買い物や送迎など、車を街乗りメインで利用している人も多いと思うんだ。
もしあまり遠出をする機会がないなら、なるべく街中で気持ち良く走れる車を選んだ方がベターだよ。
ここでは、街中をキビキビ走れる車を5台選んで紹介するから、是非とも参考にしてみてね!
この記事の目次
日産・ノート e-パワー
日産のベストセラーコンパクトカー「ノート」は、ボディサイズが5ナンバー枠に収まっているため、基本的に街乗りに適しています。
中でもおススメなのが、シリーズ式ハイブリッドシステムを搭載する「e-パワー」シリーズです。
e-パワーシリーズの最小回転半径は5.2mとこのクラスとしては大きめですが、パワートレインにそれを補って余りある魅力があります。
モーターの力のみで走行するノート eパワーは、0回転から最大トルクを発生するモーターの恩恵に100%預かれるのです。
発進加速は実に強力で、2Lクラスのガソリン車も顔負けといえます。
また、アクセルを戻すと強力な回生ブレーキが掛かるため、ブレーキを踏む機会が少なくて済むことも大きなメリットです
ハンドリングに関しては、ワインディングロードではノーズヘビーが気になることもありますが、街乗りでは特に問題になりません。
もしクイックな操舵感を望むなら、ホットモデルの「ニスモ」を選ぶと良いでしょう。
ノート e-パワーシリーズは、モーターの特性のお陰で街中を実にキビキビと走れる車に仕上がっています。
ノートe-パワーって電気自動車なのね。モータ-で走るらしいけどエンジンは発電機っていうことかしら。面白い仕組みね!
電気自動車ってのんびり走るイメージがあったけど発進加速は相当速いみたいだから、調子に乗ってお巡りさんに怒られないようにしないと・・・
マツダ・デミオ ディーゼル車
国産コンパクトカーで街乗りに適した車をもう1台選ぶとすれば、マツダの「デミオ」があげられます。
街中の雑踏でも使いやすい5ナンバーサイズのボディに搭載されるエンジンは、1.5LガソリンNAと1.5Lディーゼルターボの2種類です。
1.3L時代よりもパワフルになったガソリンも良いのですが、街中をよりキビキビと走れるのは、強力な中低速トルクを誇るディーゼルの方になります。
アクセルをひと踏みすると車体がグイっと前に押し出される感覚は、このクラスのガソリン車ではなかなか得られないものです。
トランスミッションは6速MTとロックアップ機構付の6速ATが選択できますが、渋滞に巻き込まれた時のことを考えると、やはりATが良いでしょう。
ハンドリングはキビキビ感は薄いものの、正確でステアリングフィールも良いので、街乗りでストレスを感じることはないはずです。
また、最小回転半径は4.9mと十分小さいので、Uターンなどで困ることもありません。
トルキーさが魅力のディーゼルエンジンを搭載するコンパクトカーは、国内ではデミオだけなので、貴重な存在といえるでしょう。
デミオがキビキビ走れる車に選ばれたよ~!ディーゼルエンジンは中低速のトルクがあるから街中でもキビキビした走りができるんだね。
ディーゼルエンジンのコンパクトカーは日本ではデミオだけだっていうから、なんか特別感があっていいなぁ~!
スズキ・アルト F
軽自動車は、その小さなボディサイズから街乗りに最適なカテゴリーですが、キビキビ感を求めると意外に選択肢は限られてしまいます。
その中の数少ない1台が、スズキのハッチバック車「アルト」です。
アルトの最大の特徴は600キロ台という断トツの軽さにあり、お陰でターボがなくてもキビキビと走ることができます。
特におススメなのが、5速AGSが組み合わせられる最廉価グレード「F」です(※5速MTも選択可)。
理由は、CVTを搭載する上級グレードよりもダイレクト感があり、よりキビキビした印象を受けるからです。
また、AGSは重量が軽く、CVT車よりも前輪に掛かる荷重が小さくなるため、ハンドリングもより軽快に感じられます。
最小回転半径も僅か4.2mに抑えられているので、狭い路地での切り返しも楽勝です。
価格も安いので、街乗り用の車としてかなりおススメできます。
アルトは軽自動車だけど、とっても重さが軽いからキビキビした走りができるのかなぁ?!
