ホンダ車の中でも長い間人気がある『オデッセイ』ですが、2016年2月にハイブリッド車を発表し、さらに注目を浴びています。
新しく発売されたオデッセイ ハイブリッドに焦点を当てて、ユーザーの評価や口コミをまとめました。
この記事の目次
オデッセイ ハイブリッドのエクステリアの口コミ
エクステリアに関して、あまり不満と評価したユーザーはいません。
しかし、やや不満に思っているユーザーも僅かにいます。
どのような部分が不満なのか見てみましょう。
アクの強いデザインがやや不満
新しいフロントマスクになりましたが、このデザインに不満持っているユーザーも少なくないですね。
「メッキを使いすぎて、上品さがない」
「フロントのアクの強さがイヤ」
「前から見た感じは好きではい」
というように、少し主張があるフロント部分については不評です。
メッキを多く使っているのでボディーカラーが暗い場合、かなり目立ちます。
フロントグリルと車の下部に沿うように施されたメッキが特徴的です。
「ここまでメッキを使わなくても…」といった評価もあるように、好みもありますが少し派手ではありますね。
また、リア部分に関しても
「フィットのようでイヤ」
「歴代のオデッセイらしさがない」
「リアランプの形状がイマイチ」
といった評価もあります。
これまでのオデッセイのリア部分は、シャープな形状であまり主張がなかったのですが、モデルチェンジ後は上下左右に大きくなり、あまり好みではないというユーザーが多くいます。
ボディー全体もシャープでスポーティーなイメージから、やや丸みを帯びたフォルムとなりました。
「オデッセイにしては丸みがありすぎる」
「エスティマに近づいた」
「シャープさがなくなってしまった…」
のように、少しボテっとした形になりました。
過去のオデッセイはミニバンとは思えないフォルムが人気でした。
特に2008年から2013年に発売された4代目オデッセイはかなりの人気で、未来的なデザインが注目を集めました。
この頃のユーザーからすると、室内スペースを拡大した現行モデルのスタイリングにはやや不満が残ってしまったようです。
ホンダらしいデザインが高評価
一方で一目でホンダ車とわかるデザインが高評価なようです。
「フロントは最近のホンダらしさが出ている」
「ミニバンらしくないフォルムでいい」
「良くも悪くもホンダ」
というように、ホンダらしいデザインが気に入っているユーザーも少なくありません。
オデッセイ ハイブリッドのインテリアの口コミ
約2%のユーザーが不満としています。
決して多い数字ではありませんが、不満に思っている点をまとめました。
2列目シートの使用感はイマイチ
2列目シートの使い勝手が悪いことが不評のようですね。
「2列目のドリンクホルダーが使いにくい」
「2列目のスライド幅が少ない」
「シートがフラットにならないので、少し使いにくい」
といった口コミがあります。
ミニバンという位置付けのオデッセイですが、シートを目一杯倒してもフラットにならないところが不満なようですね。
収納が少なすぎるのが欠点
また、収納の少なさも指摘されています。
「カードとかどこに収納すればいいの?(笑)」
「荷室の幅が狭い」
といった口コミも多くあります。
ちょっとした小物を置くのに困っているようですね。
携帯や財布、サングラスなどの小物を収納しておくスペースが少ないのは欠点です。
プラスチッキーな内装が残念
さらに、見た目の部分に関しても
「高級感は感じられない内装」
「フロントガラス下のプラスチック感は残念…」
「価格の割にプラスチック使いすぎ」
といった評価もあり、写真のようにプラスチック部分が多いように思います。
見える部分や手の触れる部分の質感をもう少し重視して欲しいところですね。
見た目はいいが操作性が悪いエアコンパネル
インテリアの口コミの中で多くのユーザーが不満に思っている部分は『エアコンパネル』です。
タッチパネルに変更され、操作パネル周辺がかなりスタイリッシュになりました。
しかし、実際に操作してみると「ボタンの位置がわかりづらい」や「パネルを見ないで操作できない」といった評価もあり、とても不便に感じているようです。
操作部分がフラットになっているので、押し間違いなどが多く出てしまうことが不満なようです。
洗練された配色で落ち着いた内装デザイン
内装は黒を基調として、落ち着いたデザインとなっています。
「シンプルでまとまっている」
「落ち着いた雰囲気で良い」
「飽きがこないデザインで気に入っている」
という評価が多くありました。
また、「2列目、3列目にエアコンの吹き出し口がある」や「オットマンのあるシートで良い」というように車内空間がとても快適で過ごしやすくできていることが高評価に繋がっています。
オデッセイ ハイブリッドのエンジン性能の口コミ
エンジン性能について約88%のユーザーが満足と評価しています。
かなり満足度は高いですが、約5%のユーザーが不満と評価した理由を見てみましょう。
エンジン音が大きいのがやや難点
モーターとエンジンを載せていますが、エンジンの音に関して不満を持っているユーザーが多くいます。
「発電用に頑張っているエンジンがうるさい」
「充電のためのエンジンの回転がかなり大きい」
「エンジンは充電用に回っているだけだが、音が大きすぎる」
といった口コミがあります。
モーターだけで走っている分にはとても静かで快適なのですが、やはりエンジンが回り始めると音がうるさいようですね。
若干期待外れのハイブリッドの加速
また、加速に関してもこのような口コミもあります。
「驚くような加速はない」
「パワー不足でフル乗車で進むのかが心配」
「高速域からの加速がイマイチ」
というユーザーが多くいました。
走りを追求するような車種ではないですが、坂道や高速道路での追い越しなどパワー不足が指摘されています。
さらにエコモードは、ややもっさり感があるようで、あまり使用していないユーザーが多くいます。
モーターとエンジンの相性が抜群!
