マツダ2のインパネや内装、インテリアデザイン、荷室の評価です。
この記事の目次
マツダ2の内装は豪華?チープ?
マツダ2のインパネまわり
※マツダ2 出典mazda.co.jp
マツダ2の内装は豪華ではありませんが、コンパクト車として他社よりもワンランク上の質感を持っています。
パネルなどにプラスチィックは使われていますが、チープさは感じません。
エアコンまわりの作りは、フルオートでも操作はダイヤル式です。しかしこのダイヤル部分は、グロス塗装された光沢のある材質でできており、より質感が高められています。
L Packageのグレードでは、助手席前にソフト素材の合成皮革製デコレーションパネルなどが装着され、他車にはない華やかさがあります。
マツダ2の特徴的な内装といえば、カーナビです。
運転中でも見やすい位置にあり、かつ視界の邪魔になりません。
ナビの操作は、コマンダーコントロール以外にも、停車中だけディスプレイにタッチすることでも可能です。
ただ、ディスプレイがダッシュボードの上にありドライバーから位置が遠いため、必ず姿勢を前屈みにしないと届きません。
ガソリン車とディーゼル車ともに、TouringとTouring L Packegeのグレードには、アクティブドライビングディスプレイが装着されます。
エンジンをONにすると、メーターフードの上にディスプレイが立ち上がり、車速やナビのルート誘導などの情報を表示します。
ほど良い距離で目の前にディスプレイが表示されるため、ほとんど視線をそらさずに確認することができます。
ただ、デジタル式のタコメーターの場合は小さすぎること、目盛りが1,000回転ごとなのでパッと見た時に分かりにくいことが残念です。
マツダ2のシートまわり
※マツダ2 出典mazda.co.jp
L Packageのグレードでは、シートとドアトリムにオフホワイトのクロス/レザーが使われています。
白い革は汚れが目立ちそうですが、他社にはない仕様で非常に質感が高くなっています。
シートまわりは13Sのような普通のグレードでも、ウレタンステアリング以外では十分に質感が高く、乗っている時はコンパクト車であることを忘れるほどです。
マツダ2の収納は少ないです。数も少ないですが、大きな物を置くスペースがありません。CDも置く場所に迷ってしまいます。
軽自動車にはちょっとした収納があちこちにあって工夫されていますが、マツダ2にはほとんどないため、もう少し工夫してほしかった点です。
カップホルダーはサイドブレーキレバーの後側にありますが、500ml以上のペットボトルなどは左肘がぶつかってしまいます。
シートベルトを軽く引き出せるのは、意外に便利なポイントです。
シートベルトを絞める時、どうしても体をひねってシートベルトを引き出しますが、この動作でベルトを引き出すときの力が盲点です。
重い場合は、ベルトを絞める度に力を使いますが、マツダ2のように軽いと苦になりません。こんなところにも乗る人の事を考えています。
マツダ2の運転席と助手席シートの評価
前席の居住性
シートは比較的ゆったりとしています。足元も広めで、助手席も楽です。
運転席と助手席には、3段階の温度を調整できるシートヒーターが装着されています。寒い地域の方にとっては、便利な装備です。
前席の乗り心地
シートにも新開発の振動吸収ウレタンを採用し、どんな体型の方が腰を落としても、しっかりとフィットするようになっています。
ガソリン車、ディーゼル車ともに乗り心地は硬いと感じる方が多いと思います。路面の粗さや段差がそのまま伝わってきます。荒れた路面では跳ねる印象が残り、しなやかとは言えないでしょう。
一般道では硬いと感じていた乗り心地が、荒れていない路面の高速道では安心して運転できるような印象です。
高速道路などでは、車線をキープして走行しているときや車線を変更するときには、フラツキ感がなく、ステアリングも安定しています。疲れにくく、コンパクト車以上のクラスと同じように感じるはずです。
マツダ2の後席シートの評価
後席の居住性
※マツダ2 出典mazda.co.jp
後席は余裕がなく、狭く感じます。
座った時の位置が低めなので、なおさらです。また、前席のヘッドレストが比較的大きいので、前方視界が妨げられ圧迫感があります。
後席にはほとんど乗らずに、前席だけ乗ると割りきって使うには良いでしょう。家族を乗せてドライブする場合は、ドライバーは楽しいと思いますが、後席は大変です。
後席の乗り心地
少しの段差であれば、運転席より滑らかな乗り心地となっています。
荒れた路面や大きな段差になると、さすがにそれなりの衝撃があります。しかし、後席は全席よりもシート自体が柔らかくなっていることも影響しているのか、しなやかな乗り心地です。
マツダ2の荷室は荷物をどのくらい積める広さ?