小回りがきくから狭いところでUターンする時もドキドキしないで済みそうだね~。値段が安いのは二重丸◎♪
スマート・フォーフォー ターボ
輸入車の中で街中をキビキビ走れる車といえば、シティカーとして誕生した「スマート」が筆頭にあげられます。
2人乗りの「フォーツー」の方が車両重量が軽い分、動力性能の面で有利ですが、ここでは汎用性を重視して4人乗りの「フォーフォー」を選びました。
フォーフォーはフォーツーよりも全長がずっと長いものの、それでも一般的なコンパクトカーよりひと回り小振りなので、市街地の走行に大変適しています。
グレードについては、1L NAエンジンを搭載する「パッション」はややノンビリした走りなので、キビキビ感を求めるなら0.9Lターボエンジン搭載の「ターボ」が良いでしょう。
ハンドリングはRR方式ならではのノーズの軽さが感じされ、街角を曲がる時も実に軽快です。
また、最小回転半径は軽自動車も顔負けの4.1mで、とにかくステアリングが良く切れ驚くほど小回りが効きます。
パワートレインの魅力では先ほど紹介した国産コンパクトカー2台に一歩を譲るものの、こうしたハンドリングや小回り性はこの車の大きな魅力です。
フォーフォーはエンジンが後ろの方に付いてて、後ろのタイヤが回るRRっていう方式だから曲がるときの性能がいいんですって。
要するに車の前の方が軽いから、キビキビ曲がれるってことね!だんだん車の事がわかってくると面白くなってくるわね!
フィアット・500 ツインエア
輸入車の中からもう1台あげるなら、フィアットのお洒落なコンパクトカー「500 (チンクエチェント)」です。
ボディサイズは先ほど紹介したスマート・フォーフォーと同じくらい小さいので、街乗りにピッタリといえます。
エンジンは1.2L直4NAと「ツインエア」と呼ばれる0.9L直2ターボの2種類が用意されていますが、キビキビ走りたいならツインエアで決まりです。
ツインエアユニットは気筒数の少ないエンジンならではの瞬発力があり、ドライバーが意図した通りの加速ができます。
また、低回転域でのドコドコした鼓動もこのエンジンの魅力です。
駆動方式はFFなので、ハンドリングの軽快感ではスマートに一歩を譲るものの、単独でみれば十分軽快といえます。
最小回転半径は4.7mで、FFのコンパクトカーとしては小回りが効く方です。
フィアット・500は単に見た目が可愛いパイクカーというだけに留まらず、街乗りメインの実用車として大変魅力的に仕上げられています。
500ツインエアは、ちょっと変わった2気筒のエンジンにターボが付いてるから、瞬発力ある走りができるんだね!
見た目も可愛いし、小回りも効くから女性にも人気がありそう♪
街中をキビキビと走るために必要な条件は?
まず、狭い路地を躊躇なく走るにはボディサイズが小さい方が望ましいので、軽自動車か5ナンバーサイズのコンパクトカーがベターといえます。
全幅が狭ければ離合も楽で、どちらかがすれ違える場所までバックして・・・などという時間の無駄もなくせるので合理的です。
次に、パワートレインの特性も重要なポイントになります。
特にパワフルである必要はないものの、発進・停止の繰り返しになる街中では中低速トルクの太さが重要です。
また、ハンドリングに関しては限界の高さなどは要求されませんが、交差点を曲がる時に気持ちの良い操舵感があった方が良いでしょう。
勿論、小回りも効くに越したことはありません。
上記で紹介した5車種は、こうした要素が含まれるおすすめの車と言えます。
狭い道でもOK!運転がしやすく街中をキビキビ走れる車おすすめ5選のまとめ
高速道路などを利用してロングドライブをするなら、大きくてパワフルな車に分があるけど、こと街乗りとなればコンパクトカーや軽自動車の利点が光るよ!
ここで紹介した5台なら、街中でキビキビした気持ちいい走りができるから、お出かけが楽しくなるかもね!