この記事の目次
CX-5の試乗の前にエクステリアデザインをチェック
外観の「SUV」らしさがアップ
CX-5のグリルは、フロントマスクが大きく見えるように、網目から太めの水平ルーバーへと変更されており、バンパー左右のスモールライト回りも同様のデザインとなっています。
国産初「目が眩まないハイビーム」を搭載
このライトは、今までありそうでなかったヘッドライトです。
夜間の走行などで、対向車がハイビームにしたままだと、どうしてもその眩しさで、一瞬目が眩んでしまうことがあったかと思います。
ですが、CX-5には国産初の防眩ハイビームを備えた「アダプティブLEDヘッドライト」が搭載されています。
どういったライトかと言うと、先行車や対向車の位置を検知して、自動でハイビームやロービームを切り替えることが出来るのです。
そして、左右の照射角もコントロールすることが出来るので、死角を減らすことができます。
さらに、片側に4個並んだLEDの指向性を活かし、対向車のいる部分だけを消灯して、相手に眩しい思いをさせないライトとなっています。
インテリアにも「SUV」らしさと高級感が備わっている
インパネセンター下の物入れの容量が拡大されているとともに、縦基調のメタリック加飾を廃止し、横基調を強調しています。
さらに、インパネサイドのエアアウトレットもメタリック調へと変更されており、高級感が増していました。
CX-5の走行性能と実際の走りを体験
※CX-5 出典mazda.co.jp
乗り手に優しい設計で期待を裏切らない性能
CX-5の走行性能ですが、前後サスペンションにフリクション低減タイプが導入されています。
この導入により、ブッシュ形状が変更されて、より自然なタイヤの動きへと変わっていました。
さらに、フロントサスペンションのスプリングのレイアウトが見直され、よりスムーズに上下することができるように変更されていました。
その結果、静粛性が上がり、上質感が向上しました。
実際の走行では?
実際にCX-5を走らせてみると、凸凹道でも他の車に比べると、圧倒的に身体に掛かる衝撃や負担は軽減されています。
そして、車内は外の音や道路の状況に左右されないので、ほとんど雑音が聞こえることがなく、本当に静粛そのものです。
よほどの高級セダンなどから乗り換えをして来ない限りは、その性能に驚くことは避けられないでしょう。
試乗で分かったCX-5の魅力
全体的に高級車感が増した
今回は、改良後のCX-5に試乗しました。
まず、最初に感じたことは、粗さが無くなり穏やかになったという点です。
改良前と比べると、低速域のフロント部分に不安を感じることがなくなりました。
そして、段差では当たりが柔らかく優しくなったことにより、高級感を得られるようになりました。
要所が進化している
高速コーナーで粘り、リアの接地感は高く、スポーティさも同時に高められています。
そういった意味では、本来の方向性にブレは全く感じません。
技術的な面では、ブッシュを変えたり、減衰圧の異なるダンパーに変更したりしていました。
つまり、方向性はそのままに、加速性能が進化しているのです。
また、エンジンが始動してからの振動とディーゼルエンジン音のキャビンへの進入が、減っています。
スタート時の「ガラガラ」という音は残るものの、それ以外の音は絶妙に打ち消されているといえます。
一度走ってしまえば、ディーゼル車だということを忘れてしまうほどです。
一つだけわがままを言うのであれば
ただ、一つ心残りなのがブレーキです。
今回は、ブレーキ面にまでは手が加わっていないという印象を受けました。
最終的なブレーキングパワーはあるものの、踏み始めたときのブレーキのかかり具合が、少々鈍い印象を受けました。
ブレーキの踏み込みも、思っていたよりも深かったのが気になりました。
アメリカがメインの市場ということで、アメリカ人の体格に合わせたセッティングとなっているのは分かりますが、もう少し日本人向けに、改良を施してもいいのではないか?という、わだかまりが残りました。
ですが、ここまで走りがスムーズでスポーティになってくると、ブレーキの進化にも期待をしたくなります。
ディーゼルエンジンの強さ
※CX-5 出典mazda.co.jp
2.2Lのディーゼルエンジンは、相変わらずの安定した力強さを感じました。
3リッターエンジンV6クラスの頼もしさがあります。特に、2000回転中盤から踏み込む、中速域での過減速は理想的です。
このエンジンにより、長距離での快適な走りと燃費の良さに期待が出来ます。
ステアリングの向上
ステアリング性能は、前回よりも向上しています。
具体的には、ステアリングフィーリングが良くなり、乗り心地がさらに向上していました。
総合的に、より滑らかな走りが出来るようになった、という印象を受けました。
CX-5試乗のまとめ
CX-5は、現在「なんとなく便利で、なんとなくいい車」というイメージがあるかと思います。
確かに、従来の車と比較してみると、その性能はどれを取っても劣っていません。
本当に、道路1本走るにしても、ここまで快適に走れる車は他にないのではないか?と思ってしまうほどです。
ですが、だからこその「欲」が出てしまうのです。
簡単にいえば、この車に乗った瞬間に、「自分の中での車のベース」はCX-5となります。
つまり、他車に比べたら、随分と「贅沢」といっても過言ではないCX-5の標準装備のオプションや走行性能に関して、何かしら「不満」が出てきてしまうのです。
ですので、どうしてもこのCX-5が欲しくなる・CX-5でなければならない、何か「決定打」のような装備があると、「なんとなく便利で、なんとなくいい車」というイメージから脱皮して、より時代に合った車になると感じました。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すCX-5の値引き交渉術
一回の交渉だけで、CX-5から限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。