「モーターで発進しているので、とてもスムーズ」
「トルク感も十分」
「街乗りでは基本的に静か」
といった評価もあります。
また、Sモードでの走行は「レスポンスが良く、かなり反応がいいので楽しめる」といったユーザーもいます。
ややパワー不足が指摘されていますが、街乗りでは十分なエンジン性能です。
オデッセイ ハイブリッドの走行性能の口コミ
オデッセイハイブリッドの走行性能に関して普通と評価したユーザーも含めると約95%のユーザーが不満は無いと評価しています。
残りの5%のユーザーが思っている不満の部分を見ていきましょう。
コーナーの立ち上がりに問題点あり
「コーナーでの立ち上がり加速がやや不満」
「ロールは少ないが、もう少し踏ん張りが欲しい」
といったように、コーナーでは自分が狙ったラインで立ち上がっていける足回りにして欲しいところですね。
ミニバンとしては車高が低いので、ロールが少なく車酔いなどはしないですが、アクセルレスポンスの悪さからコーナーの立ち上がりの加速感にやや不満を感じます。
低中速域でのコーナーリングは、低重心もあってしっかりとしていますが、高速域でのコーナーリングに不安を感じる評価もあるようです。
ブレーキのフィーリングがイマイチ
さらに、このような評価もあります。
「アクセル・ブレーキともに操作するフィーリングには違和感…」
「ブレーキの効きが良いせいか、停止時のショックを受ける」
といった口コミもあります。
停止時のカックンブレーキは、同乗者が酔ってしまう原因となるので、あまり評判は良くないですね。
慣れればブレーキペダルの踏み具合や抜き具合で調整できる部分ではあります。
ハイブリッドなのに走りがしっかりしている
ハイブリッド車はモーターを使用しているので、走りに違和感を持つユーザーが多いですが、なかなか良いと評価しているユーザーも多くいます。
「キビキビと走るので不安要素ナシ!」
「ロールも少なく安定している」
「それなりにパワーもあるので良い」
と満足しているユーザーもいます。
また「変速ショックもなく快適」や「高速ではホンダセンシングが便利でしっかり機能する」といった口コミもあります。
走行性に関して、「さすがホンダ車」と評価しているユーザーもいるぐらい高評価です。
オデッセイ ハイブリッドの乗り心地の口コミ
乗り心地はかなり改善されたので、満足としているユーザーが多いですね。
シートの形状にやや不満?
