シャトルの一発値引き交渉とは、短期間(主に1回のみ)の値引き交渉で、シャトルから限界値引き額を引き出す交渉方法です。
普通に商談しては、シャトルから限界値引きを引き出すのは簡単ではありませんが、当サイトで情報収集する事で成功する確率が確実にアップします。
現在のシャトルの限界値引き額を算出して、一発値引き交渉を実践しましょう!
この記事の目次
シャトルの限界値引き金額をシミュレーション
シャトルの車両本体価格からの値引きの他に、ディーラーオプションからも値引きが可能です。オプション品によって割引率は異なりますが、20~30%ほどの値引きは可能です。
さらに利益率の高い、ディーラーのボディコーティングやメンテナンスパック、冬用タイヤ、錆止め加工、ディーラーオプションナビ、などを付けると、シャトルの値引きの総額は大きくなりやすいです。
以下を参考にシャトルの限界値引き額を算出しましょう。
シャトル車両本体からの目標値引き額(2022年11月現在) | |
---|---|
25万円 (ハイブリッド25万円) |
|
Dオプション金額 | ディーラーオプションからの目標値引き額 |
10万円 | 2~3万円 |
20万円 | 4~6万円 |
30万円 | 6~9万円 |
40万円 | 8~12万円 |
50万円 | 10~15万円 |
瞬間的に値引きが多くなる時期 | |
1月後半~3月末 (年度末決算セール) |
上記+3万円前後 |
6月~7月末 (夏のボーナス商戦) |
上記+1万円前後 |
8月中旬~9月末 (中間決算セール) |
上記+3万円前後 |
11月~12月末 (秋・年末商戦) |
上記+1万円前後 |
シャトルの車両本体からの値引きに加えて、ディーラーオプションからの値引きをプラスすれば、シャトルの限界値引き額が見えてきます。
さらにタイミングによっては、さらに値引きの上乗せが可能な時期があります。
必ずプラスされる訳ではありませんが、上記の「瞬間的に値引きが多くなる時期」に商談するなら、上記の値引き金額相当がプラスされるケースが多くなります。
シャトルの値引き金額は一律で決まっている訳ではないので、営業マンによっても、ディーラーによっても、地域やタイミングによっても値引き額は変動します。
なので、上記のように値引き金額に幅を持たせています。
上記の範囲内なら、シャトルの限界値引きと言っても良い金額なので、全ての要素を取り入れたMAXの限界値引き金額と、契約の落とし所として少し控えた限界値引き金額も算出しておきましょう。
※MAX値引き例(決算期や利益率が高いディーラーオプションを付けた場合)
値引き種別 | 値引き金額 |
---|---|
車両本体から | 25万円 |
ディーラーオプション20万円から(30%) | 6万円 |
9月の中間決算期 | 4万円 |
シャトルの限界値引き額 | 35万円 |
※控えめな値引き例
値引き種別 | 値引き金額 |
---|---|
車両本体から | 25万円 |
ディーラーオプション20万円から(20%) | 4万円 |
9月の中間決算期 | 2万円 |
シャトルの限界値引き額 | 31万円 |
以上はあくまで一例なので、その時の状況に応じて、臨機応変に設定しましょう。
シャトルはベースのフィットと同じく、あまり高額な値引きは出にくくなってるよ
フロアマットを社外品にするだけで値引き効果大!
シャトルのフロアマットを純正オプションではなく社外品で揃えることで、差額分の値引き効果が簡単に得られます。
フロアマット | 価格 | 差額 |
---|---|---|
純正品 | 25,180~52,180円(工賃込み) | |
社外品 |
9,720円(送料無料) | -1.5万円 |
フロアマットを社外品にするだけで、1.5万円以上の値引き効果となりました!
フロアマットは社外品でも純正品に劣らない品質のものが多いので、特に純正にこだわりがなければ社外品という選択肢もアリでしょう。
値引き込みの純正フロアマットと社外品マットで、どっちがよりお得に買えるのか比較してみよう
下取り車の相場チェック
下取り車があれば、ディーラーへ行く前に現在の価格相場を調べておけば、下取り込みの予算組みができますし、ディーラーの査定が高いか安いかの判断が付きます。
ネット上で下取り車の概算相場が分かる
シャトルの諸費用は?
