この記事の目次
マツダ2の燃費 街乗りでは?
ディーゼル車の街乗りの実燃費
街乗りでの実燃費は、平均して17~20km/Lです。渋滞が多い場合は、15km/L程度まで低くなります。
街乗りから少しはずれて、制限速度が60km/hなどのバイパス道のみを走行すると、燃費が向上します。
約60km/h一定で走行した場合は28km/L程度まで良くなりますので、街乗りでも一定の時間を60km/h程度の速度で走行すれば、21~22km/Lへまで燃費が向上します。
ガソリン車の街乗りの実燃費
街乗りでの実燃費は、14~17km/L、渋滞が多い場合は、12km/L程度まで低くなります。
バイパス道も走行すると、18km/L程度へ良くなります。
マツダ2の燃費 高速道では?
ディーゼル車の高速道の実燃費
車速100km/hで走行すると、実燃費は約26km/Lです。
この燃費は、トヨタアクアやホンダフィットのハイブリッド車とほぼ同じです。4WDでも約24km/hと非常に高い燃費性能を持っています。
ガソリン車の高速道の実燃費
車速100km/hで走行すると、実燃費は約20km/Lです。
高速道でも上り坂が多い区間では、約17km/Lまで低くなります。
マツダ2の実燃費 街乗り・高速の平均では?
※マツダ2 出典mazda.co.jp
マツダ2のディーゼル車の平均実燃費
街乗りとバイパス道や高速道を合わせた平均実燃費は、AT車で約20km/L、MT車で約24km/Lです。
ワインディングロードのように登坂路やアクセルのON-OFFが多い場合は、AT車で約17km/L、MT車で約19km/Lです。
ディーゼル車では、燃費に対してネックとなっているものがあります。それは、DPF (Diesel Particulate Filter)というフィルター装置です。
ガソリンと違い、ディーゼルでは黒煙紛が発生してしまいます。この黒煙粉を取り除き、環境に対してやさしくするために、マツダ以外のメーカーも同様にエンジンとマフラーの間に備わっています。
フィルターですので黒煙粉を捕集します。捕集した黒煙粉は、エンジンの排気温度が高い場合には、この熱を利用してフィルター自身が黒煙粉を燃やしきって除去します。
つまり、高速道や上り坂では自然と黒煙粉を除去していますが、街乗りなど排気温度が上がりにくい場合は自らでは除去できなくなり、次第に黒煙粉がフィルターに溜まっていきます。
この溜まってしまった黒煙粉は、排気温度をわざと上げないと除去できないので、燃料を余分に噴射して排気温度を高めて除去しています。
この余分な燃料を必要するために、燃費が悪くなりやすく、平均燃費としても1~2km/L程度低下します。
現状の平均燃費は、ハイブリッドより約10%低くなっています。ただし、ガソリンよりも単価が約15円/L安い軽油を使用するディーゼル車の燃料代は、ほぼ同じです。
一方で、マツダ2のディーゼル車には、減速エネルギー回生システム「i-ELOOP(アイ・イーループ)」がオプションで装着できます(XDを除くAT車グレード)。
「i-ELOOP」は、クルマが減速する時のエネルギーを電気へ変えて蓄電する装置を指します。
車載電装品の消費電力として使えます。通常は、消費電力を賄うためにエンジンが発電しているため、エンジンに負荷がかかり、燃費が悪くなる傾向にあります。
しかし、この「i-ELOOP」から電力を供給できるため、発電に使うエンジン負荷が少なく、燃費を良くすることを目的としています。
ただし、この「i-ELOOP」の効果は実燃費からすると、良くなっても1km/L分程度か、といったところですので、オプション価格64,800円は高いと言わざるを得ません。
このオプションを追加で付けて良かった、との感触はあまり得られないでしょう。
マツダ2のガソリン車の平均実燃費
ガソリン車の街乗りとバイパス道や高速道を合わせた平均実燃費は、AT車で約17km/L、MT車で約18km/Lです。
ワインディングロードのように登坂路やアクセルのON-OFFが多い場合は、AT車で15km/L、MT車で16km/L程度です。
マツダ2の燃費 ホンダフィットとの比較
※フィット 出典favcars.com
マツダ2とよく比較されるホンダのフィットと燃費を比較してみます。
エンジンとしては、新車価格がほぼ同じのマツダ2ディーゼル車とフィットハイブリッド車を比較します。また、ガソリン車同士でも比較してみました。
街乗り・高速の平均実燃費は?
街乗りとバイパス道や高速道を合わせた平均実燃費は、マツダ2ディーゼルが20 km/L、フィットハイブリッドが22 km/Lです。参考に、トヨタアクアのハイブリッドは23 km/Lです。
マツダ2は、高速道を多く走行すると燃費が良くなってきますが、街乗りも合わせるとハイブリッドまでは届きません。
1リットル当りの距離ではこの結果ですが、燃料費として金額で計算すると状況が変わってきます。
レギュラーガソリンと軽油の単価では、軽油の方が安くなっています。ここで1リットル当りの価格の差を、レギュラーガソリンと軽油で15円とします。
燃費はマツダ2ディーゼルが20 km/L、フィットハイブリッドが22 km/Lですので、1万km走行した場合の燃料費は、マツダ2ディーゼルの方が約2,000円安いことになります。
つまり、フィットハイブリッドよりもデミオディーゼルの方が、お財布にはやさしいことになります。維持費も考えると、燃費単価が安いディーゼルも購入対象になってきますね。
なお、ガソリン車で比較すると、マツダ2は17km/L、フィットは18km/Lでほぼ同じとなっています。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すマツダ2の値引き交渉術
一回の交渉だけで、マツダ2から限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。