イタリアとフランスは共にラテン系の国であることから、イタリア車・フランス車を総括して通称「イタ・フラ車」と呼ぶことがあるんだ。
日本ではドイツ車が圧倒的に強い輸入車市場だけど、イタ・フラ車にはドイツ車にはない魅力があるから、もっと注目されていいはずなんだ!
ここでは、買って後悔しないイタ・フラ車を5台選んで紹介するから、是非とも車選びの参考にしてみてね!
この記事の目次
アバルト・595コンペティツォーネ
アバルトは、フィアット車などをベースとした高性能モデルを手掛けるイタリアの自動車ブランドです。
どのモデルも魅力十分ですが、買って後悔しない1台をあげるとすれば「595コンペティツォーネ」でしょう。
アバルトには、フィアットのパイクカー「500」をベースとしたホットハッチがいくつかラインナップされていますが、その中でも595コンペティツォーネは最もハイパフォーマンスなモデルです。
スタイリングは愛らしい500のイメージを踏襲しながらも、フロント&リア回りに専用デザインを採用し、スポーティなイメージを演出しています。
いわゆる「かっこ可愛い」デザインに仕上げられているので、多くの人が魅了されるはずです。
搭載されるエンジンは1.4L直4ターボで、スペックは最高出力180ps / 最大トルク25.5kg・m(スポーツスイッチ使用時)と、一クラス上のモデルに匹敵するパワフルさを誇ります。
出力特性は今時珍しい「ドッカンターボ」で、アグレッシブな加速感が味わえるタイプです。
そんな、いかにもイタ車らしいキャラクターに加え、刺激的なサウンドを奏でるマフラー「レコードモンツァ」が標準装備される点も、595コンペティツォーネの大きな魅力といえるでしょう。
そして、絶対的なパフォーマンスの面でも0-100km/h加速6.7秒の駿足を誇るので、高速道路の料金所ダッシュを痛快に決められます。
また、ハンドリングもゴーカート感覚のクイックなものなので、ワインディングやサーキット走行を存分に楽しめるはずです。
トランスミッションは5速MTとシングルクラッチ式の5速AMTが選べ、価格はそれぞれ376万円、392万円となっています。
車格の割に高価かもしれませんが、価格に見合った、いやそれ以上の刺激を与えてくれる1台といえるでしょう。
595コンペティツォーネはかわいい外観に専用のデザインを加えることでスポーティに仕上げているね!
何といっても注目はレコードモンツァと言われるスポーツマフラーだね!どんな音がするのか一度聞いてみたいなぁ!
アルファロメオ・ステルヴィオ
アルファロメオは、スポーツカーやスポーティなセダンなどを得意とするイタリアの自動車ブランドです。
そんな同社が初めて手掛けたSUVが「ステルヴィオ」ですが、初物とは思えないほどの完成度に加え、しっかりアルファロメオらしい個性が備わっている点が大きな魅力になっています。
具体的な魅力のポイントには、まずスタイリッシュなエクステリア・デザインがあげられるでしょう。
伝統の盾型グリルが備わるハンサムなフロントマスクや躍動的なフォルムは、一般的なSUVのイメージからかけ離れたかっこよさが感じられます。
そして、外観から受ける期待を裏切らない走行性能も、ステルヴィオの大きな魅力です。
エンジンは2L直4ガソリンターボ(最高出力280ps / 最大トルク40.8kg・m)と2L直4ディーゼルターボ(最高出力210ps / 最大トルク47.9kg・m)が用意され、共にアルファの名に恥じない駿足を誇ります。
また、50:50の前後重量配分を実現していることもあり、SUV離れした高水準なハンドリングを備えている点も魅力のひとつです。
ステルヴィオなら、高速道路やワインディングロード、雪道やちょっとした悪路など、どんな道でも気持ちの良い走りが堪能できることでしょう。
価格は617万円~691万円と少々張りますが、それだけの内容を備えているので、買って後悔することは決してないはずです。
ステルヴィオのお顔についてるグリルがとっても個性的ね!盾に似ているから盾型グリルっていうのね。
エンジンはガソリンとディーゼルがあるけど、どっちもパワフルだからお好きな方を選ぶといいわね。
ルノー・メガーヌGT
フランスのルノーが生産するCセグメントハッチバック「メガーヌ」は、欧州では「フォルクスワーゲン・ゴルフ」と真向からぶつかるモデルです。
そして、車としての完成度もベンチマークと目されているゴルフに引けを取りません。
