2016年2月にマイナーチェンジをしたホンダ ヴェゼル。MC前から続く人気はご承知の通りです。
SUVブームの真っ只中、国内外の自動車メーカーが、こぞってSUVに注力しております。
街中を見渡してもSUVの多いこと、多いこと。(かくゆう私も7月にヴェゼルを手に入れました!)
格上車、ライバル車が、ひしめきあう中、SUV人気ランキングではNO1に輝くホンダ ヴェゼル。雑誌やネットの口コミでも好評判のホンダ ヴェゼル。
はたして、このクルマにデメリットはあるのでしょうか?約1か月乗ってみての私の感想も含めて紹介したいと思います。
この記事の目次
ヴェゼルを評価!ヴェゼルに欠点、悪いところはあるか?
エクステリア&インテリア、エンジン&走行性能、価格、ライバル車との比較などをイジワルく評価して、欠点、デメリットを検証してみたいと思います。
エクステリア、インテリアの見た目と使い勝手はどうなの?
エクステリアはSUVなのにクーペを思わせるスタイリッシュさで、人気が高くMC前後でほぼ変わっていません。
ホンダ関係の人位しか違いがわからないのではないでしょうか?(笑)
MC後のオーナーにとっては、欠点かな?逆にMC前のオーナーにはメリットになっちゃいますね。(笑)今後ビックマイナーチェンジが入ってエクステリアに変更があるかもしれません。
エクステリアでいうと、このサイズが使い勝手よいのですが、スタイリングだけでいうと、ボディサイズをあと10cm前に伸ばしたら、もっと、もっとカッコよくなる気がします。
インテリアにケチをつけるとしたら、コンソール、シフトレバー周りの収納スペースが少なく、使い勝手がイマイチです。
特に、シフトレバー下のスペースは、かなり使い勝手がよくないです。これは、いろんな所の口コミでも指摘されています。
あと、後部席のシートがほぼ直角で窮屈感があります。もう少しだけリクライニングしてくれるといいと思います。
かなり、イジワルく見てみましたが、どれも我慢できる範囲で、慣れが解決してくれると思います。
エンジン、走行性能はどうなの?
※ヴェゼル 出典honda.co.jp
エンジンは直噴1.5Li‐VTECのガソリン車とi-DCDをプラスしたハイブリット車があります。
今回は私も乗っているハイブリッド車について触れてみたいと思います。
街乗りでは静かなのですが、アクセルを思いっきり開けた時、坂道の上り、下りで3速までシフトダウンした時のエンジン音は大きいです。
ただ、これもホンダらしいスポーティな音なので好みの分かれる所だと思います。個人的にはホンダっぽくて好きな音です。
あと、3速までのエンジンブレーキはほぼ効かない、ブレーキがキュっと効いて違和感がある事です。
が、こちらもスグに慣れて、エンジン音に関してはパドルシフトでスポーツ走行してる感を満喫できますし、ブレーキもよく効くブレーキだ!に変わってしまいます。
個人的に求めるのは、あとちょっとだけパワーが欲しいです。
街中平坦な道をドライブしてる時は余裕なのですが、峠に行った時にガンバってます感を感じます。
もう少しだけ余裕が欲しいです。そうすれば、排気量が格上のライバル車にも勝てると思います。
そうなると、もはや大きいクルマを買え!という事になっちゃいますが、それ程、走行性能面でアラを探すのが難しいクルマなのです。
ヴェゼルの価格
ヴェゼルの価格ですが、ガソリン車、ハイブリッド車それぞれ、FF,4WD、RSとあり、192万円~288万円です。
ライバル車だとマツダのCX-3が237万円~307万円、日産ジュークが197万円~346万円です。
選ぶグレード、エンジン方式、駆動方式、装備などにより価格は大きく変わりますが、単純に価格だけでみると大差なしといった感じでしょうか。
ヴェゼルを評価!いいところは?
※ヴェゼル 出典honda.co.jp
逆に今度は、ヴェゼルのいい所、おススメのポイントをエクステリア&インテリア、エンジン&走行性能、価格でみていきたいと思います。
エクステリア、インテリアのいいところは?