シャトルの諸費用です。
車両本体価格とオプションの金額に、諸費用をプラスして、シャトルの値引き前の総支払額を出しておきましょう。
・自動車税(7月登録)23,000円
・自動車取得税 0円(免税)
・自動車重量税 0円(免税)
・自賠責保険料 36,780円
・リサイクル料金 10,170円
・登録他諸費用 52,440円
次に自分でやる事でカットできる諸費用を紹介するよ
カットできるシャトルの諸費用
納車費用(5,000~15,000円くらい)
納車費用とは、ユーザーが納車を希望する任意の場所(自宅や職場など)にセールスマンがシャトルを届けてくれる費用です。
もちろん、ディーラーに取りに行けば掛からない費用なので「取りに行くのでカットしてください」と言えば、浮かせられる費用です。
車庫証明取得手続き代行費用(5,000~20,000円くらい)
車庫証明とは、新車を登録する際に必要な書類で、ディーラーに頼むと代行費用が掛かりますが、これも自分で取得すれば、掛からない費用です。
車庫証明取得の手続きはそんなに難しくありませんが、平日の日中に警察署へ2回行く必要があり、期間も3~7日ほどかかるため、忙しくて行けない方にはちょっと大変かも知れません。
ここで裏技として、交渉の段階では「車庫証明は自分でやる」と代行費用をカットしてもらい、契約直前に「忙しくて取りに行けないので、やっぱりお願いできますか?」などと切り出すと、実費(普通車で2600円ほど)だけでセールスマンがサービスで取ってくれる場合もあります。
ただ、ディーラーによってはオンラインでまとめて手続きできる「OSS申請代行費用」として、登録費用とまとめて請求されるケースがあります。
OSS申請だと個別で車庫証明を取れないので、残念ながら車庫証明費用だけをカットする事が出来ません。
次に紹介する任意保険も値引きの材料に出来るんですって
任意保険も値引きの交渉材料に!
任意保険の契約もセールスマンの成績やディーラーの売上につながるので、ディーラーでの加入を条件に、更なる値引きの上乗せを狙えます。
例えば「本当は懇意にしている代理店で加入する予定だったけど、今回はこちらで加入するから、値引きを勉強してもらいたい」と持ちかければ、セールスマンも自分たちのメリット相応に値引きをプラスしてくれる可能性が出てきます。
また、ディーラーで保険に加入すれば、何かあった時にディーラーが窓口なので、修理のための入庫や代車の手配等がスムーズに進むと言うメリットもあります。
任意保険の見直しで保険料を節約
ディーラーで保険に加入する代わりに、値引きを要求するのもありですが、外資系の保険会社に比べて保険料が割高になるのは否めません。
そこで年間・又は月々の保険料が安い方が良いのなら、複数の保険会社を比較して、最も安い自動車保険を選ぶといいでしょう。
保険スクエアbang!なら、大手保険会社や外資系の会社を含めた複数の保険会社の見積もりを無料で依頼する事が出来ます。
見積もり結果はメールや郵送で送られて来ます。勧誘電話は一切ないので、じっくり保険料を比較して検討する事が出来ます。
管理人も年払いで2万円以上安くなりました!
実践!シャトルの一発値引き交渉術!
上記のシャトルの値引き額とオプション値引き、時期によってプラスアルファが期待できる値引き額を全て加算したら、現時点でのシャトルの限界値引き額が分かります。
そしてシャトルの購入グレードの車両本体価格とオプション価格、上記の諸費用を加算すれば、定価の総支払額が分かりますね。
その定価の総支払額からシャトルの限界値引き額を引けば、一発値引き交渉で提示する希望購入予算となります。
ディーラーでシャトル一発値引き交渉をスタート!