日本には上級グレード「GT」と廉価グレード「GT-ライン」の2タイプが導入されていますが、買って後悔しないのは、何といっても4輪操舵システム「4コントロール」が搭載されるGTでしょう。
コーナーをグイグイと曲がっていく感覚は4輪操舵システムならではのもので、ワインディングロードは勿論のこと、街角を曲がるだけでも楽しくなること請け合いです。
この点だけでもメガーヌGTを買う価値があるくらいですが、最高出力205ps / 最大トルク28.6kg・mを発生する1.6L直4ターボエンジンによるパワフルな動力性能も魅力のひとつになっています。
更に、フランス車には珍しく安全運転支援システムが充実している点も見逃せないポイントです。
339万9,000円という価格は輸入車としては頑張った設定で、この点も評価に値します。
メガーヌGTには4コントロールが付いてるから、普通の車よりキビキビ曲がれるのかなぁ。
山道なんかで走ると思った通りの走りができて、運転が上手くなった気になれたりして~♪
アルピーヌ・A110
フランスの自動車ブランド、アルピーヌが54年ぶりにリバイバルさせたスポーツカー「A110」は、いま最も熱いイタ・フラ系スポーツカーといっても過言ではありません。
先代A110を現代風にアレンジしたスタイリングはとても魅力的で、このデザインだけでも手に入れる価値があるといえるでしょう。
勿論、決して見た目だけが売り物の車ではなく、中身の方も実に魅力的なスポーツカーに仕上がっています。
ミッドに搭載される1.8L直4ターボエンジンは最高出力252ps / 最大トルク32.6kg・mで、スペックだけを見れば特別高出力とはいえません。
しかし、車両重量が僅か1.1トンほどに過ぎないため、そのパフォーマンスは第一級です。
0-100km/h加速タイムは僅か4.5秒で、2.5Lターボエンジンを搭載する「ポルシェ・718ケイマンS」に匹敵します。
それに加え、ワインディングロードをヒラヒラと舞うような軽快なハンドリングはライトウエイトスポーツならではのもので、718ケイマンでは決して得られません。
また、スポーツカーとしては良好な居住性や乗降性を持つことに加え、視界も良いので、気軽に日常ユースできるのもA110の美点です。
車としての魅力を考えれば、790万円~841万円の価格もリーズナブルとさえいえるので、買って後悔することはまずないでしょう。
A110はスポーツカーだから走りが凄いのはわかるけど、乗り心地や乗り降りもしやすいから普段使いもOKなんだね!それは有難い!
価格は安くはないけどスポーツカーとしてみれば親切な設定なのかな?!
プジョー・5008
フランスのプジョーが生産するクロスオーバーSUV「5008」は、国産車やドイツ車にはない味わいを備えている点が魅力です。
スタイリングは躍動的で、いかにもプジョー車らしい洒脱な雰囲気も兼ね備えています。
室内は3列シート7人乗り仕様で、SUVでありながらMPVとしての性格も併せ持つのが特徴です。
3列目シートは決して広いとは言い難いものの、いざという時あるとないでは大違いでしょう。
また、小径ステアリング越しに見るデジタルメーターは斬新で、独特なインターフェイスと共に魅力のひとつになっています。
エンジンは1.6L直4ガソリンターボ(最高出力165ps / 最大トルク24.5kg・m)と2L直4ディーゼルターボ(最高出力180ps / 最大トルク40.8kg・m)が用意されますが、この車のキャラクターに合っているのはトルキーで燃費も良い後者です。
しかし、5008にとってエンジンはあくまでも脇役で、重厚かつフラットな乗り心地や、ビシとした直進安定性こそが神髄といえます。
長距離の移動でもドライバーは疲れないはずですし、他の乗員も快適に過ごせるはずです。
価格は404万円~473万円で、このクラスの輸入SUVとしてはリーズナブルといえます。
特にロングドライブの機会が多い方なら、買って後悔することは決してないはずです。
プジョーの5008はSUVなのに3列シートの7人乗りで、ミニバンみたいな感じで乗れるみたいね!
走りに安定感があって乗り心地もいいっていうから、ロングドライブでも快適に過ごせるわね!
国産車/ドイツ車にはない個性を楽しむ!買って後悔しないイタ・フラ車おすすめ5選のまとめ
ここで紹介した5台は、国産車やドイツ車では得難い個性を備えているだけでなく、車としての完成度も高いモデルばかりだよ!
手に入れることで大きな満足感が得られるはずだから、後悔することは決してないと思うよ!