エクステリアの良いところは、やはりクーペのようなスタイリッシュさだと思います。
後席のドアハンドルをピラーに隠して、まるで2ドアのように見える所なんかは、カッコ良さと後ろに乗る人が“このクルマどうやって乗るの?”というサプライズさえ与えてくれると思います(笑)実際、たいていの人が聞いてきます。
インテリアに関しては、このクラスのクルマにしては高級感があります。
エアコンにはプラズマクラスターがついています。ちょっと贅沢という感じです。シートを本革にしたら、もう1500㏄のクルマには見えないでしょう。
また、シフト周りやパーキングブレーキスイッチなど最新感満載のデザインです。
メーターパネル内にあるマルチインフォメーションディスプレイがとっても便利で、ナビと連動していて曲がる交差点、方向、車線、その次の進行方向などを表示してくれます。
いちいち、ナビ画面とにらめっこする必要がありません。
エンジン、走行性能のいいところは?
エンジン、走行性能は、燃費、パワー、安全性、静粛性が極めて高い次元で融合していてとても1500㏄のクルマには思えません。
街中では本当に静かに走り、いざ、スポーツ走行しようとSUPORTモードをONにすれば、ホンダらしいエンジン音とパワーが得られます。
それでいて燃費がリッター21~27㌔(実際、自分のクルマ、ハイブリットの4WDでリッター17~22㌔走っています。)これは素晴らしいですよ!乗り心地もいいです。
MC前のヴェゼルにも乗った事がありますが、乗り心地は固めで、つきあげ感を感じましたが(多くの口コミでも書かれていました)、大きく改善されていて乗り心地がよく、安心して曲がれる足回りになっています。
また、オートブレーキホールド機能なるものがあり、これはブレーキから足を離してもブレーキがかかったままの状態をキープしてくれるもので、アクセルを踏むと解除されるのですが、渋滞時や坂道発進の時にとても役に立ちます。
タイプ別装備にはなりますが、ホンダセンシング(衝突軽減ブレーキ、歩行者事故低減ステアリング、ACCアダプティブクルーズコントロール、LKAS車線維持支援システム、路外逸脱抑制機能、誤発進抑制機能)をつければ、走行性能、安全性能はさらにグレードアップし、最新技術の全てを手に入れる事ができちゃいます。
ヴェゼルの価格は安い?
価格については先程も述べたように、グレード、エンジン方式、駆動方式、装備などにより192万円~288万円の間で変わります。
どれにしても、その性能からみると価格に見合っていてコストパフォーマンスは高いクルマだと思います。
ヴェゼルの総合評価!
※ヴェゼル 出典honda.co.jp
ヴェゼルのいいところや欠点を見てきましたが、ここでヴェゼルの総合評価をしてみたいと思います。
ヴェゼルの総合評価は?
SUVとクーペの融合というコンセプトから生まれたホンダ ヴェゼル。
その見た目のカッコ良さは街中、山、海とシチュエーションを選ばず、どこにでもとけこめます。
また、街中でゆったり走りたい時は静かに走り、峠で、高速で、ちょっとスポーツ走行したい時はスポーティーに小気味よく走ってくれる。しかも、最新の装備を載せ、低燃費で・・・
全てのニーズに応えてくれる欲張りなクルマ、全てにおいてバランスのとれたクルマ。それが、ホンダ ヴェゼルというクルマだと思います。
ヴェゼルのおすすめグレード
最後に、おすすめのグレードを紹介したいと思います。
あくまでスポーティに乗りたい人にはRSです。シート、足回りもスポーツ仕様になっています。
ラグジュアリーに乗りたい人にはZです。装備、スタイリングともに上級志向になっています。
また、どのグレードにしてもホンダセンシングを付けた方がいいと思います。最新技術の全部どりです。大変便利で安全です。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すヴェゼルの値引き交渉術
一回の交渉だけで、ヴェゼルから限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。