希望購入予算でシャトルを買うには、一発値引き交渉を成功させなければいけません。
ではディーラーに行って、実際にどのようにして値引き交渉をするかと言うと、「ライバル車と競合させる」「他のホンダディーラーと競合させる」の2パターンがあります。
どちらもやり方は一緒ですが、その時の情勢に合わせて最適な方を選ぶと良いでしょう。
シャトルのライバル車がモデルチェンジしたり、新型のライバル車が出たりして、シャトルより人気がある、シャトルより話題性があるライバル車があるなら、ライバル車との競合が有効です。
現時点ではトヨタのカローラフィールダーが最も有効なライバル車と言えます。
シャトルがモデルチェンジしたての時や、シャトルがライバル車よりも人気が高く売れている時期なら、ライバル車と競合よりもホンダディーラー同士の競合の方が効果が高いと言えます。
現状では、シャトルの人気は高いですが、ライバル車のカローラフィールダーも根強い人気があって、台数も売れています。
なので、ライバル車の競合でも効果は高いですし、ホンダディーラー同士の競合でも効果があるので、どちらの方法でも現時点では問題ないでしょう。
では、ホンダディーラーへ行ったら、購入予定のグレードとオプションでシャトルの見積もりを取って、一例として以下のように商談してみましょう。
「今回新車を購入するため、先週トヨタでカローラフィールダーの商談をしました。今日契約するつもりでこれからトヨタへ行こうと思っていましたが、シャトルが気になりこちらへ来てみました。ワゴンタイプであれば車種にはこだわりはないので、予算に収まればトヨタへは行かずに、シャトルをこの場で契約したいと思います。」とやってみます。
あまり安すぎる金額では、あっさり断られてしまいますし、平凡な金額では一発交渉のメリットがありません。
シャトルの値引き額を毎月リサーチしている、当サイトで算出した現時点でのシャトルの限界値引き額がベースであれば、成功する確率は高いでしょう。
今回の一例ではカローラフィールダーと競合させましたが、別のホンダディーラーと商談している事にして、「予算に収まるなら、他のホンダを断って、こちらで契約したい」とやっても良いでしょう。
もしホンダのセールスさんに断られたら、少々値引き条件を緩めてそのまま商談を続行する方法もあります。
又は、別のホンダディーラーでシャトル一発値引き交渉を仕掛ける事が可能です。
その際は、そのディーラーを経営する会社が違う事を確認しましょう。
同経営のディーラーだと、こちらの情報が伝わって別のディーラーで商談したことが分かってしまいます。同じ会社の場合、最初のディーラーが優先となるので、同じ会社の複数のディーラーとは基本的に商談できません。
ホンダディーラーの特色として、同地域に経営が違う会社のディーラーが複数点在しているケースが多いです。
別経営のディーラーなら、ユーザーの情報が共有されていないので、新たに商談することが可能です。
別経営のホンダディーラーなら、再度シャトルの一発値引き交渉を仕掛ける事が可能です。
別経営のホンダディーラーの探し方・見分け方
ホンダのホームページメニュー「クルマ」⇒「販売店検索」⇒「近くのお店を探す」と進むと、住所や郵便番号などから最寄りのホンダディーラーを検索できます。
赤丸のホンダカーズ横浜は同じ会社なので、両方で値引き交渉する事は出来ません。
ホンダカーズ旭は別会社なので、例えば「ホンダカーズ横浜 保土ヶ谷店」と、「ホンダカーズ旭 旭店」の両方で値引き交渉する事は出来ます。
シャトルの購入条件を伝えて待つ方法
シャトルの購入を急いでいない、購入まで時期的に余裕があるなら、ホンダディーラーに購入予算を伝えて連絡を待つ方法があります。
ホンダディーラーに行ったら、シャトルの見積もりを取って、以下のように伝えてみましょう。
「シャトルの購入予算は○○万円です。この金額になるならいつでも契約するので、出来る時に連絡を下さい。」とやります。
こうしておけば、ホンダディーラーやセールスさんが「今月あと1台欲しいな~」と言うタイミングになった時に、連絡が来る事があります。
これを値引きが緩む決算期やボーナス時期、または新車の受注が落ちる4月~5月などに行うと、連絡が来る可能性が高まります。
と言っても時期に関係なく出来る方法です。意外と成功しやすいので試してみる価値はありますよ!
シャトルのリセールバリュー(残価率)は
53.6%
グレード名 | グレード別リセールバリュー |
---|---|
1.5 G ホンダセンシング | 59.3% |
1.5 ハイブリッド ホンダセンシング | 63.9% |
1.5 ハイブリッドX ホンダセンシング | 62.7% |
1.5 ハイブリッドZ ホンダセンシング | 56.7% |
1.5 G ホンダセンシング 4WD | –% |
1.5 ハイブリッド ホンダセンシング 4WD | 39.5% |
1.5 ハイブリッドX ホンダセンシング 4WD | 45.5% |
1.5 ハイブリッドZ ホンダセンシング 4WD | 47.8% |
2021年2月現在のシャトルのリセールバリューをはじき出したよ!
ハイブリッド車の2WDに比べ、ハイブリッド4WDは明らかに低いリセールとなっているね。
他のステーションワゴンのリセールはどうなってるの?
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。