シートの形状が合わないといったユーザーが多くいました。
「オットマンが足に沿わない」
「ヘッドレストがしっくりこない」
「シートの形状があまり体にフィットしない」
という口コミがありました。
シートに関しては、個人差がかなり影響しますが、多くのユーザーがこのような評価をしているので、実際に試乗してシートと自分の体とのマッチングを確認する必要がありますね。
シートからの突き上げが気になる
また、このような口コミもありました。
「段差の突き上げが、シートから伝わってくる」
「かなり改善されたが、まだ硬い」
といったように、シートの座り心地についてやや不満が残るようです。
車内が静かなので、大げさに言えば段差の乗り上げがあった時のタイヤに伝わる突き上げがシートに直に来る、といった印象を受けます。
上品な硬さで合格点
アルファード/ヴェルファイアなどと比べると、少し硬さが残るオデッセイですが、この乗り心地に満足しているユーザーも少なくありません。
「しっかりとした乗り味」
「硬さは残るが、そこまで悪くない」
「ハイブリッド車の足回りはそこまで硬くない」
というように、前期型のガソリン車では足回りの硬さがかなり評判の悪い結果となっていたので、ハイブリッドでは乗り心地が改善されました。
若干硬さは残りますが、程よい硬さでホンダ車らしく、ミニバンとしては合格点なのではないでしょうか。
オデッセイ ハイブリッドの燃費の口コミ
多くのユーザーがオデッセイハイブリッドの燃費には満足と評価しています。
試乗で評価ができなかったユーザーを除いてみれば、かなり満足度の高い結果となっています。
エンジンとの相性が非常に良い
モーターとエンジンを上手く使って低燃費を実現しています。
「街乗りで21km/L出た」
「モーターとエンジンを上手く使っている」
「平均で17~18km/Lはある」
といった口コミが多くありました。
実際に乗られているユーザーの平均実燃費は約18~20km/Lといったところですね。
カタログ燃費が26.0km/Lなので、優秀な実燃費ではないでしょうか。
「このサイズの車にしては上出来」
「ミニバンでこの燃費は驚いた!」
といった評価も多くあり、燃費に満足しているユーザーが多いですね。
アクセルワークをしっかりすれば、かなり良い燃費を維持することができるようです。
オデッセイ ハイブリッドの価格の口コミ
価格については、他の項目と比べると満足度が低いようです。
どのような部分に不満を感じているのでしょうか。
価格だけ見たら、やはり高い
上級グレードになれば、車両本体価格だけでも400万円は超えてきます。
オプションや諸費用などを合わせると500万円近くになってしまいます。
「価格の割に高級感を感じない」
「ガソリン車より100万円ほど高い…」
「自己満足度の高い車」
という評価をしているユーザーが多くいました。
「価格や機能の割に大衆車に見られてしまうのが残念」というユーザーもいました。
ガソリン車と比べると100万円の差が出てしまうと、ハイブリッドを買うには思い切った選択になります。
燃費でこの差を回収するには、現実的ではありません。
機能や装備などで見れば、そこまで高くないのかもしれませんが、やはり価格だけで見てしまうと割高に感じてしまいます。
装備・性能を考えると価格相応
「ハイブリッドとセンシングで価格相応」
「予想よりも車両本体価格が安くなっている」
「安全性能がついてこの値段なら満足」
と評価しているユーザーもいます。
トヨタのアルファードハイブリッドなどと比べると、価格的には安く感じます。
モーターとエンジンの相性や燃費性能などを考えると、価格相応といってもいいかもしれませんね。
オデッセイ ハイブリッドの総合評価
かなり多くのユーザーが満足と評価しています。
普通の評価を含めれば、約95%のユーザーが評価している結果となりました。
ホンダセンシングの今後に期待
「ホンダセンシングがまだまだ未完成」
「純正ナビは全く使えない。社外ナビのほうが良い」
「安全性能の向上を期待する」
といったように、ホンダ独自のナビシステムやホンダセンシングにやや不満を持っているユーザーがいます。
他社の安全性能や社外ナビと比べると、不満に感じるユーザーがいます。
走行性や燃費が良いので、今後の技術力の向上に期待しているユーザーが多くいました。
また、「下級クラスに装備されているものが、ちょこちょこ付いていない」や「購入を考えている・決めかねている層を逃す作りとなっている」といったような評価もあります。
乗ってみないと見えてこない部分(エンジンや燃費性能)にオデッセイハイブリッドはコストが掛かっています。
しかし、試乗段階でのユーザーの判断は、見える部分(内装や質感)に目がいきます。
この見える部分にオデッセイはあまりお金がかかっていないので、購入を考えている方を取り逃がしているように思います。
見た目の質感や高級感も必要な要素ですね。
バランスのとれたミニバン
技術の進歩や使い勝手の良さを考慮すると満足しているユーザーも多くいます。
「トータルで見たらいい車」
「価格の割にしっかりしている」
「外観はコンパクトに見えるが、車内は広くていい!」
と評価しています。
走行性能や車内の広さなどをかなり多くのユーザーが高評価としていますね。
オデッセイハイブリッドは全体的にバランスが取れた作りになっているのが、高評価されている理由でしょう。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すオデッセイの値引き交渉術
一回の交渉だけで、オデッセイから限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。