この記事の目次
CX-5の豪華な内装とチープさをチェック
内装はまるで高級車
CX-5の内装の特徴は、よく見なければ気付かないような内装の豪華さが、欧州車を彷彿とさせてくれます。
具体的には、インパネにはブラックのみを使用し、高級感を演出していますが、造形は派手ではありません。
ですが、全体的には、厚い軟質のウレタン素材のソフトパッドが装備されています。
そして、安全性につながる各スイッチや、ステアリングスイッチなどといった、ボタンの押し心地も他の車とは違い、とてもいい感触となっています。
車内の照明は都会をイメージ
これまでの一般的な車の室内ライトといえば、オレンジ系統が主流ですよね。
ところが、CX-5のメーターは、エアコン情報が表示される液晶部が、オレンジ系統というところ以外「全てホワイト表示」となっております。
都会をイメージしているライトですが、同時に落ち着いている大人の雰囲気を演出することが出来ます。
これまでの国産車では、いかに外装と内装を加飾で目を引かせるか、に拘って作られている面もありましたが、そんな取って付けたような加飾で豪華さを演出することはありません。
余計なコストを掛けることなく、「いかにシンプルな作りとデザインで、落ち着いている雰囲気を演出しつつ、その中でいいものを最大限に表現できるか」という、マツダならではの熱意を感じることが出来る内装となっています。
CX-5で唯一、豪華さが演出されているところといったら、ブラック光沢パネルのみとなります。
ナビゲーション周辺がチープ(安っぽい)なのが残念
CX-5の内装で欠点をあげるとしたら、間違いなくこの「ナビゲーション部分」と答えるでしょう。
理由は簡単です。せっかく全体的にいい感じで、高級感を演出してきたのにも関わらず、このナビゲーション周辺の作りだけ、非常に安っぽく感じるのです。
奥に引っ込む形でナビが埋め込まれているので、ナビを触る時に、出っ張っている部分をクッション替わりにして腕を置くことが可能です。
そのため、長時間ナビの操作をしていても疲労感が少なくなる設計になっています。
このあたりの配慮には優しさを感じますが、なんといっても残念なのが、このナビゲーションの安っぽさです。
なぜ、ここだけ安っぽい設計になってしまったのか!と言いたくなるほどです。
例えて言うのであれば「安物の軽自動車と見比べてもパッと見では分からない」と言えるレベルです。
次期モデルでは、このナビゲーション部分にも改良を加えてほしいと思います。
CX-5の運転席と助手席をチェック
※CX-5 出典mazda.co.jp
フロントシートは全体的に大きめ
運転席・助手席などは、全体的に大きめの設計となっており、窮屈には感じることはないでしょう。
シートバックのサポートは、厚くはなく、触った感触は少し固めという印象です。
シートの表皮は、高級感と滑りにくさといった機能性を併せ持っているというタイプではありませんが、非常にサラッとしていました。
マツダの問題点が解消されている
このシートと云えば、マツダの改善すべき問題点としても以前から話題にありました。ですが、このCX-5では、改善されている部分が伺えます。
従来のマツダのシートは、太ももの半分までしか座面がなく、座りにくい・座っていて疲れるという傾向がありました。
ですが、CX-5では運転席・助手席ともに充分な広さがあり、膝回りなどが窮屈差を感じなくなりました。
このおかげで、ストレスを感じることなく、快適に乗車が出来るようになっています。
CX-5の後席と座席シートをチェック
※CX-5 出典mazda.co.jp
リアシートも広々としている
CX-5のリアシートの居住スペースは、フロントのシートバックが薄いこともあり、前方向に充分な広さがあります。
車内の全長4,500ミリあるので、前席を含め後席にも余裕あるスペースが与えられています。
後席に長時間は座っていられない?
リアシートが広いということは大変助かる点ですが、実はリアシートは座面が高いのです。
そのため、人によってはなかなか身体に合わず、リラックスをして座れる感じではないと言う口コミが見られます。
人によってはリアシートで長距離のドライブは、あまり向いていないかもしれませんね。
もし週末などに4人で、どこかにドライブに行くようなことがあれば、適度に休憩を取るようにした方がいいでしょう。
CX-5の荷室の広さをチェック!荷物はどれくらい入るの?
9.5インチのゴルフバッグを横積みできる
荷室は相当広いです。通常の状態で500Lとなり、この状態で9.5インチのゴルフバッグを横向きではありますが、収納可能となっています。
なお、リアシートをすべて倒すと、容量はなんと3倍の1,620Lにまで拡大することが出来ます。
ここまでの大きさになると、ゴルフバッグを縦向きに積んでも、まだ余裕があります。
また、ボストンバックや大抵のキャリーバックも、後部座席を倒さなくても収納が出来てしまうため、遠出をするときでも、荷物が入り切るかどうかの心配はほとんどいらないでしょう。
普段から旅行などに行かれる機会が多い方には、この荷室の広さは重宝するのではないでしょうか。
CX-5は車中泊可能?フルフラットにするためのシートアレンジとは?
残念ながらフルフラットには出来ない
残念ながら、CX-5の場合はリアシートを全て倒しても、フルフラットにすることはできません。
状態的には、限りなくフルフラットに近い状態なのですが、どうしても荷室のラゲッジスペースとリアシートとの間に段差が出来てしまいます。
ですが、荷室部分に布団やマットレスなどを置き、段差を感じさせなくすることで、負担を軽減させることが出来ます。
高身長でも足を伸ばして寝れる
これは、CX-5だから出来るちょっとした贅沢です。
大抵の車は、身長が低い人であっても足を伸ばして横になることなんて、できませんよね。ましてや、軽自動車やセダンならなおさらです。
ですが、CX-5の場合は身長が180cmであっても、フロントシートの位置を一番前までスライドさせて、後席と荷室まで利用すれば、足を伸ばして寝ることが可能です。
もし、180cm代の高身長の方が、一人だけで車中泊をすることになった場合でも、身体を斜めにするだけで、ほぼすっぽりと身体を収めることが出来てしまいます。
よほどの高身長の方でない限りは、CX-5で充分に快適な車中泊をすることが、可能になります。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すCX-5の値引き交渉術
一回の交渉だけで、CX-5から限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。