※マツダ2 出典mazda.co.jp
後席を倒さずそのままで荷室を使う場合は、毛布などを畳んで横に並べると、4~5枚程度のスペースです。
荷室は、左右の出っ張りが小さく床面もフラットになっています。
ホンダフィットと荷室の広さを比べると、横幅と後席を倒した時の奥行寸法に差があります。フィットの横幅と後席を倒した時の奥行は、カタログ値で1110mmと1510mm。
マツダ2は930mmと1260mmで、横幅180mm、奥行250mm狭くなっています。
荷物を積む時は、意外とこの差は大きいのではないでしょうか。
また、リアゲートの開口部が横•高さともに狭く、荷物の出し入れもフィットの方が楽です。荷室のユーティリティでは、フィットの方が高いです。
マツダ2のシートアレンジは?フラットにして車中泊できる?
マツダ2のシートアレンジ
後席が6:4の分割可倒式となっています。
可倒式と言っても、後席の背もたれが前方へ倒れるだけなので、フルフラットにはなりません。また、後席はリクライニングできず、背もたれの角度は一定です。
アレンジするとしたら6:4のどちらか、または両方倒してスペースを作るくらいでしょうか。この時も、背もたれによる段差は大きく水平にはならないので、使い勝手は良くありません。
マツダ2で寝れる?
一人でも体を横にして、足を伸ばして寝ることはできません。シートを倒して仮眠を取るのが精一杯でしょう。この時に、荷物を置く場所も悩ましいところです。
コンパクト車とはいえ、デザインに重みをおいていますので車内のユーティリティは限られてしまいます。
下取り車があるならさらに新車の総額を下げる事が出来ます!
新車購入で気になるのは値引きや総支払額ですが、もし下取り車があるなら、さらに支払額を下げる事が出来ます。
もちろん値引き交渉が苦手でも、簡単にできる方法なので、是非ご参考ください。
ディーラーはウソを付いている!?
新車を買うなら、取り合えずディーラーで査定してもらう人が大半でしょう。管理人も毎回そうです。
しかし、ここで注意したいのは、「ディーラーは下取り金額でウソを付いている」ケースが多い事です。
正確には、本来ある相場よりも低い下取り金額を伝えて来ます。
相場よりも低い金額で買い取れれば、新車とは別に下取り車でも大きな利益を得る事が出来ます。
なので、新車から値引きしても、下取り車の利益で補てん出来てしまうので、ディーラー的には損が無いと言う事になります。
ユーザーにとっては損しかありませんね・・・
ディーラーに騙されないためには?
以前、管理人はBMW1シリーズ(116i)を買い替える時に、ディーラーで査定してもらいました。その時の下取り金額は85万円です。
ただ、ディーラーが本来の相場よりも安めに言ってくる事は知っていたので、比較するために買取店にも査定を申し込みました。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の相場を教えてくれます。
そこで出た金額は、ディーラーよりも20万円も高い金額でした。
次回ディーラーに行った時に、「買取店では105万円と言われましたけど・・」と伝えて見ると、セールスさんは少々慌てて上司に確認を取りに奥へ引っ込みました。
10分ほど経って戻ってくると、「うちもギリギリの線なので103万円+リサイクル預託金でいかがですか?」と言われました。
リサイクル料の戻りも加算すると、約104.2万円になります。
その時の契約書はこちらです。
もし最初の85万円で契約していたら、19万円もの損をする所でした・・・
この時した事は、買取店の査定サイトで表示された概算相場をディーラーに伝えただけです。
これだけで19万円もアップしたので、やっぱりディーラーは下取り金額を安く見積もって来たんだな、と思いましたね。
ディーラーの査定より高ければ買取店へ売る選択も
ディーラーで契約の時に、「BMは買取店へ売る事になるかもしれないので、その時は下取りに入れない事を承知してもらえますか?」と伝えたら、あっさりOKしてくれました。
これで納車直前に、査定サイトで申し込んだ買取店に査定してもらい、ディーラーより高ければ買取店へ売る事が出来ます。
もしディーラーの方が高ければ、そのままディーラーへ下取りに入れる事でセールスさんからOKをもらってます。この方法は、納車直前まで自分の車に乗っていられるのでおすすめです。
そして納車前に実際に2店の買取店に査定してもらいました。
1店目は、ディーラーの104.2万円に対して107万円。
そして2店目には、「1店目で110万円、120万なら即決」と少し盛って伝えると、「120は相場を超えちゃってるので無理ですが・・・110ですか~・・・116万円ではいかがでしょう?」と、ディーラーよりさらに11.8万円のアップに成功です!
その時の契約書です。
一番最初の査定金額は、ディーラーの85万円だったので、実に31万円の上乗せに成功しました。
ディーラーだけでなく買取店の査定を検討して、本当に良かったと思いましたね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分足らずの入力で申し込み後、画面上に自分の車の概算相場が表示されるので、管理人のようにディーラーの下取り金額と比較したい方、すぐに愛車の相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
限界まで値引きを引き出すマツダ2の値引き交渉術
一回の交渉だけで、マツダ2から限界値引きを引き出す方法です。
短期間でしかも手間なく出来るので、何度もディーラーへ行く時間がない方、交渉事が苦手な方でも出来る方法です。
是非ご参考ください。