもありですが、外資系の保険会社に比べて保険料が割高になるのは否めません。
そこで年間・又は月々の保険料が安い方が良いのなら、複数の保険会社を比較して、最も安い自動車保険を選ぶといいでしょう。
保険スクエアbang!なら、大手保険会社や外資系の会社を含めた複数の保険会社の見積もりを無料で依頼する事が出来ます。
見積もり結果はメールや郵送で送られて来ます。勧誘電話は一切ないので、じっくり保険料を比較して検討する事が出来ます。
管理人も年払いで2万円以上安くなりました!
実践!XVの一発値引き交渉術!
XV一発値引き交渉では、ディーラーへ伝える購入目標金額を準備する必要があります。
このページの限界値引きシミュレーションで、現在のXV限界値引きを算出すれば、XVの購入目標金額が出せるでしょう。
「XV車両本体価格+メーカーオプション+ディーラーオプション-限界値引き額=XV購入目標金額」
ディーラーでの商談方法
XVの購入目標金額を出したら、ディーラーで商談開始です。
ディーラーに行っても、ただ購入目標金額を伝えるだけでは、この一発値引き交渉は成功しません。「その金額ではとても無理です」などと言われてしまうでしょう。
そこで若干演技が必要ですが、「他社の車を買うつもりだけど、購入目標金額にしてくれるならXVを買う」と言う状況でスバルのディーラーへ来ている事にします。
ただ、やる事は難しくありません。
スバルへ行ったら、XVの実車を見たり試乗したりしても良いでしょう。そこで商談テーブルに付いたら、以下のように一発値引き交渉を仕掛けます。
「先週ヴェゼルを買うつもりでホンダへ行きました。値引きも出してもらったので、これから契約に行くつもりでしたが、XVが気になったので見に来てみました。車はどちらも気に入ったので、もし予算に合わせてくれればこの場でXVを契約します。無理ならホンダへ行きます。」
などとやってみましょう。
こうする事で、「新車購入見込みのお客さんをゲット」「ライバル社のお客さんを自社に取り込める」「今すぐ契約が取れるかもしれない」など、ディーラーやセールスさんにとって大きなメリットを渡すことが出来ます。
もちろん成功すれば、こちらも少ない労力でXVを限界値引きで購入する事が出来るでしょう。
今回はヴェゼルを引き合いに出しましたが、トヨタのC-HRやマツダCX-3、新型になれば日産ジュークも競合相手に使えるでしょう。
もしセールスさんからOKが出なければ、落としどころに取っておいた控えめな方のXV限界値引き額を伝えても良いですし、隣県へ越境して別経営のスバルへ行って商談する方法もあります。
別経営のスバルディーラーの探し方・見分け方
スバルのホームページメニュー「ご購入サポート」⇒「販売店検索」から都道府県や郵便番号などを入力すると、スバルディーラーのマーキングされた地図が出てきます。
スバルのディーラーは1県1経営なので、ディーラー同士で競合するなら越境が必要です。図のような県境地域は有利ですね。
XVの購入条件を伝えて待つ方法
XVの購入は急いでいない、又は安くなるなら購入を待てる、のであれば、こちらの購入条件を伝えて出来るまで待つ、と言う方法もあります。
以前管理人もやった事がありましたが、お店を出てから2時間後には連絡が来たことがあります。意外に成功しやすい方法です。
まず、一発値引き交渉と同様にXVの限界値引き額を含めた目標購入金額を出しておきます。
そしてディーラーに行ったら、セールスさんにこう伝えましょう。
「希望金額は○○万円です。この金額になればいつでも契約出来るので、この金額で出来る時に連絡をもらえますか?」とやります。
いつでも出来る方法ですが、1~3月の年度末決算期、9月の中間決算期、年末商戦などでやると、より成功しやすいでしょう。
また、週末にはセールやフェアをやっているディーラーが多いです。
週末フェア限定のノルマのような物もあるので、週末フェアの締め日である日曜日、さらに閉店が迫った「日曜日の夕方」がおススメです。
これらのタイミングで条件を伝えれば、その日のうちに連絡が来るかもしれませんよ!
スバルXVのリセールバリュー(残価率)は
74.2%
グレード名 | グレード別リセールバリュー |
---|---|
1.6i アイサイト 4WD | 70.6% |
1.6i-L アイサイト 4WD | 77.6% |
2.0 e-Lアイサイト 4WD | –% |
2.0 e-Sアイサイト 4WD | –% |
2.0 アドバンス 4WD | 74.5% |
3年落ちで平均値を上回っているので、リセールバリューは期待していいよ!
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。