6年ぶりにフルモデルチェンジを受けた「タント」は、基本的に標準系が3タイプ、カスタム系が3タイプの計6タイプのグレードが設定されています。
グレードの数は多くありませんが、いざ選ぶとなると意外と迷ってしまうものですよね。
ここでは、タントの人気グレードと装備を評価すると同時に、おすすめのグレードも紹介しますので、是非とも参考にしてみてください!
この記事の目次
タントの売れ筋人気グレードランキングを発表!
順位 | グレード名 |
---|---|
1位 | カスタム RS |
2位 | X |
3位 | L |
4位 | カスタム L |
5位 | カスタム X |
6位 | X ターボ |
タントの人気グレードの装備を比較
第3位の「L」は標準系モデルで、タント全体の中で一番安いグレードです。
第2位の「X」は、Lのひとつ上のグレードになります。
そして人気ランキング第1位に輝いた「カスタム RS」は、カスタム系のみならずタント全体の最上級グレードです。
上級志向のユーザーと、価格重視のユーザーにはっきり分かれることがタントの特徴的傾向と言えるでしょう。
カスタム RSにはあってXには無い装備は?
この項目では、人気ランキング第1位のカスタム RSと第2位のXの装備を比較します。
カスタム RSにはあってXには無い主要装備は、以下のとおりです。
昼間走行時の被視認性を高めるフロントLEDイルミネーションランプ
イグニッションをオンにすると自動で点灯する補助ランプで、昼間の走行時も対向車や歩行者などからの被視認性が高まるので、事故のリスクが減ります。
ヘッドランプで代用できるので必須の装備ではありませんが、昼間にヘッドランプを点灯するのは抵抗がある人も多いと思いますので、メリットは十分あると言えるでしょう。
上質な外観と手触りの良さが魅力の革巻ステアリングホイール+本革インパネセンターシフト
革巻ステアリングホイールは、Xのウレタンステアリングホイールと比べ外観が上質なだけでなく、手触りもしっとり感があって快適です。
同時にインパネセンターシフトも本革仕様になるので、室内のムードは軽自動車離れしています。
運転の情況がひと目で分かるドライブアシストイルミネーション
マルチインフォメーションディスプレイに運転状況を表示する機能です。
通常時は照明の色はブルー(白・ピンクに変更可)ですが、エコ運転時はグリーン、注意喚起時は赤に変わります。
なるべく表示がグリーンになるような運転を心掛ければ、燃費を伸ばせるはずです。
乗り降りが楽にできる両側パワースライドドア
スイッチひとつでスライドドアが電動開閉できるパワースライドドアは、Xの場合は助手席のみ標準装備となりますが、カスタム RSは両側に付きます。
手動で開閉するよりずっと楽なので、やはり両側に付いている方がベターです。
タントで人気の装備は?
冬場のドライブを快適にする「運転席・助手席シートヒーター」
シートの座面とシートバックを直接暖める装備です。
エアコン暖房よりも短時間で暖かくなるため、寒い冬の日でも乗り出しから快適に過ごせます。
様々な情報を表示する「TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ」
4.2インチの高精細画面に、時計やタコメーター、室温など様々な情報を表示する装備です。
エアコンの作動状況も表示できるので、大変便利に感じることでしょう。
キーを取り出さずに乗り降りができる「キーフリーシステム」
付属の電子カードキーをポケットやバッグに入れておけば、ドアノブにタッチするだけで施錠・開錠ができる便利な装備です。
更に、正規のキー以外ではエンジンが始動しないイモビライザー機能付なので、盗難のリスクを減らすことができます。
半ドアを防ぐスライドドアイージークローザー&助手席イージークローザー
スライドドアや助手席ドアを半ドアの位置まで閉めれば、後は自動で全閉する装備です。
高齢者や子供を乗せた場合、ドアを閉める力が弱いので半ドアになってしまい、「もう一度閉め直して」と言ったり、自分が降りて閉めてあげなければならないことがあります。
しかし、この装備があればそんな問題もなくなることでしょう。
当サイトのおススメグレードは「X」!
当サイトがおススメするタントのグレードは、人気ランキングで2位に入った「X」です。
その理由は、以下にあげる4つあります。
必要な装備がひととおり揃っているから
装備面では最上級のカスタム RSには及ばないまでも、必要な安全装備や快適装備はひととおり揃っています。
欲を言えば、オプションの右側パワースライドドアとシートヒーター(セットオプション「コンフォータブルパック」に含まれます)を付けたいところですが、それさえ付ければ何の不満もなく使えるはずです。
コストパフォーマンスが高いから
装備が充実している割に、価格が高くないこともXをおすすめする理由です。
右側パワースライドドアとコンフォータブルパックを付けても、価格は2WD車なら150万円台(1,555,200円)に収まります。
カスタム RSと比べると20万円ほども安価なので、大変リーズナブルです。
必要十分な動力性能を持っているから
先代タントはノンターボ車ではややパワー不足だったので、特に高速道路や山道を走る機会が多い場合は、ターボ車の選択がベターでした。
しかし、新型タントはパワートレインの刷新により、ノンターボでも良く走るようになりました。
そのため敢えて高価なターボ車を選ぶ必要性は低く、ノンターボのXでも十分です。
また、カタログ燃費が2km/L優れている(2WD車)ことも、おすすめする理由のひとつになります。
フロントマスクがタントのフォルムに合っているから
カスタム系の厳ついフロントマスクが好きという人も多いと思いますが、タントのフォルムにより似合うのは、フレンドリーな顔立ちの標準系の方です。
その点も、Xをおすすめするポイントにあげられます。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すタントの値引き交渉術
一回の交渉だけで、タントから限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。